算数だけやると決めたら、進みは速いです。
なぜ算数だけ進めるか?
①算数で思考力を高める
近年、算数だけの中学入試が広まっているのを、ご存知でしょうか。
算数の能力がある子は、入学後、他の教科も伸びる傾向があるそうです。
算数には思考力が必要です。
算数で思考力を高めることは、すなわち頭のエンジンをよくすることです。
頭のエンジンを高めれば、他の教科にも応用できると、私は考えたのです。
②男子には算数が向いている
あくまでも、うちの2人の息子に感じたことです。
これは個人差が大きいと思います。
もし、私に娘がいたら、英語教育に力を入れていたかもしれません。
言語能力の低い男子に、国語や英語のお勉強をさせるかわりに、まずは読書量を増やすことを重視しました。
③算数ができると、自分は優秀だ!と勘違いさせる
算数ができると、算数の授業が退屈になるみたいです。
「だったら、もっと優秀な子が集まる学校に行ったら?」と声をかけると、長男はその気になりました。
もう、あんなダラダラとした授業は受けたくないそうです。
④早めに算数をマスターすると、世の中に算数を応用することが、たくさんあると早めに気付く
カーナビ―に、目的地までの距離と時間が表示されますよね。
市街地だと時速30km、高速だと時速80kmで計算しているんだよ、と説明したことがあります。
お店に行って、割引や消費税の計算の説明もしたことがあります。
日常生活に、算数を応用する場面がたくさんあることに、息子達が早めに気付けたのは、よかったと思います。
そして、日常生活の中で、自然と算数の計算をしていることがあったようです。
⑤早めに算数をマスターすると、基礎問題をあっという間に解ける
偏差値81.4と聞くと、よっぽど勉強やらせたんでしょう?(かわいそうに、教育虐待?
)とお思いでしょう。
ちがうんです。
算数の基礎問題が、あっという間に解けてしまうんです!
(凡人の私からすると、ビックリです)。
私が小学生のころ、速さの問題に、「ハジキ」を使って苦労していたのがうそみたいです。
基礎問題が早く解ければ、その分応用問題に時間を割くことができます。
応用問題をたくさん解けるから、さらにその上の難問にも取り組めるのです。
こうしてますます、平均的な子(かつての私)と差が付いてくるのです。
早めにピアノやスポーツをやらせると、上達のスピードが速いのと似ているのではないでしょうか。