発達段階で教え方は変えていますが、概ね以下の通りです。
① 一緒に問題を読む。
② 受験テクニックを、親がマスターして子に教える
③ 計算過程を徹底的に見張る
④ 問題集の解説をよく読む(3/18追記)
⑤ 分からないときは、図や線を一緒に書いて解く
⑥ 「分からない」「教えて」というまで一人でやらせる
⑦ 小さいときは、子どもを膝の上に乗せる
⑧ たくさん褒める
⑨ 解いている側から丸付けをする(3/5追記)
①一緒に問題を読む。
「分からない。」といっても、私と一緒に問題文を読むと、分かるときがあります。
「お母さんとやると、なぜか分かる。」と言います。
②受験テクニックを、親がマスターして子に教える
私は、中学受験の経験がありません。
つるかめ算は、中学受験算数の世界では、「面積図」を使って解きます。
この「面積図」というのはよくできていて、平均を求めるときも、食塩水の割合を求めるときも応用できます。
よく、親が受験算数の問題を教える際、「X」「Y」で教える話を聞くのですが、「X」「Y」を使ってしまうと、問われていることの本質が見えてこないのです。
ビジュアルで、どの部分を求めればよいかが分かるほうが、真に理解できると思うのです(私は初めて面積図を知ったときは、感動しました)
③計算過程を徹底的に見張る
・ 計算ミスはないか
・ 問題を勘違いしていないか
・ かっこでまとめて計算すべきことを、やっているか
・ 小数から分数(例えば0.25を4分の1)に直したほうが良い場合、しているか
・ 割り算をしてから掛け算をしているか
・ 先にしたほうがよい掛け算をしているか(例 25×4=100になるところを見つける)
・ 最後に3.14を掛けているか
・ 有名な掛け算は暗記しているか
(3.14X 2 , 3.14 X 4 等 ↓参照)
④問題集の解説をよく読む
上記②、③について、トップクラス問題集やZ会グレードアップ問題集、自由自在問題集の解説には、推奨する解法や計算過程が載っています。
この解説には、各出版社のノウハウがたっぷり詰まっています。
「X、Yを使って解けたからいい。」
「最終的に答えが合っていたからよい。」
と見過ごすのは、大変もったいないです。
子どもが解く過程と、解説とを、徹底的に見比べます。
⑤分からないときは、図や線を一緒に書いて解く
例えば年齢算のとき、
「じゃあまず、お父さんの年齢を線で引こうか。」
「次に兄の線を引いてみて」
「この線の差が、どうなればいいんだっけ?」
みたいな感じで、なるべく一緒に解いています。
なお、マス目のある紙を、メモ用紙としていつも手元に置いておくといいです。ノートじゃなくて紙がいいです(紙の方が手元がすっきりするから)。うちのリビングテーブルには引き出しが付いており、いつもメモ用紙が入っています。
⑥「分からない」「教えて」というまで一人でやらせる
これは家庭学習の最大のメリットだと思います。
考えているときに、答えを先に言われることほど、頭にくることはないです(by長男)。
集団塾だと、時間が来ると先生が解説してしまうし、個別塾だと、一人でじっくり考えている間も、先生の時間給が発生してしまいます。
⑦小さいときは、子どもを膝の上に乗せる
小1くらいまで、膝に乗せていたように思います。
甘えもあって、膝に乗るほうがやる気がアップしたようです。
大きくなって、膝に載せられなくなっても、お子さんの背中に手を当ててください。
不思議なことに、問題を解く力がアップしますよ。
⑧たくさん褒める
自分が凡人だったものですから、もうこの年でこんな問題がとけるの?と心底びっくりします。
子ども達には、心から褒めているのが伝わっていると思います。
⑧ 解いている側から丸付けをする(3/5追記)
解き直しも、記憶が新しいうちのほうが効率がよいです。
小さいうちは❌を付けなかったです。全問⭕️になったほうが気持ちがいいですからね。
答えが違っていたら、違うよ〜って声掛けて、子どもが答えを書き直して、合ってたら⭕️を付けます。
その代わり、もう一度やったほうがいいと思った問題は、問題番号の左に、小さい印✔︎を付けておきます。
子どもが幼いうちは、「お母さん、お母さん」「一緒にやろ~」攻撃がすごかったです。
子どもを膝の上に載せて、徹底的に計算過程を見張るのですから、かなり手間がかかります。
だけど、問題を解くのに余計な時間がかかると、子どものやる気がそがれてしまいます。
子どもが気分よく問題を進められるために、かなり気を使いました。
今では、長男が勉強しているところに近づくと、「あっちに行ってて」と言われます
必ず親離れする時があります。
子どもから拒否されるまでは、子どもの面倒を見てあげて欲しいです。
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