僕が(学んで?)いる通信の大学は、レポートが合格するとテストを受けられる。レポートが合格した科目はあるが、テスト対策はなかなか進まない。

 

それで、別の科目のレポート作成も始めることにした。この科目では9本!のレポートを作らなくてはならない。こんなくだらないレポートを書くことに何の意味があるんだか、さっぱりわからないが、書かないと単位がもらえないんだから仕方がない。

 

日本が国際競争力を失って久しいが、意味のないレポートを書かせて満足している「大学側の学生の能力を伸ばす能力のなさ」もその原因のひとつなのではないか、なんてことも考えてしまう。

 

ただ、こういうことばかりを言っていると、この大学自体の存在意義にまでたどり着いてしまうので、卒業するまでは、あまり掘り下げないように気を付けたい。

 

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先週は休んだが、今週はジムに行った。今度のジムには腹筋を鍛えるマシンがある。そして、僕は腹筋には自信がある。

 

今回、ハックスクワットマシンは使わないというので、いよいよ腹筋マシンを使えるのかとワクワクしていたが、結局、普通のスクワットマシンを使うことになった。

「僕も腹筋を鍛えたい。」ダメもとでトレーナーに言ってみた。

「そういう楽なマシンは使わせないことにしています。」

冷たい返事だった。

 

背筋を鍛えた時は、結構つらかった。

「もう限界。もうこれ以上無理。」

「そうですか。そう見えなかったですよ。」

トレーナーはさらに重りを加えていく。

「俺の話、聞いてた?」

「ええ。聞いていましたよ。ちょっと重さが足りない、でしたっけ?」

 

筋トレは自分との闘いらしいが、俺には絶対無理。俺自身に勝てん。トレーナーがいなかったら、鍛えることなど絶対にできないと思う。

 

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先週の日曜日、雨のなか、車で栄のラシックに行って生ガキを食べた。久しぶりだったけれど、とてもおいしかった。

 

で、会計の時に安くてちょっと驚いた。飲まずにいれば、こんなに安いのかと、認識を新たにした。今まで、カキを食べるときにワインとか頼み過ぎだったことに初めて気が付いた。

 

そうだったのか。

 

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今までTOEICを教えていた大学生が、800点を超えたので、今度は宅建を受けたいという。

 

俺が宅建に受かったときは、そんなに難しくなかった。1か月も勉強すれば十分だったけれど、今は難しいのだろうか?民法も変わったからなあ。

 

で、大学生にテキストと問題集を買ってもらったけれど、俺も教えるために同じテキストと問題集を自分でも買った。将来は、こういう大人向けの塾もしたいと思っている。

 

パラパラとテキストを見ていたら、錯誤が取り消しになっているのに驚いた。今まで呪文のように錯誤無効って言っていたけれど、これからは錯誤取り消しになるのか。

 

なんとか今年、大学生を受かるレベルにまで持っていきたい。頑張って教えたい。

 

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ヒストリーチャンネルの「セックス・酒・ギャンブル裏社会と巨大産業」を全話見終わった。

端的に言えば、快楽を追い求める人たちと、それを規制する人たちの熾烈な争いだ。

 

例えば、コンドームは(最初はソーセージの皮で作られていた。)売春を促進するものとして、当初は違法だった。作った人は逮捕もされた。流れが変わったのは世界大戦。外国で若者たちが羽目を外し、次々と性病にかかり、戦力にならなくなる。

 

そのため、健康を守るためという名目で、コンドームが売られるようになった。

 

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ウイスキーもビールも禁酒法で禁じられた。ビール会社は仕方がなく、原料を売り、それをギャングたちが購入し、ビールを製造して店で売った。

 

これが合法になったのは、政府にお金が無くなったから。アルコールを合法化すれば、そこから税金が取れる。

 

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このドラマは、宝くじや賭博まで、政府が一度は禁止し、その後合法化されてきたという流れを振り返る。かつては、野球やゴルフも禁止された時代があったという。

 

そして、アメリカは今、多くの州で大麻も合法化している。

 

さて、日本はどう動くのか。たばこや飲酒で、選手がオリンピックに出られなくなる国だから、きっとまた、コロナの時みたいに政府の言いなりだろう。国民運動で大麻が合法になることは考えられない。

 

そもそも国民のいうことや現場の声なんかを、日本の政府は聞かない。立法をする国会議員だって、国民の声なんか聞いちゃいない。っていうか、聞いて、どうしたらいいかを考える意欲もないし、そもそもの能力もない。大麻が合法になることがあるとしたら、それは政府自らが「合法」って言いだしたときになるんだろう。

 

日本ってそういう国だ。仕方がない。