鶏や豚を煮た出汁の再利用~
『 *筍の卯の花* 』
圧力釜で手羽先を生姜と一緒に煮た後の旨みがつまったダシを使って翌日はおからを煮ました。
鶏だけじゃなく、豚の角煮のダシや魚の煮付けの後のダシでも美味しく作れるので煮汁は捨てずにタッパに入れて保存しておきましょう!!
おから+野菜で栄養満点。
しかも残り野菜や切れ端の野菜など冷蔵庫に残っている野菜でOKです。
人参、筍、椎茸、大根、蕪の葉…など冷蔵庫にある野菜で作ってみて下さい~お弁当にもグッドです。
おからは、冷凍保存が出来るのでスーパーでおからを買ってきたらラップなどで小分けにして冷凍保存しておくと残りのダシが出た時にいつでも作れるので便利です。
[栄養機能性]:筍
栄養価はあまり高くありませんが食物繊維がたっぷり。
食物繊維のセルロースが豊富で他にたんぱく質やビタミンB1、ビタミンB2、カリウムを多く含みます。
筍はじんわりとした旨みを感じますが、これはグルタミン酸を多く含むため。
エグみがあるので買ってきたらすぐに茹で、茹でたものは水に浸して冷蔵庫で保存します。
風味は落ちますが手軽な水煮筍を使ってもOK。
水煮筍を半分に割った時に切り口にみられる白い粉はアクではなく、チロシンといよばれるアミノ酸の一種。
チロシンを摂ると脳内物質のドーパミンが増加し、気力がアップに効果があるとされています。
白い粉は洗い流さず食べましょう♪
※茹で方
皮付きのまま、先端を大きく斜めに切手皮の部分に縦に切れ込みをいれます。
ぬかと一緒に水から茹でて沸騰後弱火で40分~茹でます。
そのまま湯の中で熱がとれるまで冷まします。
**********************************************************************************************
【材料】(4人分)
・おから 200g
・人参 4分の1本
・茹で筍 100g
・長葱 1本 ( 白い部分 )
・生姜 1かけ
[煮汁]
・残りのダシ 200ml
・醤油( ダシの濃度によるので味見をして )
・ゴマ油 ( 仕上げ )
【作り方】
・おからは、目の細かいふきんに包んで軽く水洗いをして良くしぼる。
・人参、筍は小さく切り、長葱、生姜はみじん切りにする。
・フライパンに油を少量ひいておからをじっくりと炒めて水分を飛ばす。
・煮汁を加えておからがしっとりしてきたところで人参と筍を加える。
・仕上げに葱を加えてざっくり混ぜ合わせ、ゴマ油をさっと回したらすぐに火をとめる。
所要時間:15分
**********************************************************************************************