こんにちは!
春日井インター店 大脇です。
ついについに7月2日、新インター店オープンです!
平成29年秋にオープンして以来、自然(主に落ち葉と虫)と共存し、ある時は暴風雨による雨漏り体験ができた旧店舗とお別れをし、新店舗の堂々オープンにこうして立ち会えるとは(なみだ涙😢)!
所内も広くなり、より「ファミレスのように気軽に立ち寄れる親しみのある事務所」になる様精進してまいります。
お近くへお越しの際はぜひお立ち寄りください😊
さて、執筆時6月上旬は農家にとっては忙しい田植えの時期であります。
ここでちょっと小噺。
日本では1884年(明治17年)6月1日に初めて毎日3回の天気予報が発表されたようです。
約1カ月の長期予報が実施されたのは、1942年(昭和17年)になってからとのこと。
近年は、気象衛星「ひまわり」や気象観測システム「アメダス」、観測データ統計等のおかげで観測精度も格段に向上していますよね。
天気予報がなかった江戸時代以前は、歳時記と肌感覚が頼りの農作業を行っていたそうです。
空の色や雲の形、風の向き、肌に感じる湿気、生き物の様子等をもとに天気を予測し、「山に笠雲がかかると雨が降る」「燕が低く飛ぶと雨」等の天気にまつわることわざで受け継がれてきました。
また、歳時記も天気を知る手段の1つです。
例えば、雑節の「八十八夜」、つまり立春(2月4日)から数えて88日目(5月2日)は茶摘みの目安の日として有名ですが、種まきの準備をする時期でもあります。
そして二十四節気の「芒種(ぼうしゅ)」は、稲や麦などの穀物の種を蒔く時期になります(今年は6月5日)。
つまり、八十八夜で種もみを発芽させ、芒種に種を蒔き、そこから約2~3週間後に、10㎝くらいに育った苗の田植え作業を行います。
(旧暦から新暦に置き換えると約1カ月前倒しになります。)
さて、大脇家の田んぼはというと…初めて”ほうねんえび”を発見しました。
緑色の謎の生き物がいるのに気づいて調べたところ、この子だとわかりました!
体長は2センチ前後で通常は無色透明なのですが、時に美しい緑色を帯びていることがあるそう。
“えび”と名前がついていますが、学名は“クゲヌマエンシス”、ミジンコの仲間だそうです(笑)
土の中に産み付けられた卵は乾燥した状態で、春になっても環境が十分によくならないと、このまま何年でも眠り続けるそうです。
そして、暖かく十分な水がある環境になると、また一斉に活動を始めるとか。
そのため、これが多い年は豊作になるという言い伝えもあるんですって!
無農薬米を目指し育ててきた田んぼなので感慨深いです。
「昔はどこの田んぼにもいたんだよ~」という母の言葉とともに今年の豊作を今から祈り、楽しみにしています♪
(その数日後、みっしり生えたコナギ(稲に害を及ぼす雑草の1つ)に泣かされたことは、またいつかお話しします(笑))