個人事業主になってわかったけれど、フランチャイズ契約って、本当にやめたほうがいい。
普通、個人事業主になったら、稼ぎはそのまま自分のものになるけれど、フランチャイズだと、その稼ぎにまで手を出される。
儲ければ儲けるほどフランチャイズが手を出してくるので、フランチャイズの奴隷になる。今更、その仕組みを実感した。ようやく単月黒字になったと思ったら、儲けた以上にロイヤリティが発生した。その額100万円。なんだこの桁外れの額?もう本当に、事業をやめたい。永遠に赤字だ。フランチャイズの経営システム自体が詐欺的だ。
前任者から引き継いだ従業員のなかには問題あるやつ(ちょっとおかしいやつ)もいる。使わなければいいんだけど、募集しても、応募がないから、おかしなやつでも切れない。こいつらが足を引っ張る。
もともと、俺がやっている事業は俺が支払ったほどの価値はない。前任者とフランチャイザーが結託して提示してきた、ぼったくり価格だから、今すぐ売っても、半額程度にしかならない。でも、損切しても、もういいくらいにやめたいと思っている。
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今週も大学の勉強はさっぱり。ずっと、宅建の勉強をしていた。
宅建は俺が受けた時よりも、格段に難しくなっている。でも、じゃあ、今年の受験までに間に合わないのかと聞かれたら、そんなことはない、というレベルまでには持っていける自信がある。
民法や借地借家法は、あの大改正のあとなのに、それなりに解ける。俺、こんな個人事業をするよりも、宅建や気象予報士の講師でもやってた方がよかったよ。
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今週は、あえて飲みに行かなかった。大学生と話していたら「アルコールはQOLが下がる!」と言われて、今頃になって「本当だ!」と納得した。
何十年も前から、よおく分かっていたようなことだけど、今、新発見のような気持ちでこのことをかみしめている。
肉体的にも怠くなるし、俺の場合は、精神的にも鬱が入るからなあ。それと、俺の飲みは、金がかかり過ぎる。
アルコールからは距離を置こうと思ったのだが、アマゾンで無料だったので、ついつい、中島らもの「今夜すべてのバーで」(講談社文庫)なんか読み始めちまった。アル中の男の話だ。まだ途中だけど、くそう。おもしろい。
これからも、しばらくの間は積極的に飲みに行かないようにしたいと思う(夏の間、忙しいからと断っていた人たちから、9月になればいいだろと、やたら誘われてはいるけどさあ。)。
なんて思ってたら、来週の月曜日に、高校時代の同年生と夜に飲むことになった。なかなかアルコールとは縁が切れないなあ。
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韓国の法廷映画である「依頼人」を見た。
男が結婚記念日のために花束を持って家に帰ると、家のなかは警察官でいっぱい。ベッドの上には、おびただしい血。その場で「妻殺し」として逮捕される。
彼は本当に妻を殺したのか。弁護人は検察と戦う。被告人との意思疎通はなかなか図れない。今一つ、信用されていない。
妻の死体は見つからず、状況証拠のみで裁判は進む。被告人は、現像の仕事をしており、指紋は摩耗しており、残っていない。
冒頭から、一気にストーリーに引きずり込まれて、最後まで見てしまった。すごいな、この映画。
韓国では法廷映画っていうのは、賢い人たちが作っているんだなあって感心した。日本の法廷映画は、アイドルが弁護士や検事をやってて、キャスティングの段階でリアリティがまったくない。もう少し素養がありそうな人をキャスティングしろよと思うんだけど、多くの視聴者にとっては、検事って人の社会での役割自体を知らないだろうし、よくわからないおっさんが検事役をやっているよりも、アイドルが検事やってた方がいいんだろうなあ。
俺の持論に、優れた娯楽というのは、それを楽しんだだけで、何かしらの能力向上を図れるものである、というのがある。この映画を見ただけで、韓国の刑事訴訟について、ある程度学ぶことができる。
とりあえず、韓国では逮捕されても、きちんと弁護士はつけてもらえるし、それなりに弁護もしてもらえ、そしてまたちゃんとした裁判をしてくれることが分かった。
日本映画に対する批判込みだけど、いい映画だった。



















