2020年12月23~25日。

世間がクリスマスに舞いあがっている頃(??)に

山陰一人旅に行って参りました。

 

【12/25】

よく食べ・よく飲み・よく歩いた旅行も最終日。

今日は旅の最大の目的、美保神社に行きます。

 

 

9:53松江城前からバスに乗り、美保関バスターミナルへ。

美保関バスターミナルからコミュニティバスに乗り換えて美保関バス停(美保神社前)へ向かいます。

 

 

こちらは、美保神社に向かう途中。

宇井渡船船場を通過してからみえた風景。

空からさす光が目で見える!空気が綺麗だからでしょうか。神々しい。

船には水産庁って書かれていて、港内で目立っていました。

 

 11:10美保関(美保神社前)着。

約75分のバス旅でしたが乗り継ぎも良く、市外の様子や

堺水道大橋を見ていたらあっという間でした!(^^)!

 

 

バス停から徒歩2・3分で美保神社に到着。

神社のそばに大きなロッカーがあったので、リュックを預ける事ができ

まずは一安心。

 

では心を鎮めてお参りへ。

 

 

歴史を感じる大きな鳥居、振り返ると海が広がっています。

美保神社は七福神のえびす様、えびす神社の総本宮なのですが

あまり観光地化されている様子はなく、

昔からこの地に悠然と構えていた感じがしました。

 

 

しめ縄が掛かっているこの門を通ると、奥に立派な社殿があり、

清々しい空気に満ちていました(^ ^)

 

 
 

私が行った時には、ご祈祷をされている方がいらして

巫女さんが舞って神職の方が笛(のようなもの?)を吹いておられました。

 

神社の裏側にまわってみますと

 

 

 

 

 切妻屋根が二つ並んでいます。

 こちらには美穂津姫命様と事代主神様(=えびす様)が祀られています。

 

 

それぞれ、出雲大社の神様(=大国主神様)の奥様とご子息様だそうです。

出雲大社の縁結びの神様(親)と美保神社の商売繁盛の神様(子)の

親子の神様に両参りできて幸せです♡♡♡

 

 

 

お参りの帰り道。鳥居の向こうに海が見えます。

厳かな雰囲気で、海から神様がやってきそうな気がしました^_^

 

 

美保神社の鳥居のそばを曲がると青石畳通りが。

 

 

 
細い通りの両側には古くからの建物が並び情緒があります。
建物は日本家屋なのですが、石畳が異国を感じさせ和洋折衷な感じがしました。
自転車に乗った小学生の男の子とすれ違ったのですが
彼がとっても自然に「こんにちは」と挨拶してくれた事に、胸を打たれました。
 
お腹がすいてきました。
美保関灯台にあるビュッフェでお昼ご飯!!
灯台への無料送迎バスが出ていると聞いていましたが、バスが見当たりません(-.-)
観光協会の方に伺うと
 
なんと-----
今日12/25からビュッフェと灯台は冬季休業。
よって送迎バスも運休。
(バスはビュッフェへのお客様を送迎するのが目的)
 
どうしよう・・・灯台を見たい。
日々のランニングで脚力だけは自信があります。
「よし、歩いていこう!!!」
 
車道の端を黙々と歩くこと約25分。
何気に上り坂が急で汗をかき、
海側を歩くと強風にあおられ震えあがりながら到着しました。
ちなみに箱根駅伝の第5区(山登り)みたいな道で、ランナー気分で灯台目指しました。。
 
 美保関灯台。
 
近くで見れず残念でしたが、白さが際立つモダンな灯台。
明治31年に建てられたそうです。
 
灯台の隣には「地の御前 沖の御前」とかかれた鳥居が。
断崖絶壁にたつ鳥居と日本海は荘厳でした。
帰宅してから知りましたが、こちらは美保神社の飛地境内なんですって。
 
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鳥居から海を望むと、手前に岩場のような「地の御前島」と
(写真では見えませんが)はるか遠くに
海に浮かぶ灯台と鳥居がある「沖の御前島」が見えました。
 
 
帰り道は下り坂なのでラクラクです。
雲の合間から差す光が美しく、神聖な光景に足が止まりました。
 
 
 
 
港の奥に見える美保神社もステキです。
町に溶け込んでいます。
 
 
 
15:05 心を浄化し、元気をもらった美保関から帰路へ。
帰りは境港を経由し、米子空港から羽田へ。
境港はアラレが降り、寒かったですが鬼太郎に会えました!
 
 
そして、米子空港では12/25だったから
スタッフの方からお菓子のプレゼントを頂き、
ANA機に搭乗する時に青い服着たサンタさんが
お見送りしてくれました。
 
♡♡♡松江、出雲 またね♡♡♡
 

2020年12月23~25日。

世間がクリスマスにはしゃいでいる頃(??)に

山陰一人旅に行って参りました。

 

 

 

 

【12/24 午後】

14:20足立美術館着。

いやぁ、松江城前からバス→松江駅(JR)→安来駅(無料シャトルバス)→足立美術館なんですけど、

なかなか乗継ぎが上手くいかず移動時間に無駄に2時間近くかかってしまいました(-_-;)トホホ。

 

安来駅でバスを待っている間、道路に安来名物ドジョウ発見!!

 

 

 

2003年からアメリカの雑誌で日本一に輝いた庭園観賞を楽しみにしていたのに、

雨も降りだしてしまい・・・テンション低めでしたが。

 

 


受付のスタッフの方がとっても親切。

単純だから、やっぱり来てよかったと思い中に入ると・・・

いきなり、「ばばーーーん」と美しい日本庭園が!こちらの興奮も最初からmaxです。

 

 

 

 

おぉ美しい。どこから見ても絵になるというのは本当ですね。

いつまでも見ていられる。

逆に、どこで写真を撮っていいか分からないくらいです。

 

 

 

 

 

背景の山との調和も考えられているそうです。

また館内の解説によると力強い「黒松」、優美な「赤松」のバランス等も

考えて植栽されているとか。

ふむふむ、松にも色々あるんですね。

 

こんな素晴らしい庭園をゼロから頭で考えて表現できるなんて。

そのセンスと頭脳に脱帽!

 

あ、もちろん枯れ葉ひとつ無い手入れの行き届いた管理能力も衝撃!!

 

いや、むしろそれら全てをひっくるめて美術館を作りあげた財力に驚愕!!!

 

 


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入り口付近の展示品もとても美しくて、感動の連続で

疲れましたので、お茶室「寿楽庵」で休憩しました。

 

こちらも、かなり前から楽しみにしていまして♡

本当に素晴らしい空間でした。

誰もいなかったので、美しい庭園とお茶室を独り占め。

雑念、邪念、俗念が消えて心を無にして静寂な時間を過ごします。なんという贅沢でしょう。

 

 

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 窓からの景色が、掛軸のように見えます。

こうゆう事を思いつく人って本当にすごいですよね!

日常から掛け離れ、癒されました^_^

 

その後も横山大観、北大路魯山人の作品に圧倒されながら、約2時間半滞在しました。

庭園に美術品の数々・・・見所が沢山です。

 

ちなみに足立美術館は、名産品を扱うお土産屋さんまで充実の品揃えでした。

 

16:25のシャトルバスに乗って足立美術館を後にしました。

松江駅に到着して、シャミネのスタバでお茶を飲んで2日目の観光終了です。

 

 

 

2020年12月23~25日。

世間がクリスマスに盛り上がっている頃(??)に

山陰一人旅に行って参りました。

 

【12/24 午前】

8:50松江城。

午前中はホテルから徒歩圏内の松江城界隈を観光します。

 

お城は敵に責められないよう高台にあるので、地味にお城までの石段がきついです。

石段を登り終えると、急に目の前の視界が開けて

大きなお城が目の前に!!

 

 


 

第一印象は「おぉ。黒い。松本城に似ている。」

(似ているとか言ってごめんなさい!!)

 

城内の展示物で気になったものは

入口の近くにあった(はず)の井戸が深くて怖ろしかった事。

後藤又兵衛の甲冑があり、装着するの大変そうだし、戦う時に重たそうだと思った事と

梁の上に立ち上がる柱があって、天井が落ちてこないもんだと衝撃的だった事かな。

 

天守閣からは松江市内が一望できました。

 

 

 

私の目標は国宝5城を制覇する事なので、松江城が見学でき大大満足でした(^^♪

 

 

次に松江城内にある城山稲荷神社へ。

お目当ては小泉八雲が気に入っていたこの子たちを見る為。

確かに、カリスマ性を感じます。

 

 
その後は稲荷橋を渡って塩見縄手へ。
趣きのある通りです。
思ったより道幅が狭くて、そうゆうところも含めて
昔の街並みが保存されているような気がしました。
 
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そして武家屋敷を見学。
写真ないけど、(ゆるキャラの)しまねっこが撮影中でした。
奉公人のお部屋や立派な床の間、お茶室があり、
ひろーーーいお部屋とお庭があり羨ましい限りです。
 
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午前中、最後は明々庵へ。
今まで知りませんでしたが、松江は京都・金沢に並び
日本三大茶処なんですって。伝統ある見目麗しい和菓子も沢山♡♡
さすがは城下町!!!
松江藩の財政危機を立て直した、藩主・松平治郷(別名:不昧公)が
大名茶人だったからだそうです。
明々庵は不昧公の趣向が反映されたお茶室とのこと。
子どもの頃からお茶全般が大好きな私。
こんな貴重な場所は是非訪れなくては!!
 
 
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瓦葺の屋根、躙り口、そして刀掛け。

心が落ち着き、背筋がシャンと伸びる澄み切った空間。

 

同じ敷地内にある(別の)お茶室から明々庵とお庭を見ながら一服(*^-^*)

 

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誰もいないから美しい景観を独り占め。

心も満たされました。ご馳走様でした。

 

さてお昼ご飯を食べて、足立美術館へ移動です。

 

 

 

 

 

 

 

2020年12月23~25日。

世間がクリスマスにざわついている頃(??)に

山陰一人旅に行って参りました。

 

 

【12/23 後半】

15:25 出雲大社連絡所バス停から日御碕行きバスに乗り込み

日御碕灯台&日御碕神社へ出発ー!!

バスには私含めて5人いましたが、女の子二人組が稲佐の浜で降りてしまい

地元のおばあ様方も途中で下車されて、

15:48 日御碕灯台に到着。

灯台は思っていた以上に山の奥・断崖絶壁にありました。

 

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ぽっつーーーーーん。独りぼっち。

 

お空をトンビが「ピー、ヒョロヒョロヒョロー」と舞っています。

自然の荘厳さを肌で感じます。

なんだか躊躇してしまいそうですが、1時間後に日御碕神社からバスが

出発しますので急がなくてはなりません。これからやりたい事が沢山。

 

早速、チケットを購入し日御碕灯台に登ります。

明治36年完成した白亜の灯台。灯台の上から日御碕を一望してみたい。

観光客気分でサクッと登れると思ったら、なかなか大変。

靴を脱ぐから足元から冷気を感じるし、

らせん階段をクルクル回っているうちに目が回りそう(*_*)

階段幅も狭いし、手すりも細いし、

登っているうちに怖くなってきて展望台(頂上)目指して猛ダッシュ。

展望台(頂上)から屋外に出ると・・・・

 

 

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おぉ( ゚Д゚)すごい突風。

両手でしっかり手すりを握っていないと、日本海に放り出されそう。

展望台スペースも心もとなくて、転落しそうで恐ろしい。怖くて真下はほとんど見れず。

展望台を必死で1周し、震える手で写真を撮り、さあ降りましょう。

 

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って、下り階段も急で怖いよぉ。

階段に「下り優先」という張り紙がされていたのはこうゆう事か。

 

プチパニックになりながら、必死で降りました。

チケット売り場の女性が「早っ!?もう帰ってきたんですか!!」って

驚いておりました。

日々のランニングの成果が、この時に発揮できた気がしています。

この灯台、登らないと凄さはわからないなぁと感じました。

 

日御碕では遊歩道を散策したり、展望台からウミネコさんの島を見たかったのですが

何しろ時間が無いので・・・・後ろ髪惹かれつつ、日御碕神社へ!!

灯台から神社へは看板が出ていて、遊歩道で(速足で)10分くらいです。

 

途中で見えた風景。経島。ウミネコさんはいません(-_-;)

無人島の鳥居。神聖な感じがする!!

 


 

海を感じなから歩くこと約10分、日御碕神社に到着!!

この美しい朱色!ガイドブックに載っていた竜宮城って言葉がピッタリ。

なんと鮮やかなんでしょう。気持ちが昂揚してきます!(^^)!

 

 

 

こちらの神社「日沈宮」と「神の宮」があり、

天照大御神様と神素盞嗚尊様が祀られています。

お参りもしたいし、

心惹かれる華やかな神社もゆっくり見たいし大忙しです!!!

 

お空でトンビが「ピュー・ヒョロヒョロヒョロー」と舞っている以外は、

あたりは静寂に包まれとても神聖な雰囲気でした。

 

 

境内は山(丘?)の斜面にあり、思った以上に広かったです。
引き寄せられるように坂を上っていくとお稲荷さんも♡
厳かな雰囲気でした。

 


日御碕神社がとても居心地が良かったので、お守りを頂いていくことに。

何にしようか迷い、砂のお守りを頂きました。

「自宅の庭に砂をまいてもいいですよ」と教えて頂いたので帰宅後に行いました。

日御碕神社の一部を砂として持ち帰る事ができ嬉しいです。

また訪れて、社殿の装飾もゆっくり見たいです。

海・山(丘?傾斜地??)・朱色が調和した美しい神社でした。

 

 

 

16:50日御碕神社からバスに乗って帰ります。

 

途中、バスから稲佐の浜が見えました。

こちらもガイドブック以上に本物は美しく感動しました。

(写真は上手く撮れなかったけど)

 


 

 

出雲大社前のスタバで一休み。コンセプトストアですね。

店内も雰囲気がありました。

 

 

 

17:58 一畑電鉄で出雲大社駅から松江しんじ湖温泉へ移動。

駅舎が素晴らしい。レトロモダンって言うんですかね。

 

 


 

 

 

 

 

 

そしてまた、ぽっつーーーーーん。誰もいない。

 

 


 

 

 

 

 

2020年12月23~25日。

世間がクリスマスに浮かれている頃(??)に

山陰一人旅に行って参りました。

 

 

【12/23】

JAL279便で11:35出雲空港に到着。

これから3日間、お世話になる「縁結びパーフェクトチケット」を購入して

楽しい旅のスタートです。

 

まず向かうのは

12:30 出雲大社に到着。

参拝の前に、お昼ご飯です!!

当初考えていたお蕎麦屋さんが、まさかの定休日(-_-;)で

「かねや」さんで三色割子そば3段を頂きました。

私が生卵が苦手だとお伝えすると、大根おろしに変更してくださりました。

うん(*^-^*)とっても美味しい。

個人的には山芋とろろが一番好きでした。

あっという間に完食でしたので、次は5段を頂こうと思います。

 

 


 

 

 

ではでは、出雲大社へ。

縁結びの神様、大国主大神様が祀られています。

こんな時期だったからもあるでしょう。人がおらず貸し切り状態。

心も澄みきって「これて良かったなぁ。」と何度つぶやいた事でしょう。

 

 

 

 

 

 

大社内には鳥居やご本殿、社が沢山ありキョロキョロしてしまいます。

神様にご挨拶し、拝殿でしっかりお参り。

しめ縄も立派です。

 

 

因幡の白兎に起因して、こんな可愛いウサギさんが大社内にいっぱい。

ウサギさんもお参りしている(*^^*)

 


 

そして参拝後は、宝物殿の近くの出口を出て、(確か)徒歩3分くらいのところにある

「命主木」の見にいきました。

木の幹の太さと形。力強さに圧倒されます。

 

 

 

 

 

 

出雲はぜんざい発祥の地という説もあり、これは食べておかなきゃ!と。

「出雲ぜんざい餅」さんでパクっと。小豆がホクホクしてました。

 


あぁ、充実!完璧!!これから、15:25のバスで日御碕へ移動です。

 

・・・帰宅後に気づいてしまいました。

 

まさか まさかの、出雲大社 神楽殿の大しめ縄を見落とした事に。

 

ちょっと時間が押してしまい、神楽殿へ行く道の案内看板的なものに

「結婚式場はこちら。ぜひお立ち寄りください。」みたいな文言が載っており・・・・

拝殿のしめ縄が立派だったから大しめ縄と勘違いしてしまい

「結婚式場=神楽殿は、見なくてもいいかー。」と思ってしまったんです(-_-;)

参拝中も、大しめ縄の場所がガイドブックと実際の位置関係が微妙に

違うなぁと思っていたんですけど・・まさか(泣)

 

皆さん、神楽殿にはぜひお立ち寄りください!!