マイレージ、マイライフ
昨年の秋頃までは、アカデミー作品賞も?などと言われながら、まったくかすらなかった『マイレージ、マイライフ』なかなか面白かったです。監督は『JUNO/ジュノ』のジェイソン・ライトマン。ジョージ・クルーニーが演じるライアン・ビンガムは、リストラで社員の首を切らなければならない会社に代わって「解雇」を言い渡す会社の優秀な社員。年間322日飛行機に乗り、全米の会社を渡り歩く。そこに大学を主席で卒業したばかりの、ITと心理学に強い理論派ナタリー・キーナーにテレビ会議のシステムを使ってリストラをリモートで言い渡すという方式に切り替えるプロジェクトをプレゼンされ、これによって、ライアンは人生で初めて、自分自身のリストラの危機を感じる、という展開。今のアメリカの状況を描いているのだが、日本の状況にも良く似ていて、日本人にもとても分かりやすい。体でのコミュニケーションに固執する世代とリモートアクセスで済ませる世代とのギャップの描き方に、うなずく人も多いのではないか。大学生や20代の社会人に是非観て欲しい作品だ。
自信をつけるには
この数ヶ月、ツイッターをやっていて気づいた事がある。自分に自信を持っている人と持っていない人の視点が明確に現れる事。ちょっと大雑把な見方だけど、自信のある人は自分の言いたい事が論理的に伝わっているかどうかがポイントで、自信の無い人は内容が論理的かどうかよりも、読んだ相手の気分感情がポイントという印象を受ける。そんな事を考えていた時に、以前NHK-BSでやってる「アクターズ・スタジオ自らを語る」にジュリア・ロバーツが出演していた時の事を思い出した。この番組は最後に、アクターズスタジオに通う生徒がゲストに直接質問をするコーナーがある。そこである俳優志望の女子生徒が「自信はどうやったらつくのですか?」という質問をした。その時のジュリア・ロバーツの答えが「自信のあるフリをする事よ」だった。そしてその後に、彼女自身のエピソードも話していた。自分も全く同感だ。自信のあるフリをしながら、新たな仕事を任せてもらい、その仕事をこなしていく。周りの目などを必要以上に気にしていては、やれる事もやれなくなってしまう。自信をつける機会など無くなってしまうだろう。
ラジオの将来
TBSラジオ、有料音声コンテンツのポータルサイトを開始
最近、やたらとラジオの周辺が騒がしい。TBSラジオが始めるポータルサイト、まだプレサイトという事だったが、見てみたがこれと言って目新しそうな所は無かった。先日も「在京・在阪の民放13局が3月からネット配信解禁へ」とニュースが流れ、配信が始まった。しかし、これでラジオは復活するのだろうか?どうもラジオ放送に関わる上層部の方々は、多くの人が聞ける環境を整えればリスナーも広告も戻ってくる、と考えているようなフシが見られる。それでは根本的な問題は解決しないだろう。
今のラジオ業界は長年続いた構造不況で人材が決定的に不足している。FM放送に関して言えば、かなり危機的な状況だ。新しい人材が入ってきても、将来的な不安や労働条件の悪さから20代後半から30才前半で、転職可能な優秀な人材はどんどん他の業種に移っていってしまう。新しいものを生み出す土壌が、どんどん損なわれているのだ。今やらなければいけない事は、しっかりとした将来のビジョンを立て、そのビジョンを実現するために人、モノ、時間を集中させる事だろう。長年にわたり、ラジオ放送が築いてきたものは尊重はするが、全てを0ベースにして新たに組み立てる時に来ている。思いつきで申し訳ないが、24時間放送する必要があるのか?再放送出来得る番組を作ってもいいのでは?などいろいろ議題は出てくるだろう。今のラジオ業界は、その場しのぎの考えで動いているように見えてしまう。
最近、やたらとラジオの周辺が騒がしい。TBSラジオが始めるポータルサイト、まだプレサイトという事だったが、見てみたがこれと言って目新しそうな所は無かった。先日も「在京・在阪の民放13局が3月からネット配信解禁へ」とニュースが流れ、配信が始まった。しかし、これでラジオは復活するのだろうか?どうもラジオ放送に関わる上層部の方々は、多くの人が聞ける環境を整えればリスナーも広告も戻ってくる、と考えているようなフシが見られる。それでは根本的な問題は解決しないだろう。
今のラジオ業界は長年続いた構造不況で人材が決定的に不足している。FM放送に関して言えば、かなり危機的な状況だ。新しい人材が入ってきても、将来的な不安や労働条件の悪さから20代後半から30才前半で、転職可能な優秀な人材はどんどん他の業種に移っていってしまう。新しいものを生み出す土壌が、どんどん損なわれているのだ。今やらなければいけない事は、しっかりとした将来のビジョンを立て、そのビジョンを実現するために人、モノ、時間を集中させる事だろう。長年にわたり、ラジオ放送が築いてきたものは尊重はするが、全てを0ベースにして新たに組み立てる時に来ている。思いつきで申し訳ないが、24時間放送する必要があるのか?再放送出来得る番組を作ってもいいのでは?などいろいろ議題は出てくるだろう。今のラジオ業界は、その場しのぎの考えで動いているように見えてしまう。
その科学が成功を決める
『その科学が成功を決める』そのタイトルそのものが、この本に詰まっていました。現在、社会人としていろいろと悩んでる事が多い人はもちろん、これから社会人になる学生にも是非読んでもらいたい本。ちょっと中身を紹介すると、
実験1「自己啓発」はあなたを不幸にする!
実験2「面接マニュアル」は役立たずだった!
実験3 イメージトレーニングは逆効果
実験4 まちがいだらけの創造力向上ノウハウ
など、実験10まであり、その項目では実験データをもとに、今まで世間で言われていた事が如何に間違っていたか、では実際のに効果を上げるにはどのような方法が良いのかが書かれている。実験1と実験2の項目は、自分としても世の中の通説みたいなものに疑問を持っていたので「やはりそういう事か」と、うなづける結果が書かれていた。もしかしたらこの事を早くから知っていれば、もっと違った人生を歩んでいたかもと思うほど(大げさかな)。かなりオススメしたい本です。
その科学が成功を決める/リチャード・ワイズマン

¥1,700
Amazon.co.jp
実験1「自己啓発」はあなたを不幸にする!
実験2「面接マニュアル」は役立たずだった!
実験3 イメージトレーニングは逆効果
実験4 まちがいだらけの創造力向上ノウハウ
など、実験10まであり、その項目では実験データをもとに、今まで世間で言われていた事が如何に間違っていたか、では実際のに効果を上げるにはどのような方法が良いのかが書かれている。実験1と実験2の項目は、自分としても世の中の通説みたいなものに疑問を持っていたので「やはりそういう事か」と、うなづける結果が書かれていた。もしかしたらこの事を早くから知っていれば、もっと違った人生を歩んでいたかもと思うほど(大げさかな)。かなりオススメしたい本です。
その科学が成功を決める/リチャード・ワイズマン

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スポーツとツイッター
TVで野球教室、ツイッター…球団PR場外戦
ツイッターの新たな展開。スポーツとツイッターは相性もいいと思うので、そこそこ成功するのではないか。最近、著名人の方々も積極的にツイッターに参加して来ているので、なかなか面白い。何かが生まれていく匂いがプンプンしている。ただ、このツイッターを使いこなせる人と使いこなせない人の差が、歴然と出てくるような気がする。そうなると個人間の情報格差は、今よりも広がっていくのだろう。
大学生に「就業力」 文科省など育成委員会立ち上げへ
はっきり言って無駄なお金になるだろう。とにかく現実社会と、ちゃんとコミット出来るような力さえあれば、あとは個人の問題。国が関与すればするほど、間違った方向に進むような気がする。
ツイッターの新たな展開。スポーツとツイッターは相性もいいと思うので、そこそこ成功するのではないか。最近、著名人の方々も積極的にツイッターに参加して来ているので、なかなか面白い。何かが生まれていく匂いがプンプンしている。ただ、このツイッターを使いこなせる人と使いこなせない人の差が、歴然と出てくるような気がする。そうなると個人間の情報格差は、今よりも広がっていくのだろう。
大学生に「就業力」 文科省など育成委員会立ち上げへ
はっきり言って無駄なお金になるだろう。とにかく現実社会と、ちゃんとコミット出来るような力さえあれば、あとは個人の問題。国が関与すればするほど、間違った方向に進むような気がする。
映画館スタッフが選ぶ映画館大賞
【映画館大賞2010】
1位『グラン・トリノ』(クリント・イーストウッド監督)
2位『ディア・ドクター』(西川美和監督)
3位『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』(ケニー・オルテガ監督)
4位『愛のむきだし』(園子温監督)
5位『劔岳 点の記』(木村大作監督)
6位『サマーウォーズ』(細田守監督)
7位『母なる証明』(ポン・ジュノ監督)
8位『スラムドッグ$ミリオネア』(ダニー・ボイル監督)
9位『イングロリアス・バスターズ』(クエンティン・タランティーノ監督)
10位『沈まぬ太陽』(若松節朗監督)
11位『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』(庵野秀明監督)
12位『空気人形』(是枝裕和監督)
13位『南極料理人』(沖田修一監督)
14位『チェンジリング』(クリント・イーストウッド監督)
15位『レッドクリフ PARTII —未来への最終決戦—』(ジョン・ウー監督)
16位『レスラー』(ダーレン・アロノフスキー監督)
17位『ウルトラミラクルストーリー』(横浜聡子監督)
18位『ROOKIES —卒業—』(平川雄一朗監督)
19位『チェイサー』(ナ・ホンジン監督)
20位『マンマ・ミーア!』(フィリダ・ロイド監督)
なるほどー。
1位『グラン・トリノ』(クリント・イーストウッド監督)
2位『ディア・ドクター』(西川美和監督)
3位『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』(ケニー・オルテガ監督)
4位『愛のむきだし』(園子温監督)
5位『劔岳 点の記』(木村大作監督)
6位『サマーウォーズ』(細田守監督)
7位『母なる証明』(ポン・ジュノ監督)
8位『スラムドッグ$ミリオネア』(ダニー・ボイル監督)
9位『イングロリアス・バスターズ』(クエンティン・タランティーノ監督)
10位『沈まぬ太陽』(若松節朗監督)
11位『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』(庵野秀明監督)
12位『空気人形』(是枝裕和監督)
13位『南極料理人』(沖田修一監督)
14位『チェンジリング』(クリント・イーストウッド監督)
15位『レッドクリフ PARTII —未来への最終決戦—』(ジョン・ウー監督)
16位『レスラー』(ダーレン・アロノフスキー監督)
17位『ウルトラミラクルストーリー』(横浜聡子監督)
18位『ROOKIES —卒業—』(平川雄一朗監督)
19位『チェイサー』(ナ・ホンジン監督)
20位『マンマ・ミーア!』(フィリダ・ロイド監督)
なるほどー。
ズレてるマスコミ
生方氏の解任、細野副幹事長「党にダメージ」
昨日のテレビの報道系の番組は、どこでも民主党・生方議員の話題で持ち切りだった。これを見て、シラけた視聴者も多かったのではないか。はっきり言って、国民の興味は民主党のお家騒動や自民党のお家騒動にはない。その表れか、みんなの党の支持率がジリジリ上昇している。もちろん番組の内容もおそまつだった。「副幹事長会議では発言する雰囲気が無かった」なんて言ってるような議員を取り上げて、いったい何になるのか?もっと取り上げなくてはいけない内容があるだろう。
今の国民は、税金のムダ遣いを無くし、また同時に成長戦略を現実に押しすすめていける政治家であれば、どの政党であれ支持すのではないか。マスコミや政治家たちと国民の乖離が増々進んでいるように思える。
昨日のテレビの報道系の番組は、どこでも民主党・生方議員の話題で持ち切りだった。これを見て、シラけた視聴者も多かったのではないか。はっきり言って、国民の興味は民主党のお家騒動や自民党のお家騒動にはない。その表れか、みんなの党の支持率がジリジリ上昇している。もちろん番組の内容もおそまつだった。「副幹事長会議では発言する雰囲気が無かった」なんて言ってるような議員を取り上げて、いったい何になるのか?もっと取り上げなくてはいけない内容があるだろう。
今の国民は、税金のムダ遣いを無くし、また同時に成長戦略を現実に押しすすめていける政治家であれば、どの政党であれ支持すのではないか。マスコミや政治家たちと国民の乖離が増々進んでいるように思える。
今さらな記事
渡辺真理ギャラ高過ぎ? 人気番組打ち切りのピンチ
今さらだぁ~、とこの記事を見て思う。まず1つは、
テレビ業界が不況に沈む中、ラジオからも景気の悪い話が聞こえてきた。(抜粋)
という部分。リーマンショックの前からラジオ業界は構造不況が始まっていて、売上は縮小していた。その減り方はFM局の方が大きく、AM局は何とか微減で持ちこたえていた状況だった。それだけにラジオ業から景気の悪い話は、もう何年も聞こえてきている。番組の存続どころでなく、FM局に至っては債務超過に陥った放送局が何局か出ているほどだ。
そしてもう1つ。
たとえ儲からなくても、この番組だけは残したい-というプロとしての気概を見せてほしいところだが、(抜粋)
こんな事を書いてるからマスコミってダメなんだろう。番組の枠組みを変えたく無いのであれば、出演者とギャラの交渉をすればいい事。聴取率が良いのに儲からないとしたら、それは広告が取れないという事で、これは不況の影響だけではない。先に書いた事にもリンクするが、ラジオの広告価値が落ちているため単価も下がっていて、今までの予算の使い方では収益が上がらないのだ。プロだったら、儲けも出して、いい番組を作ってもらいたいものだ。
今さらだぁ~、とこの記事を見て思う。まず1つは、
テレビ業界が不況に沈む中、ラジオからも景気の悪い話が聞こえてきた。(抜粋)
という部分。リーマンショックの前からラジオ業界は構造不況が始まっていて、売上は縮小していた。その減り方はFM局の方が大きく、AM局は何とか微減で持ちこたえていた状況だった。それだけにラジオ業から景気の悪い話は、もう何年も聞こえてきている。番組の存続どころでなく、FM局に至っては債務超過に陥った放送局が何局か出ているほどだ。
そしてもう1つ。
たとえ儲からなくても、この番組だけは残したい-というプロとしての気概を見せてほしいところだが、(抜粋)
こんな事を書いてるからマスコミってダメなんだろう。番組の枠組みを変えたく無いのであれば、出演者とギャラの交渉をすればいい事。聴取率が良いのに儲からないとしたら、それは広告が取れないという事で、これは不況の影響だけではない。先に書いた事にもリンクするが、ラジオの広告価値が落ちているため単価も下がっていて、今までの予算の使い方では収益が上がらないのだ。プロだったら、儲けも出して、いい番組を作ってもらいたいものだ。
シャーロック・ホームズ
自分が想像するシャーロック・ホームズ像はというと、日本ではNHKで放送されていたテレビシリーズで、ジェレミー・ブレットが演じていたホームズ。やせ形で繊細なイメージが強い。しかしこの映画で、ロバート・ダウニー・JRが演じるホームズは違う。実に肉体的。しかし、原作にはそのような事が書かれていたらしい。
シャーロック・ホームズ(Wikipedia)
ヴァイオリンの演奏にも長けており、アントニオ・ストラディバリ製作のヴァイオリンを所有している。ボクシングはプロ級(当時はベアナックルの「ロンドン・プライズリング・ルールズ」から「クインズベリー・ルール」へ変更した直後)の腕前。化学実験を趣味とする。ヘビースモーカー。事件がなく退屈すると拳銃で壁に発砲して弾痕でビクトリア女王のイニシャルを書いたり、コカインやモルヒネを使う薬物依存があった。薬物に手を出すのはワトソンが何年もかけて止めさせた(ただし、完全に止めたわけではなく、いずれ再発する可能性があったようだ)。(抜粋)
ここに書かれている事が、映画では全て盛り込まれている。もちろん良く観ないと気づかない事もあるけど。監督のガイ・リッチーは、ミュージック・ビデオやCMを含む短編で注目された人であり、マドンナの元夫。映像とテンポのいい展開で魅せてくれる。良く出来たエンターテイメント作品。時代は1891年、イギリスは産業革命後でいたるところで黒煙を上げた工場が建っており、その風景が事件の内容とあいまって、当時のイギリスの雰囲気を醸し出している。一癖ある、アイリーンとの関係もサラっとしていて、全体的に男っぽい仕上がり。自分は結構楽しみました。オススメ出来る作品です。
世界では4億ドル以上の興行成績を上げ、続編の製作が決定。監督もキャストも変わらないようなので、こちらも楽しめそうです。
シャーロック・ホームズ(Wikipedia)
ヴァイオリンの演奏にも長けており、アントニオ・ストラディバリ製作のヴァイオリンを所有している。ボクシングはプロ級(当時はベアナックルの「ロンドン・プライズリング・ルールズ」から「クインズベリー・ルール」へ変更した直後)の腕前。化学実験を趣味とする。ヘビースモーカー。事件がなく退屈すると拳銃で壁に発砲して弾痕でビクトリア女王のイニシャルを書いたり、コカインやモルヒネを使う薬物依存があった。薬物に手を出すのはワトソンが何年もかけて止めさせた(ただし、完全に止めたわけではなく、いずれ再発する可能性があったようだ)。(抜粋)
ここに書かれている事が、映画では全て盛り込まれている。もちろん良く観ないと気づかない事もあるけど。監督のガイ・リッチーは、ミュージック・ビデオやCMを含む短編で注目された人であり、マドンナの元夫。映像とテンポのいい展開で魅せてくれる。良く出来たエンターテイメント作品。時代は1891年、イギリスは産業革命後でいたるところで黒煙を上げた工場が建っており、その風景が事件の内容とあいまって、当時のイギリスの雰囲気を醸し出している。一癖ある、アイリーンとの関係もサラっとしていて、全体的に男っぽい仕上がり。自分は結構楽しみました。オススメ出来る作品です。
世界では4億ドル以上の興行成績を上げ、続編の製作が決定。監督もキャストも変わらないようなので、こちらも楽しめそうです。
ハート・ロッカー
アカデミー賞受賞作品『ハート・ロッカー』観てきました。作品のせいか、総じて観客の年齢層は高かった。アカデミー賞を受賞したという事で、「観てみようかな」という人は多いと思うけど、普段、あまり映画を観ていない人にとっては、ちょっとツラい作品かもしれない。
オープニングに出てくる 「戦闘での高揚感はときに激しい中毒になる。戦争は麻薬だからだ。」というメッセージが、この作品の根底に描かれている。作品はドキュメンタリータッチ。圧倒的な迫力とリアリティーで描かれていて、作品から発せられるオーラに、自分は胸が押されるような圧迫感を感じてしまった。もう10分くらい作品が長かったら、耐えられなかったかもしれない。途中、ちょっとグロいシーンも出てくるが、それよりもこの作品全体から漂う虚無感も何とも言えない雰囲気を醸し出す。戦場という、いつ死ぬか分からない状況で、人はどうやって”生”を感じるのか。その事も戦争が麻薬になる一因になるのだろう。 いずれにしろ、観るのであれば覚悟?して観るべし。
オープニングに出てくる 「戦闘での高揚感はときに激しい中毒になる。戦争は麻薬だからだ。」というメッセージが、この作品の根底に描かれている。作品はドキュメンタリータッチ。圧倒的な迫力とリアリティーで描かれていて、作品から発せられるオーラに、自分は胸が押されるような圧迫感を感じてしまった。もう10分くらい作品が長かったら、耐えられなかったかもしれない。途中、ちょっとグロいシーンも出てくるが、それよりもこの作品全体から漂う虚無感も何とも言えない雰囲気を醸し出す。戦場という、いつ死ぬか分からない状況で、人はどうやって”生”を感じるのか。その事も戦争が麻薬になる一因になるのだろう。 いずれにしろ、観るのであれば覚悟?して観るべし。