算数で偏差値81 ⑥具体的な教え方 | ミケコロ 公立中高一貫校 高2兄と中2弟 適性検査対策 都立中高一貫校

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同じ都立中高一貫校の高2と中2の兄弟の母。主に幼児教育から都立中高一貫高入試、大学受験に向けた記事を載せています。ビートルズ英語等のマニアック記事も有り。中堅国立大文系卒。こどもは凡人家系ですが、早期教育(主に算数)で引っ張りあげてきました。

発達段階で教え方は変えていますが、概ね以下の通りです。

 

① 一緒に問題を読む。

② 受験テクニックを、親がマスターして子に教える

③ 計算過程を徹底的に見張る

④   問題集の解説をよく読む(3/18追記)

⑤   分からないときは、図や線を一緒に書いて解く

⑥   「分からない」「教えて」というまで一人でやらせる

⑦  小さいときは、子どもを膝の上に乗せる

⑧  たくさん褒める

⑨  解いている側から丸付けをする(3/5追記)

 

 

 

①一緒に問題を読む。

 

「分からない。」といっても、私と一緒に問題文を読むと、分かるときがあります。

 

「お母さんとやると、なぜか分かる。」と言います。

 

②受験テクニックを、親がマスターして子に教える

 

私は、中学受験の経験がありません。

 

つるかめ算は、中学受験算数の世界では、「面積図」を使って解きます。

 

この「面積図」というのはよくできていて、平均を求めるときも、食塩水の割合を求めるときも応用できます。

 

よく、親が受験算数の問題を教える際、「X」「Y」で教える話を聞くのですが、「X」「Y」を使ってしまうと、問われていることの本質が見えてこないのです。

 

ビジュアルで、どの部分を求めればよいかが分かるほうが、真に理解できると思うのです(私は初めて面積図を知ったときは、感動しました)

 

 

 

 

③計算過程を徹底的に見張る

 

・ 計算ミスはないか 

 

・ 問題を勘違いしていないか

 

・ かっこでまとめて計算すべきことを、やっているか

 

・ 小数から分数(例えば0.25を4分の1)に直したほうが良い場合、しているか

 

・ 割り算をしてから掛け算をしているか

 

・ 先にしたほうがよい掛け算をしているか(例 25×4=100になるところを見つける)

 

・ 最後に3.14を掛けているか

 

・ 有名な掛け算は暗記しているか

(3.14X 2  , 3.14 X 4  等 ↓参照)

 


④問題集の解説をよく読む

上記②、③について、トップクラス問題集やZ会グレードアップ問題集、自由自在問題集の解説には、推奨する解法や計算過程が載っています。


この解説には、各出版社ノウハウがたっぷり詰まっています。


「X、Yを使って解けたからいい。」

「最終的に答えが合っていたからよい。」


見過ごすのは、大変もったいないです。


子どもが解く過程と、解説とを、徹底的に見比べます。

 

⑤分からないときは、図や線を一緒に書いて解く

 

例えば年齢算のとき、

「じゃあまず、お父さんの年齢を線で引こうか。」

「次に兄の線を引いてみて」

「この線の差が、どうなればいいんだっけ?」

 

みたいな感じで、なるべく一緒に解いています。


なお、マス目のある紙を、メモ用紙としていつも手元に置いておくといいです。ノートじゃなくて紙がいいです(紙の方が手元がすっきりするから)。うちのリビングテーブルには引き出しが付いており、いつもメモ用紙が入っています。

 

⑥「分からない」「教えて」というまで一人でやらせる

 

これは家庭学習の最大のメリットだと思います。

 

考えているときに、答えを先に言われることほど、頭にくることはないです(by長男)。

 

集団塾だと、時間が来ると先生が解説してしまうし、個別塾だと、一人でじっくり考えている間も、先生の時間給が発生してしまいます。

 

⑦小さいときは、子どもを膝の上に乗せる

 

小1くらいまで、膝に乗せていたように思います。

 

甘えもあって、膝に乗るほうがやる気がアップしたようです。

 

大きくなって、膝に載せられなくなっても、お子さんの背中に手を当ててください。

不思議なことに、問題を解く力がアップしますよ。

 

⑧たくさん褒める

 

自分が凡人だったものですから、もうこの年でこんな問題がとけるの?と心底びっくりします。

 

子ども達には、心から褒めているのが伝わっていると思います。

 

 ⑧   解いている側から丸付けをする(3/5追記)

 

解き直しも、記憶が新しいうちのほうが効率がよいです。

 

小さいうちは❌を付けなかったです。全問⭕️になったほうが気持ちがいいですからね。

 

答えが違っていたら、違うよ〜って声掛けて、子どもが答えを書き直して、合ってたら⭕️を付けます。

 

その代わり、もう一度やったほうがいいと思った問題は、問題番号の左に、小さい印✔︎を付けておきます。

 

 

 

 

子どもが幼いうちは、「お母さん、お母さん」「一緒にやろ~」攻撃がすごかったです。

 

子どもを膝の上に載せて、徹底的に計算過程を見張るのですから、かなり手間がかかります

 

だけど、問題を解くのに余計な時間がかかると、子どものやる気がそがれてしまいます。

 

子どもが気分よく問題を進められるために、かなり気を使いました。

 

今では、長男が勉強しているところに近づくと、「あっちに行ってて」と言われます笑い泣き

 

必ず親離れする時があります。

 

子どもから拒否されるまでは、子どもの面倒を見てあげて欲しいです。

 

 

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