こめかみへのヒアルロン酸注入の症例紹介（モニター患者様も募集しています）

少し前の記事で、注入治療でご高名な岩城佳津美先生（いわきクリニックIC 院長）が講師をされた、「こめかみのヒアルロン酸注入」をテーマにしたセミナーに参加したことをご紹介しました（記事は⇒こちらです）。大変勉強になり、さっそくその後の診療に活かしています。

今回は、その「こめかみのヒアルロン酸注入」のモニター症例をご紹介します。

さっそくですが、「注入前」と「注入直後」の状態をご覧ください。

（今回なぜ「直後」の写真なのかについては後述します。）

注入したヒアルロン酸は合計３本です。アラガン社の『ボリューマ』１本を鋭針で骨膜上に、『ボルベラ』２本をカニューレで皮下（正確には浅筋膜と側頭筋筋膜の間）に注入しました。

頬骨弓の真ん中あたりに白くなっている部分があると思いますが、そこがカニューレの刺入点です。医師によって方法は色々で、何がベストかは分かりませんが、私の場合、刺入部には必ず局所麻酔を行うことにしています。麻酔注射時の痛みはありますが、ヒアルロン酸注入の施術の痛み軽減と血管収縮剤による止血作用を期待しています。今回の場合では、頬骨弓に到達するまでしっかりと局所麻酔を注入しています。

また、患者様の右側（写真では向かって左側）のこめかみに、施術後に血管が目立っていることがお分かりいただけるでしょうか。一般的に「青筋」と呼ばれるような血管です。これは静脈の「怒張」と我々が呼ぶ現象で、ヒアルロン酸注射によって急に組織内にボリュームが増えたことで組織内圧が上がり、血流の流れが変化して静脈が強調される現象です。これは早ければ数時間、長くても２～３日で消えますので心配は要りません。セミナーで岩城先生が「患者様が心配されないように、この現象を必ず患者様にはお伝えするように」とお話されていましたので、いつもは注入２週間以降の状態をご紹介するのですが、今回は「施術直後」のお写真をご紹介しました。

今回ご紹介した患者様は40代の方ですが、もともと30代にしか見えない若々しい方でした。こめかみへのヒアルロン酸注入によってさらに若々しく、そして可愛いらしさが増しました。患者様はご本人の感想として「あれ！？目が開きやすくなった、目が軽く感じる！！」とおっしゃっていました。これはヒアルロン酸の注入によって、わずかにリフトアップされた結果です。岩城先生はこれを『ポニーテール効果』と表現されていました。また、局所麻酔の効果もあり「全く痛くなかった！！」ともおっしゃって頂けました。

セミナーの後、モニター患者様を含めて４名の方にこの施術を行ったところですが、まだ今のところ目立つ内出血は起きていません。しかし、岩城先生が「どんなに丁寧に施術を行っても、ある一定の割合で、（割とハデな）内出血が起きる。」とおっしゃっていましたので、いつ起きるのか私も緊張しながら施術を行っています。こめかみへの注入をお考えの方は、そういったダウンタイムも考慮に入れてご予約をお取りいただければ幸いです。

ちなみに、「こめかみのヒアルロン酸注入」の症例をご紹介した過去の記事もありますので、こちらもよろしければご覧ください（⇒こちらです）。

また、「こめかみのヒアルロン酸注入」のモニター患者様を募集しています。

ご興味のある方はぜひお気軽にお問い合わせください。

◆ 『こめかみ』ヒアルロン酸注入（モニター割引）

　132,000円 / ３本

　165,000円 / ４本

※上記は部分モニター（顔の上半分）の料金です。

※使用するヒアルロン酸は、アラガン社のボリューマ（骨上）、ボルベラ（皮下）となります。

~~※ご予約の先着順に５名様を募集します。~~（残り３名様です。）

◆ご予約はお電話からでもネットからでも。

【電話でのご予約・お問い合わせ】

　みかこクリニック