ハート・ロッカー
アカデミー賞受賞作品『ハート・ロッカー』観てきました。作品のせいか、総じて観客の年齢層は高かった。アカデミー賞を受賞したという事で、「観てみようかな」という人は多いと思うけど、普段、あまり映画を観ていない人にとっては、ちょっとツラい作品かもしれない。
オープニングに出てくる 「戦闘での高揚感はときに激しい中毒になる。戦争は麻薬だからだ。」というメッセージが、この作品の根底に描かれている。作品はドキュメンタリータッチ。圧倒的な迫力とリアリティーで描かれていて、作品から発せられるオーラに、自分は胸が押されるような圧迫感を感じてしまった。もう10分くらい作品が長かったら、耐えられなかったかもしれない。途中、ちょっとグロいシーンも出てくるが、それよりもこの作品全体から漂う虚無感も何とも言えない雰囲気を醸し出す。戦場という、いつ死ぬか分からない状況で、人はどうやって”生”を感じるのか。その事も戦争が麻薬になる一因になるのだろう。 いずれにしろ、観るのであれば覚悟?して観るべし。
オープニングに出てくる 「戦闘での高揚感はときに激しい中毒になる。戦争は麻薬だからだ。」というメッセージが、この作品の根底に描かれている。作品はドキュメンタリータッチ。圧倒的な迫力とリアリティーで描かれていて、作品から発せられるオーラに、自分は胸が押されるような圧迫感を感じてしまった。もう10分くらい作品が長かったら、耐えられなかったかもしれない。途中、ちょっとグロいシーンも出てくるが、それよりもこの作品全体から漂う虚無感も何とも言えない雰囲気を醸し出す。戦場という、いつ死ぬか分からない状況で、人はどうやって”生”を感じるのか。その事も戦争が麻薬になる一因になるのだろう。 いずれにしろ、観るのであれば覚悟?して観るべし。