月曜日にボイトレに行った。今回も、驚くような指示をいろいろとされた。

 

今まで、歌うのに、一生懸命に息継ぎをしていたが、歌を歌うのにそんなに息は使わないのだと説得された。実際、息を吐き切った後、「じゃあ歌ってください。」と言われたら、それなりに歌えた。「歌に息なんてそんなにいらないです。息を使っても使わなくても、そんなに声量に差はないんですよ。」なんだって。

 

あと、僕は少し低めの声で歌うと、いい歌声になると信じていたが、それも勘違いだとのこと。僕は、もう少し高めに歌うべきだし、またそういう曲を選んだ方がいいということだった。なるほどなあ。

 

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で、火曜日は仕事に行く前にジムへ行った。

 

ジムではベンチプレスと、背筋を鍛えた。

前回、下半身を鍛えたので、今回はなしかと思っていたら、そのあと、スクワットをするように指示された。

 

「先週鍛えたじゃん!」

「下半身だけの日はありますが、下半身のない日はありません。」

 

それで、スクワットをした。それで、今週も帰るときには、生まれたばかりの小鹿のような足取りになった。

 

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6月から、個人事業を始めている。

 

経理は弥生会計でちゃっちゃとやってしまおうと思っていたが、なんだか意外と難しく、行き詰まりを感じていた。

 

それで、税理士に依頼することにした。個人事業主になったら、片っ端から経費にして、なんて思っていたが、依頼した税理士はとても厳しく、経費をあまり認めてくれない。クリーニング代すら認めてくれない。

 

願いが通らないどころか、今の雇用形態はおかしいんじゃないかと、様々な宿題をいっぱい出された。これからフランチャイザーに聞かなければならないことが大量にできた。

 

意外と税理士って、思い通りにならないものだなあ、と思った。経費の分野ではいろいろと諦めることになった。ただ、その分、もう領収書をキープする必要もなくなった。トータルの結論としてはよかったように思う。

 

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コンテストに提出するための小説を仕上げた。400字の原稿用紙換算だと110枚位の短い小説だ。

 

今週の後半は、もうストーリーはいじらず、あらすじを書いたり、エントリーシートを作ったりした。今回は今までの「片手間に」というのと違って、かなり時間をかけることができたので、その分、僕も本気でこの小説に取り組んでいる。

 

月曜日には発送するつもり。いつまでも持っているとなかなか大学のテストとか、ほかの仕事に取り組めないからなあ。

 

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なんて、ことばかりをしていたので、今週も大学の勉強はほぼできなかった。

 

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この仕事は午後2時から午後10時までなので、飲みに行くことはまずできない。

午後6時から飲めるとしたら、日曜日か月曜だけだ。

 

そんな貴重な明日の日曜日、俺はあまり知らない人と飲む。

今まで1回しか会ったことがないのに、「飲みましょう。」と連絡が頻繁に来るので、根負けして飲みに行くことにした。

 

いろんなお店の女の子からも来てって言われているのに、俺は結局、こういうおっさんと飲みに行くのかと、自分自身にもあきれた気分だ。

 

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ヒストリーチャンネルのドキュメンタリー「スネーク・ハンター~激突!超巨大パイソン~」のシーズン1を見終わった。

ペットとして飼われていたニシキヘビが、フロリダの湿地に放たれた。

ニシキヘビは大繁殖し、既存の生物が絶滅に追い込まれている。

 

そこで、フロリダ州は、獲ったニシキヘビの量に応じて報酬を出す政策を実施。

全国から優秀なスネークハンターが集結したって話なんだけど。

 

このドキュメンタリーでは、基本的に、ハンターたちは素手で蛇を捕まえる。

尻尾を持って、引きずり出し、頭を背後から抑え込んで、袋に突っ込む。一匹当たり、数10キロの重さがあるという。

 

このシーズン1では、何人ものハンターが、蛇の頭を抑え込むときや、蛇を袋に突っ込むときに、かまれて出血している。感染症が心配だ。

 

どうして、ニシキヘビの歯にも対抗できるような手袋をしないのか理解ができない。それに、日本人なら、二股に分かれた木の枝などで、蛇の頭を抑え込みそうなものだが、このハンターたちは、道具を一切使わず、毎回、反射神経頼みで、無理やり頭を押さえようとする。

 

捕まえた後、毎回のように「袋を持ってくるのを忘れた。車に取りに行く。」なんて言っているのも、あほ過ぎて理解ができん。

 

生死に関わらずお金がもらえるということなので、俺なら、結束バンドの輪を蛇の頭に掛け、その後、力いっぱい締め上げるという蛇殺しマシンを開発すると思う。

 

けがをするたびに「何やってんだよ。」とストレスばかりがたまるドキュメンタリーだったけれど、どうやったらニシキヘビを捕まえることができるのか、僕も理解ができた。ここに出てくるハンターほどの力は僕にはないが、もっと賢く捕まえる方法はいっぱいあるように感じた。

 

あと、外来種であるイグアナも繁殖しているという。ニシキヘビは、このイグアナも食べる。イグアナを駆除することで、ニシキヘビも駆除できるらしい。

 

このドキュメンタリーで、ニシキヘビは食べてもタイヤを食べているかのように、嚙み切れなくてまずいらしいが、イグアナはカニに似た味でおいしいということも知った。いつか食べてみたい。