果たしてこの藪は抜けられるのだろうか
2018年 荘内半島の桜①~大浜から積へ
からの続きです
大浜バス停を9時15分に出発して船越八幡神社手前で左の山手へと分け入りました
国土地理院の地理院地図にははっきりと道が載っていたので軽快な散策道くらいに思っていましたが、車道から山道になり、やがて果樹園も荒れて来ると、通る人がいないのか山道は荒れ放題です
でも、昔は街道だったのか小さな尾根を越える小さな峠の切通しには地蔵尊が3体お祀りされておりました
この辺りには石積みの跡も残っており、瓦も多く散乱していて、昔は人家もあったのではと思われます
尾根を下ると池の堰堤に出る筈ですが、辺り一面が藪化しており池の水面すら窺うことも出来ません
しかし少し向こうに人家が見えており、この藪さえ抜ければ道が繋がるはずです
猪が跳梁跋扈したと思われる穴の数々を越え笹の藪をかき分ける事5分あまり
視界が開けました
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やはり池の提体上でした
ここまでは道として維持管理されている様です
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振り返ると、
この藪の中を抜けてきました
こちら側からならとても分け入る勇気は無かったかも
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振り返り写真
池の左側は笹が藪化しており、通り抜けるのは困難になっています
船越から積へ抜けるルートとしては最適なコースですが、通る人が居なくなると道は維持出来なくなりますね
この何十メートルかの笹の藪だけでも何とか出来ればなぁと思いました
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池の畔には数件の民家があるので、ここからは車が入れるよう道は拡張され、舗装もされております
この池からもう粟島がちらっと見えてます
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ここにも地蔵さまが祀られていました
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古い灯篭もありました
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真言宗 七宝山阿弥陀院安養寺
桜が見事です
木造で風情のある積集会所と桜
名前はわかりませんが見事な桜のある寺院の境内を通り抜けさせていただきました
ここの桜は昨年4月2日に歩いて廻った時にはまだ1分咲きだった為、
4月16日に再度パジェロで訪れましが、かろうじて花が残っている状態でした
ポンプ場の向こうに詫間湾と満開の桜
そして、ついに黒崎地区の山田池の一本桜が見えてきました
今回は満開の花をつけておりピンク色🌸
県道の黒崎バス停近くの旧道にも灯篭と地蔵さまが
花が供えられているのを見ると心が和みます
10:31 d
県道の黒崎バス停
ここが積からの紫雲出山登山道の入口です
ここにも数台の無料駐車場が用意されてます
コンクリートの車道をしばらく登ると左手に山田池と一本桜が迎えてくれます
三度目にして始めてみる満開の一本桜
明治42年の舟型地蔵が根元に祀られています
百年以上ここにおられたのかな、それとも何処からか移って来たかな
この池は現在活用されてはいない様で提体内部を始め桜の木周辺以外は荒れてるのが残念です
昨年の
4月16日には池の周りを1周してみましたがジャングル状態でした
過疎化の歯止め、人口減少本気で取り組まないと…
10:37 f
この道はどこに通じてるのかな?
池から見下ろす備讃瀬戸と粟島
一本桜を後にして、紫雲出山へ向かいます
コンクリートの舗装はここでおしまい
しばらくは直線の山道になります
右手にお堂
このお堂から山道が二股に分岐していますがまっすぐ行くと登山道です
初めて来たときはここを真っ直ぐ歩き、2度目はこの先で登山道と合流する車道の終点までパジェロで行きました
おそらく、分岐を右へ進むと車道に出るんじゃないかと思われますが、確認の為今回は右へ進んでみました
案の状、等高線に沿った道で車道に出ました
待てよ、この先にはガオガオ君が待機しているかも知れない
二度目はパジェロに乗っての遭遇だったので思いっきりからかってやったので根に持っているかもしれないな
ガオガオ君、今日は出て来るなよ
何処にいるんだろう
いたいた今日は女の人と一緒にいるぞ〜
・・・っと思ったら、あっと言う間に近寄ってきた
怖いよ〜
この手の犬は苦手です
飼い主と思われる女性がココと呼んでいた
ガオガオ君の名前はココ
「大丈夫だと思いますよぉ~
たぶん」って
冗談は
ココだけにしてね
要注意犬
今回も最後までお付き合い下さりありがとうございました
これから紫雲出山、箱峠を経て古三崎から大浜バス停まで帰ってきますが、このペースで行くといつ終われるのかな
では、また
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