『シルファームX』（毛穴への効果）

先日から『シルファームX』についてご紹介しています。

今日は『シルファームX』の毛穴に対する効果についてご紹介したいと思います。

みかこクリニックに『シルファームX』を導入したきっかけとして、「肝斑」への治療に魅力を感じたからという話は前回お伝えしました。それとは別に、毛穴やシワ、たるみに対する効果もあることも事前に聞いていましたが、正直なところ、それほど期待はしていませんでした。ところが、現在まだスタッフで治療の経過を見ているところではあるのですが、嬉しい誤算で、期待以上の効果が出ています。

肝斑治療では『PWモード』を使用します。これはパルスウェーブで断続的にエネルギーが与えられることを示しています（詳しくは⇒こちらです）。

これに対し、毛穴治療では『CWモード』を使用します。これはcontinuous mode の略で、連続的にエネルギーが与えられることを示しています。肝斑モードよりも強い熱エネルギーを与えることになります。

では、当院のスタッフの治療経過をご覧ください。

合計２回の治療を行いました。

目立つ毛穴の数が減っていることがお分かりいただけるでしょうか？

シルファームで使用されている針は非絶縁タイプのものです。

もう一度、図をご紹介します。

絶縁タイプの針では、熱エネルギーは針の先端からだけ流れます。これに対し、非絶縁タイプの『シルファームX』では、針全体にエネルギーが流れます。それによって高い熱エネルギーが組織にまんべんなく与えられることになります。その分、火傷のリスクが高くなると思うところですが、『シルファームX』ではエネルギーが流れる時間が非常に短いことで、火傷のリスクが少なく設計されているそうです。

毛穴の目立つ部分には針の長さを長めに設定し、エネルギーも高く設定します。これにより、皮脂腺が破壊し、皮脂腺の萎縮をきたすことが治療の狙いです。

ご覧いただいたスタッフの症例はまだ２回での治療の変化です。治療を続けることで、さらに改善が見込まれると思いますので、また経過をご紹介する予定です。ちなみに、ダウンタイムについては、治療を受けた別のスタッフが詳しくブログ記事に書いてくれていますので、そちらもぜひ参考になさってください（⇒こちらです）。

なお、毛穴に対しては『ジュべルック』も有効です。

もし両方の治療を受けられるなら、『シルファームX』→『ジュべルック』の順がお勧めです。毛穴が重症なかたは、ジュべルックの薬液が毛穴から漏れやすいので、ある程度熱で毛穴をしめてから、ジュべルックを注入したほうが効率が良さそうです。

【毛穴・小じわ・たるみ治療】（税込です）

・肌質改善モード（毛穴、小じわ改善）

全顔

：医師施術　55,000円/1回

看護師施術　33,000円/1回　

全顔1.5倍 or 顔+首

　：医師施術 77,000円/1回

　　看護師施術 44,000円/1回　

※チップ代　８,800円

※クリーム麻酔代　顔3,300円　顔+首5,500円