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占星術とヒプノセラピーで

使命を生きる★

星よみヒプノセラピスト

おおつみきこです。

心をほぐすヒプノセラピーと

持って生まれた「強み」を伝える

星の言葉で

使命を生きたい人の最初の一歩をサポート

子宮腺筋症/不妊/子なし夫婦

 

私は30歳の時、子宮頸がん(高度異形成)の

告知を受けました。

 

 

高度異形成って

厳密にいえば「がん」ではないのかもしれません。

しかし、その時の先生からは

「がんの0期です」と説明を受けました。

 

 

聞いたときはもう

ショックの一言。

 

 

私の中では

がん=死

だったからです。

 

 

というのも、私は母を

胃がんで亡くしていたから。

 

 

当時母は、43歳の誕生日を迎えたばかり。

私は18歳、弟は15歳の時でした。

 

 

母の病気が発覚した時に告げられたのは

がんの末期

余命半年。

 

 

その年の1月に入院し、

亡くなったのはその年の5月でした。

 

 

父は憔悴しきっており

喪主もつとめられないほどでした。

 

 

それから家族3人、

それぞれが母の死を乗り越えて

今があります。

 

 

母が亡くなって、父はことあるごとに

「がんには気をつけろ」

「早めに検査は受けておけ」

というようになりました。

 

 

 

 

⇩緊急持ち出し袋に入れている母の写真

 

 

 

そんな私が子宮頸がんの告知を受けた時

頭によぎったのが

家族にどんなふうに伝えよう・・・でした。

 

 

 

男だから子宮の病気は分からないかもしれない

 

「死」をすぐに想像してしまうかもしれない

 

泣かずに伝えることはできないだろう

 

自分だって怖いのに、家族はどう感じるだろうか

 

必要以上に心配をかけるかもしれない

 

父は、ショックを受けてまた落ち込むかもしれない

 

 

いろいろ考えて、

普通に話すことはできないと思い

お酒を飲んで酔った勢いで伝えましたw

 

 

「子宮頸がんの診断を受けてしまった。

 でもがん保険入ってるし、大丈夫だよ」

的なことを言ったと思います。

(なぜかがん保険に入っていることは強調した)

 

 

父はそのままフリーズ。

 

 

弟は

「でも治るんでしょ!?」

と。

 

 

私は

「これから治療受けるから」

とだけ伝えたと思います。

 

 

父は

「そうか・・・。

 母さんもがんだったからなぁ」

と呟いていました。

 

 

女に生まれたのに

女性にとって大事な臓器を失うかもしれない。

 

父に孫の顔を見せられないかもしれない。

 

親不孝なのかもしれない。

 

 

そんな気持ちが溢れて

涙が止まりませんでした。

 

 

 

 

その後がん治療は無事終わり

今はこうして元気に暮らしています。

 

右矢印突然突き付けられた「子宮腺筋症」と「がん0期」の診断

右矢印前世療法で分かった、度重なる子宮の病気のワケ

 

 

今は70代のおじいちゃんになった父。

 

 

「みきがおってくれて助かるよ」

と帰省するたびに言ってくれます。

 

 

孫を見せるという親孝行はできませんでしたが

私が「楽しく生きている」という

親孝行はできているのだろうと思っています。