私は知らなかった。
日本の航空会社はペットと一緒に機内(客室)に乗れない事を。
ペットを機内(客室)に持ち込むか否かで今SNSは大騒ぎ。
でも、私‥
もう十何年前になるのだが私はアメリカで飼っていたポメラニアンの翔ちゃんと
サンフランシスコ空港から関空まで機内(客室)に乗せて帰ってきたのだ。
今回のJALの事故でペットが2匹亡くなったらしい。
ま、機内の座席にいても、一緒に外に出られたかはわからないけれど。どんな気持ちで飛行機を後にしたのかと思うと心が痛む。
私はアメリカ生活長すぎて日本の常識が欠けてるので
少々おかしい言動だと思われる方もいるかもだけど‥
ペットを飛行機の客室に乗せて帰って来た時の事を‥書いてみる。昔の事なので参考にならないかもだけど、アメリカ国内では今も小さめのペットは客室に乗れる筈。
本帰国の時、翔ちゃんを抱いて飛行機に乗りたかった私は、貨物室(カーゴ)なんてとんでもないと
ユナイテッド航空に犬と一緒に機内(客室)で日本に帰りたいとリクエストを入れた。
ユナイテッドからの返答は、一機に2匹まで機内(客室)に持ち込んで良いとの事だった。予約が早い順で2匹まで。
ただしサイズはもう忘れたが、ユナイテッドが販売する機内用のケージに入る子ならオケだった。
そのケージは丁度前の座席の下にピッタリのサイズに作られていて、私はビジネスで帰ったが、エコノミーの座席の下にもちゃんと入る大きさに出来ていた。因みに翔ちゃんは3キロだったような‥(抱っこすると、新生児とおんなじ重さやなぁといつも思ってた。)なのでそのケージでもまだ余裕が結構あったので、水を入れたボールも置けた。
あと、機内で泣かないように睡眠薬を飲ませて乗るようにとの指示だったように思う。(←これはユナイテッドだったか、我が家のかかりつけの動物病院の指示だったか記憶が定かでは無い)
とにかく、動物病院で睡眠薬を貰い飲ませてから飛行機に乗り込んだ。(旦那様は先に帰国していたので、私と翔ちゃんの2人旅。)
機内に持ち込んでビジネスの座席に座ると、隣の席に身体の大きなアメリカンの男性が乗ってきた。
私は彼に貴方は犬は好きですか?私は犬と一緒に乗っています。と言うと
犬はあまり好きでは無いと言われた。
その頃は国際線は結構大きなジェットだった事もあり
ビジネスの席も余裕があり
CAにどこか横が空いてる席は無いか?と聞くと
1番後ろの真ん中の筋の席が全て空いてるのでそこに移るか?と言われてそこに移った。右も左も空いていたので凄く助かったと思ったのを記憶している。
飛行中、サンフランシスコから関空は12時間ほどかかる事もあり途中で目覚めた翔ちゃんが少し鳴いたので、本当はゲージから出してはいけないんだけど暗かった事もあり、毛布にくるんで鳴かないようにしばらく抱いていた。
赤ちゃんと一緒で抱いていると鳴かないので
CAさんも多めに見てくれていたように思う。
関空に着くのが本当に長く感じた旅だったが
一緒に客室で帰れたのは、本当に良かったと今でも思う。
今は国際線も小さな機体になって
犬と2人?旅だと、隣の人に迷惑をかけるかもしれないので、私が犬と太平洋を渡ったのは今の方の参考にならないかもしれないが‥
犬好きにはやはりアメリカの航空会社の規約はありがたかったと思う。
翔ちゃんの航空運賃は忘れたが、5万円を大金だと思う私には大金と思わなかったので5万円以下だったのは確実だ。
ただ、そのあとの飛行場から家までの電車の方が大変だった記憶あり。
もうケージに入るのを嫌がった翔ちゃんは大鳴きして本当に困った記憶。昼間の電車で凄く空いていたのに、車掌さんに目をつけられて何度も叱られるし。
まだまだ日本はペットには難しい国なのかもしれません。
一生懸命アメリカから連れて帰った翔ちゃんも
アメリカにもう一度渡る少し前に亡くなった。
私はペットロスで10キロ以上痩せた。
あれからもう2度と犬を飼おうとは思わないしね。←昨日友達に聞いたが、アメリカ(カリフォルニア?)では犬は売り買いしてはダメで譲り受けないといけないのだが、年齢制限があるらしく、私達の年齢では赤ちゃん犬は貰えないらしい‥成犬だとやっぱり生きてる時間も少ないので、またペットロスになりやすく‥んでも私達年代はペットより先に死ぬと困るので若い子は譲ってもらえないんだけどねふんッ、
でもね‥
旦那様に2度目の駐在の話があった時、もし翔ちゃんが生きてたら飛行機に再度乗るのは無理なお年頃だったので(15歳を超えていた)、私達はサンディエゴに来てなかったかもしれない。
ペットって、飼ってる人の迷惑かけないって本当よね‥
今日はクリスマスツリーの飾りを片付けた。
途中で疲れて来て、気持ち悪くなった。
飾りが何も無くても可愛いツリー。
クリスマスツリーを飾る時って、ワクワクして本当に楽しいのに、片付けるって疲れるよね‥。
ツリー本体を片付けるのは明日の旦那様の仕事。出張から帰って来て直ぐなのにお疲れ様です。よろしくです。