来年秋入学の大学願書提出も8月解禁ということで・・。

 

ちょっと前に我が家の次男坊の大学学費について書いたんですけど、

 

 

2年目の学費

 

 

そういえば、アメリカの大学に授業料無償制度があるってご存じですか? あんまり知られてないようだけど、知っておいた方が良い情報だと思うのでシェアしますね。

 

 

これは国の制度ではなく、大学独自に決めている制度です。制度がある、なし、無償になる収入上限も各大学で違ってきます。

 

無償制度って、州立大(公立)がEBT(食費補助)とかフリーランチ(給食費無料)の必要な所得層を対象に無料にしているだけじゃないんですよ~。あのアイビーリーグにもあるんです。

 

 

 

 

まず最初に州立大を見てみると、

 

アイオワ大→ 制度なし

ウィスコンシン大→州内在住者のみ、収入6万5千ドル以下→授業料無料

イリノイ大→州内在住者のみ、収入6万7千ドル以下→授業料無料

ミシガン大→州内在住者のみ、収入7万5千ドル以下→授業料無料

 

 

 

そして、アイビーリーグと有名私大。

 

 

 

アイビーリーグ(有名私立大)になると

 

ハーバード大→収入8万5千ドル以下→授業料無料

コロンビア大→収入15万ドル以下→授業料無料

プリンストン大→収入10万ドル以下→授業料+学生寮費無料

 

スタンフォード大→収入10万ドル以下→授業料+学生寮費無料

           15万ドル以下→授業料無料

MIT       収入14万ドル以下→授業料無料

 

イェール大→収入7万5千ドル以下→支払いなし 

      収入20万ドル超えても授業料補助はあり  

 

**数字についてはざっと調べただけなので間違ってたらすみません。

 

 

アイビーリーグの方は意外と、無償対象者の収入は多い方だと思いませんか? 少なくとも政府からサポートがもらえるような層ではないですね。

 

 

 

 

 

まあただ、アイビーリーグは年間の学費が高いので↓

 

 

ハーバード、アンダーグラッド(学位)年間費用

 


年間82,000ドルほど。

 

 

スタンフォード大の場合は ↓

 

 

 

年間90,000ドルほど。160円換算なら1400万円強ですねー。4年で卒業できればx4で済みますが・・・。

 

 

注意点は、授業料が無料になっても、ハウジング(寮)、食費と学生費はマストで払うことになります。(その他個人的費用もかかります)

 

もし学業優秀スカラシップとか外の団体からのスカラシップがあれば、寮費からも引いてもらえるので頑張ればもう少し抑えられると思います。

 

 

 

こういう無償制度があるってことを知らずに「うちの子、アイビーリーグに入れそうだけど高い私立は無理だわ、州の州立大が限度」って思ってた方がもしいらっしゃったら、とりあえず大学のサイトで自分が当てはまるかどうか確認してみてください。

 

こっちの大学では対象外だけど、他の大学なら無償対象者だってこともありえるかもしれないので、諦める前に一回調べてみた方がいいかも。

 

ただ、それぞれの大学で無償制度の呼び名が違うので、検索したいときは簡単に、

 

「〇〇 University(College),tuition free」で調べると関連するページがヒットします。

 

 

健闘をお祈りします。