中学生の頃、渋谷陽一の「ロックミュージック進化論」なんて本を読んでいた。表紙にドアーズの2枚目や(うわっ、暗っ!)ツェッペリンの4枚目のアルバムが載っている。

この本に感化されて、ジョン・レノンの「ジョンの魂」をよく聴いていた。

「ジョンの魂」は、暗い曲ばかり。それでも、当時の俺には心の隙間に入り込む曲ばかりで、暗い曲好きになってしまった。よくカラオケのある飲み屋で「暗い歌ばっかり歌うのね。」と呆れられるが、もともとは、この本のせいだ。

 

そういえば、この本を読んでいた頃、中学校の生徒会の選挙があって、俺は別に望んでもいないのに勝手に副会長候補にさせられた。それで「僕は、前任と同じことしかしない。いろいろとやるって、ほかの候補者は言っているけれど、バクバク口を動かしているだけで、そんな特別なことなんか出来っこない。ダボハゼと同じだ。」なんてことを演説した。選挙では当然落ちた。1ミリも悔しくなかった。

 

ダボハゼがどんな魚なのかも知らなかった。この単語も、使い方も、渋谷陽一の「ロックミュージック進化論」で覚えた。今から考えると、本当にろくでもない本との出会いだった。

 

僕が自分では読む割に、そんなに人には読書を勧めないのは、こういった不幸な出会いもあることをよく認識しているからだ。

 

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高校時代にはビートルズをよく聴いていた。大学生になって数年経ってから、友達に「ビートルズは聴かないの?」と聞いたところ「俺はストーンズ派だから。」と言われた。

 

この一言で、俺のビートルズ熱は一気に冷めた。確かに飽きていたし、ビートルズの曲っぽい曲が世の中にあふれていた。それで冷めたどころか嫌悪するようになった。それ以来、ビートルズはほぼ聴かなかったし、聴いているという人をどこか馬鹿にしたような感覚で見ていた。

 

それでも、ビートルズは、聴きたくなくても、どこかで聴かされてしまうのだった。特に12月は。

 

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今週はボイトレがあった。ボイトレの前日、トレーナーからLINEが来た。「歌いたい曲がありますか?」

 

考えてみたけれど、特に歌いたい歌が、僕にはなかった。それで、僕に合いそうな曲をあげてもらった。

 

星野源の曲だった。でも全く知らなかった。昔はあんなに音楽を聴いていたのに、もうすっかり聴かなくなったから。今っぽい曲は何も知らない。時代に取り残されていることをますます自覚した。

 

ネットでも見てみたけれど、俺が星野源を歌うイメージがさっぱりわかなかった。それで途方に暮れていたら、トレーナーから「ビートルズのア・ハード・デイズ・ナイトは?」と聞かれた。

 

当然、知っている。でもなあ。ビートルズかあ。

 

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その日の夜、飲み屋に行って、飲まなかったけれど歌った。覚えたての星野源はとても不評で、「全く雰囲気が合わない。」とダメだしされた。ア・ハード・デイズ・ナイトはまあまあだった。一番受けたのは、その日初めて歌った氣志團の「ワン・ナイト・カーニバル」だったけれど、この曲はさすがにボイトレには向かない。

 

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ボイトレに行く前に、ネットで、ア・ハード・デイズ・ナイトの歌い方についての動画を見た。

 

https://youtu.be/g9k11_WDfQI

 

世の中には、こんな動画もあるのか。

 

このなかで、LとRの音の違いについての説明があった。ラリルレロと言ったとき、上口蓋に舌が付くのがLで、つかないのがRといったような説明だった。

 

こんなにわかりやすい説明を聞いたのは初めてだった。

 

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ボイトレで、ア・ハード・デイズ・ナイトを練習したときに、LとRの発音について、トレーナーに、ネットで勉強したことを話した。

 

トレーナーが説明してくれた。「そのとおりだけど、でも、日本語のラリルレロの方が、Lの発音よりも、上口蓋に付く舌の位置が前」だという。「Lの発音は、もっと奥の方で、上口蓋に舌を付けてください。」

 

ア・ハード・デイズ・ナイトは、少しずつ、歌えるようになってきた。

 

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今週は、大学の勉強は、テスト用のレポートを3本ほど書いただけだった。多くの時間を証券外務員一種の試験の方に使った。

 

証券外務員試験は、思ったよりも手ごわくて難しい。もっと常識で簡単に解けるのかと思っていたけれど、技術的な要素も多い。何よりも知識が足りない。

 

11月28日の午前中に試験を受ける。その前に、手術を受けないといけないしなあ。そう考えるとあんまり時間がない。

 

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ネットフリックスのドラマ「サンクチュアリ-聖域-」を全話見終わった。

九州の不良が、金もうけを夢見て、東京の相撲部屋に入る話だ。そこで、相撲取りとして成長していく。その間、世の中にも相撲部屋にも揉まれることになる。

 

とても面白かったし、見ごたえがあった。第1話の冒頭で、兄弟子が大便をし終わったあと、「尻を拭け」と拭かせるシーンがあって、そこで、脱落しかけた。でも、脱落しなくてよかった。

 

破天荒だった時代もそれなりに面白かったが、まともに努力し始めてからは、ますます面白くなってきた。このドラマの監督はストーリーテリングの能力高いなあ、と思った。見ていた自分自身にも勇気がわいてきた。

 

ネットフリックスって、やっぱりすごい。このレベルのドラマをまだまだいっぱい見たい。

先週の日曜日に商業施設士補の資格を取りに行った。

 

これが何のための資格かわからないが(説明を受けたが、やはりわからない。)、大学である程度の単位を取ってさえいれば、この資格が取れる。

 

実際には講義を受けたあと修了考査が必要で、思っていたよりは大変だった。

 

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修了考査は、正誤問題が35問と300字程度の小論文だった。時間は60分。正誤問題は、それまでの講義を元に出題される。そして、ノートやテキストを見てよかった。

 

授業中、ここがポイントと言われる。それでノートにキーワードと教科書のページ数を書いていた。受講したほぼ全員がそうしていたと思う。

 

で、正誤問題を受けたのだが、この「ノートやテキスト見ていいですよ。」という試験は、意外と時間がかかることがわかった。

 

例えば、3Rなら「リデュース、リユース、リサイクル」だと僕は何も見なくても即答できる。正誤問題が3Rは「リデュース、リユース、リニューアル」って書いてあった時、×だとすぐにわかるけれど、そこにテキストがあって、講義でも聴いていると、ついつい調べてしまう。ノートに3Rと書いてある箇所を探す。見つからなければ、テキストの索引でも探す。それで、時間がかかる。

 

そのことに試験中に気がついて、完全にわかる問題は調べないことにした。今考えると当たり前だが、そんなことで時間を無駄にしていた。

 

小論文は、環境についての問題だった。ここのところ、大学のレポートや試験で何度も書いていたので、内容については迷うことなく書けた。大学については、日ごろ、ボロカスに言っているし思っているけれど、少しは役に立つみたいだった。もっとも、この資格自体が、何の役に立つかわからないんだけど。

 

試験は3分ほど早く終わったので、試験官に提出して帰ってきた。ちょっと気になって主催者の人たちに「この商業施設士補って、英文でなんて表現するんですか?」と聞いたら「わからない。」と言われた。テキストにも書いていない。

 

商業施設を作るのは、外資法人もいると思うんだけど。それに、このインバウンドに活路を見出している時代に、商業施設の試験で英文表記もわからないなんて。ますます、何のための資格なのかわからなくなった。

 

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9月はまるまる1か月、お酒を飲まなかった。10月初旬の九州旅行から帰ってきて、再び禁酒を始めた。ときどき寿司等は食べに行くが、そこでもウーロン茶等を飲んで、お酒は飲まない。

 

あんなに飲んでいたのに、飲まなくても平気な自分が少し驚きだ。でも飲みたいときには飲むつもり。我慢をするつもりもさらさらない。別に禁酒したからって、健康になるわけでもないことも実感している。

 

ただ、今までは必要以上に飲んでいた感がある。ぼったくられて、20万円以上払った夜も、一度や二度ではなかった。日本の夜の経済は、お酒で回っている。だから、お酒を飲むことは大切だとは思うけど、飲まなくても平気な自分に気が付いた今、雑誌や本、テレビ等で、「お酒は飲むべき」っていう洗脳をされていたような気がする。

 

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先週から、ジムがある日以外は、リングフィット・アドベンチャーを毎日10分以上することにして、今のところ続けている。

 

今のところ、痩せてもいないし体調が良くなったという実感もない。ただ、リングフィット・アドベンチャーをして、そのあと、ビーレジェンドというメーカーのベリーベリーベリー風味のプロテインを飲むと、猛烈に眠くなる。

これが運動の効果なのか、それとも、俺の体が、このプロテインに対して特異な反応をしているのかが、俺にはよくわからない。

 

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月曜日に、1人で熱田神宮へ行ってきた。

 

特に目的もなかったけれど、愛知県がこれだけ豊かなのは、願いごとを片っ端から叶える神様がいるからではないか、と仮説を立てたので、検証してみることにした。

 

っていう理由でもなく、なんとなく行ってきた。

 

月曜日で平日なのに人が多かった。それだけ有名な観光地ってことなんだろう。

ただ、神宮の大きな木々の下を歩くだけでも、どこか浄化されるような、いい気持がした。

 

どこかの裕福そうな家族が、子供に高そうな着物を着せて、七五三のお参りをしていた。その優雅な姿を見て、「違う世界もあるんだな。」と思いながら、お参りをして帰ってきた。

 

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ジムのトレーナーが、10月19日に行われた、レジェンド・ウォーズというボディビルの大会に出た。

https://youtu.be/TDLkhCoTMK4

 

今週、ジムに行ったとき、いろいろと話を聞いてきた。

俺が驚いたのは、このレジェンド・ウォーズで勝った人でも、その上のクラスでは10位内に入れなかったと聞いた時だった。

 

どれだけ、上がいるのか、この世界は厳しいだけでなく、果てしがないなあ、と思ったし、こんな世界で戦うなんて、トレーナーも大変だなあ、と思った。まあ、どの世界でも厳しいんだろうけれど。

 

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今週は、やたらと面談が入っていて忙しく、大学の勉強は全くしなかった。

 

つまらない仕事なのに、俺もよくやるよ。

 

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30話にも及ぶ中国のSFドラマ「三体」を見終わった。

世界中の物理学者が圧倒的な科学力を示す「何か」に、科学の進歩を邪魔されて、次々と自殺する。そして、通常の科学力では考えられないような技術を用いた、様々な出来事が起きる。

 

その大元を形成したのは、文化大革命の際に、人生に絶望した女性の科学者。太陽を増幅装置として使い、全宇宙に、地球について、電波を発信する。そして、宇宙の三体という文明が、この電波を受け取り、地球に移り住むことを考える。

 

まあまあ良くできたSFなんだけど、三体文明と地球との交信が、中国語で行われるっていうのがよくわからないし、地球を常時、監視し、科学者への個人攻撃までできる三体文明が、どうして、自分たちに味方となる派閥の人類が攻撃されるのを黙ってみているのか等々、詰めの甘さを感じざるを得ない。

 

もっとはっきり言うと、カメラワーク、CG、演技はもうハリウッドクラスなんだけど、肝心のストーリーが今一つ。「そんなわけないだろ。」と突っ込みどころが満載で、また展開が遅くて、見ていて本当に疲れた。

 

VRの三体ってゲームも、すごく長いんだけど、どこにゲームの要素があるのかもよくわからなかったし。

 

全体のなかで日本の位置づけが印象深かった。科学についての話し合いについては、日本は出て来ない。物理学分野では、もう世界に相手にされていないのだろうか。日本は軍事作戦の際には出てくる。しかし、中国の補佐をさせられる程度の役割しかない。なんだか寂しい気がした。

先週の日曜日に実家に帰って、郵便受けなどを見てきた。選挙があるせいか、郵便受けには選挙がらみのチラシがかなり入っていた。

 

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そもそも実家に帰ったのは、実家にいくつか放置しているモニターを持ってくるためというのも一つの理由だった。禁酒をしたら太り始めたので、スイッチのリングフィット・アドベンチャーを再開することにしたからだ。

 

でも、土曜日にアマゾンを見ていたら、今はプロジェクターが8千円台で買えることがわかった。スイッチをモニターにつなげるよりもアパートの白い壁にリングフィット・アドベンチャーを映して、身体動かした方が楽しくない?と自問した。

 

それで、アマゾンで安いプロジェクターを買った。家からは、モニターを持ってくることはなかった。

 

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日曜日にはプロジェクターが届いたので、スイッチに接続した。大きな映像でリングフィット・アドベンチャーをしたら、思った以上に楽しかった。

今までは、モニターで見ていたので気が付かなかったが、リングがしゃべるとき、リングの顔部分が動いていることが分かった。今まで、そんな細かいところは気にもしていなかった。

 

それから今日の土曜日まで、ジムに行った火曜日は別にして、毎日20分は最低でもリングフィット・アドベンチャーを続けている。

 

今まで随分とスイッチを放置していたので、やり始めた時に「プレイ中に日付が変わりました。」と言われてあたふたした。まだ午前10時頃だったから。

 

スイッチがインターネットに接続できていないことに気が付いて、接続した。本当に長いこと放置していたんだなあ。

 

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日曜日の夜は、飲み屋の女の子に誘われて、焼き鳥を食べに行った。そしてそのときに、11月に証券外務員第一種の試験を受けることにした。今まで、こういう試験があることは知っていたが、さすがに銀行員でも証券会社員でもない俺が取る必要性を感じなかった。それに、そういった社員資格がないと受けられないとも思っていた。

 

でも、銀行員や証券会社員の考え方がわかった方が、FPの試験を受けるよりも手っ取り早くない?と思った。銀行員と会話する際、FP資格を持っているというよりも、証券外務員第一種持っているよと言った方が、へんてこな商品を売りつけられないような気がした。

 

ただ、この試験、受験料が1万3千円を超える。だから絶対に落ちることができない。試験日は11月後半。あと1か月以上あるから、なんとかなるだろう。っていうか、申し込んじゃったから、なんとかしないとなあ。

 

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大学は今週、金曜日に1科目分の試験を受けた。試験前に試験に出る予定の10問分の解答を用意していたので、実際の試験は10分もかからずに終わった。一番適当に書いたテスト2つが選ばれてしまった。それで成績は高望みできないだろうが、単位は取れると思う。この大学の好成績なんて意味がないから、それでいい。

 

この試験が失敗でなければだが、卒業まで残り8単位4科目になった。頑張れば今からでも今年度卒業できそうだが、僕は今年度、まだ卒業するつもりはない。もう少し、CADの勉強をしたいから。

 

そして、この大学にいるとマイクロソフト365も無料で使えるらしい。もうサブスク登録してしまったから、俺には意味がないけれど、1年前に知っていれば、意味があった。

 

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仕事は相変わらず、つまらん。やめたい。

 

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BBCのドラマ「シャーロック」をシーズン2まで見終わった。

実はシーズン3も見始めたんだけど、もう挫折した。推理が緻密じゃないし、「そうだったのか」が乏しい。

 

シーズン3冒頭の、シャーロックの自殺が実はフェイクだったっていう種明かしも、無理やり感満載で「くっだらねえ。」って思った。

 

題材はいいし、役者もカメラもいいんだけど、脚本がなあ。いまいち、つまらん。

6日の朝、福岡への旅行中に歯磨きをしていたら、歯の矯正用ワイヤの端が外れてしまった。そのワイヤが、舌に突き刺さる。そのときは旅行中だったし、無理やり、歯の隙間にワイヤを押し込んで、なんとかやり過ごした。

 

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月曜日は、そのワイヤの処理のために栄にある歯医者に行ってきた。原因は、ワイヤの端の接着剤が剝がれてしまったからだという。「もう外れないように、端は2重に接着しました。」という。2重に接着の意味がよくわからなかったが、「ありがとうございます。」といって、歯医者を出た。費用はかかったが、それほどでもなかった。

 

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僕は腕時計にはオシアヌスというカシオの太陽電池で動く電波時計を使っている。同じオシアヌスのシリーズだが、違うバージョンのものを1つずつ持っていて、かわるがわる使っている。そのうち1台がどうしても1時間くらい違う時刻を指すようになり、直らない。

 

せっかく栄まで行くのだからと、それも松坂屋のなかにある電気屋さんに持って行って直してもらってきた。20分ほどで直った。

 

原因を聞いたら「磁気ですかねえ?いずれにしても、軸が違っていたので、直しました。」とのこと。軸を直すっていう言葉が重く、素人が入り込めない世界のように感じたので、それ以上は何も聞かなかった。オシアヌスの時刻合わせは、無料で済んだ。

 

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この日の夜は、ウナギを食べて、それから飲みに行った。飲み屋では女の子に禁酒を勧められた。「禁酒していたときの方が、顔色がいい。」という。

 

「わかった。お酒もやめる。このお店に来るのもやめる。」と宣言したが、「このお店は来なくちゃダメ。」と認めてくれなかった。実際、今週は試験があったのだが、試験前にも、何度もお誘いのLINEが来て、ぐったりした。

 

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火曜日は午前中に、ジムに行った。

 

トレーナーも自身が選手として参加するボディービルの大会まで数週間に迫っている。腹筋を見せてもらったら、日焼けマシンで黒く灼け、腹の脂肪は見当たらず、つまんでも皮一枚だけというところまで絞っている。

 

トレーニングの最後はスクワットだった。

「あと、1セットです。」というので、全力で対応した。そうしたら、「はい。じゃあ、あともう1セットで終了です。」という。

 

「さっき、あと1セットって言ったじゃん。まあ、それだけ絞った体のトレーナーからやれって言われれば、やるけどさあ。」

「私が指示したときに、えー、とか、やだーっていうのはあなたくらいですよ。」

「マジで?ほかの人って文句言わないの?みんな俺よりすごい体の人ばかりだからだよ。」

「そんなことないです。あなたは、もう上級者の部類ですよ。レベルが高い。」

「それは絶対にない。そんなことは絶対にないくらいの自覚はある。」

ぶつくさ言いながら、もう1セットやった。これが半年前だったら、もう歩けない状態になるところなのに、普通に歩いて階段を下りられる。

文句は山ほど言っているが、そして、これからも言い続けるつもりだが、実際に、鍛えられているよなあ、と実感した。

 

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木曜日は、仕事の前に、仕事を始める際にお世話になった弁護士さんに挨拶に行ってきた。

 

大量のアイスクリームを持って行ったが「そろそろダイエットをしようと思っていた。」と弁護士の先生が言う。

「アイスクリームがなくなったら、ダイエットを始めることにしよう。」と言っているのを見て、「ダイエットは永遠に始まらないだろうな。」と思った。

 

美人秘書さんが助言をしてくれたおかげで、お昼をごちそうになった。弁護士さんに相談しに行って、ごちそうになって帰ってくるって言うのもなあ。まあ、今回は挨拶だったからいいのか。

 

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金曜日は、朝10時から、「2次元CAD利用技術者試験 2級」という試験を受けてきた。60分で60問を解く。だから、基本的に1分で1問解けばいい。でも、1問解くのに、1分もかからないだろうというのが、試験前の読みだった。

 

勉強したのは「CAD教科書 CAD利用技術者試験 2次元2級・基礎 テキスト&問題集 第3版」と、この本におまけでついてくるダウンロードした問題だけだった。

どちらも3周はした。同じ問題が出たら、95%は解ける自信がある。ただ試験を受けようと思ってから、3週間も経っていない。

 

最初はどんどんと問題が解けた。試験時間60分もいらないな、なんて思っていた。でも、作図問題でつまずいた。

 

今ここで、CADを使って、同じものを描けと言われたら、すぐに描ける。でも試験問題に載っていた手順がさっぱりわからない。そしてその手順がわからなければ、問題は解けない。

 

「こんな簡単な図、すぐに解き方はわかる。」と思って、ついつい熱中してしまい、気が付いたら、まだ試験全体では半分も解き終わっていないのに、時間が半分過ぎていた。

 

それで、その問題は飛ばして、次の問題に対応した。ところが、その問題も正解に導けない。頭がぼーっとしてきた。すごく投げやりな気持ちになった。

 

何を聞かれているのかもわからない問題もいくつかあった。基本的に、勉強が足りない。もう1冊くらいは、別の問題集もやるべきだった。

 

残り3問の時に、時計を見たら、残り3分しかなかった。これでは、やり残した作図問題が解けない。

 

それで、残りの3問は即答して、作図問題に戻った。でもやはり解けない。基本的に作図は、対称複写してから回転複写か、回転複写してから対称複写だろうというところまでしか、詰めることができなかった。で、時間がないので、あとは勘で解いた。

 

この試験は終了後、すぐに結果が表示される。

CADシステムの知識は正答率88%、製図の知識は69%、合計80%で、一応、合格はしていた(それぞれ5割以上、合計7割が合格ライン)。

 

製図の知識は7割に届かなかった。危なかった。

 

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仕事は相変わらずで、全然、面白くない。さっさと辞めたい。

 

職場の複数の机には、フランチャイザー様ご指定の蛍光灯が付いているのだが、最近、この蛍光灯がチカチカするようになってきた。それで、この蛍光管を交換しようとしたのだが、売っていない。

 

製造元の電機会社に電話で問い合わせをした。「発売を中止し、代替品もない。本体ごと取り替えてもらうしかない。」という。LEDが主流になり、蛍光管事業から撤退する業者が多いのだそうだ。

 

フランチャイザーに聞いたら、一応、蛍光管が余っていないか、ほかのフランチャイジーにも聞いてくれるのだそう。まあ、「聞いてあげる。」なんて言っても、結局、「なかった。」って言われるんだろう。また俺の金で修繕かよ。

 

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大学の勉強は、CAD試験のために何にもしなかった。レポートは、全部合格していたけれど、まだテストがあるからなあ。

 

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ネットフリックスのドラマ「地面師たち」を見終わった。

知り合いみんなが、「すごいドラマ。」というから見た。

 

第1話では、地面師のリーダーが外国でグリズリーに襲われそうになる。そのグリズリーが、ぬいぐるみ感丸出しで、リアル感が全くなく、俺はずっと、こんな子供だましを見るのかと、危うく見るのを挫折するところだった。

 

第2話、第3話と話が進むにしたがって、だんだんとはまりだした。役者の演技がリアルで、引き込まれた。いい俳優を使っているよなあ。

 

免許証のなかにデータチップが入っていて、それを読み取ることができるなんてことを初めて知った。詐欺をする側は、そんなものまで偽造をする。これだけ用意周到に、騙すことに全精力を投入するなんていう発想がなかった。

 

俺なんか、普通の契約でも騙されっぱなし。プロの手にかかったら、あっという間にやられる。その自覚だけは新たにした。

 

このドラマでは、詐欺師側が100億円の詐欺に挑戦する。不都合な人間は次々に殺していく。殺すために騙すのではなく、騙すために、不都合な人を殺す。地面師の価値観がズレている。

 

見終わって、俺自身も、会う人に「すごいドラマ。」と言いながら、このドラマを人に勧めている。ただ、最初に出てくるグリズリーだけは、作り物感、満載だから、そこで挫折しちゃだめだということも忠告するようにしている。

 

原作も読んでみたくなった。きっと読む価値がある本だと思う。

月曜日は休みだった。特に何の予定も立てておらず、暇だった。もちろん、大学のレポートやCADの勉強等々、やることはあったけれど、まったくやる気がわかなかった。ネットで見ていたら、スイッチのソフトで、ファイナルファンタジーの10と10-2がリメイクされて売っていたので、買おうかと思ったくらいに暇。でも前向きなことは何もしたくなかった。

 

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ネットフリックスの「地面師たち」と「極悪女王」を以前から見たいと思っていた。

 

ただ、ネットフリックスでは、以前、俺のクレジットカード情報を使って、知らないコロンビア人が2015年から7年間にわたってプレミアム契約を結んでいた。俺がクレジットカード明細を見ないのも悪かったけれど、コロンビアで視聴されているなんて、不自然だと思わなかったのだろうか?それ以来「こんないい加減な企業と契約するもんか。」と思っていた。

 

今年の冬に、野沢温泉で、ニュージーランドの女性の友達に会ったとき、彼女は夫に、僕について「彼はいろんな資格を持っている。」と説明をした。その資格の数を聞いて、彼女の夫は驚いたようだった。それで「いつ勉強しているんだ?日本には、ネットフリックスがないのか?」と俺に聞いてきた。ネットフリックスが、世界的に、娯楽を提供するいい企業だってわかったけどさあ。

 

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それで、暇だった月曜日、とうとうネットフリックスと契約してしまった。コロンビア人は俺の金でプレミアム契約をしていたらしいが、俺は一番安い、広告付きの790円のコースにした。それで十分だった。

 

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9月は一滴もお酒を飲まずに過ごした。

 

だからといって、健康になったわけでも金持ちになったわけでもないけど、自分にこんなことができるんだということが驚きだった。

 

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そして、今週末は金曜日から日曜日まで、田舎の5人の同年代の友達と2泊3日の旅行に行った。この間は、でも、事業を停めることができないので1日、1万円で、僕の仕事を知り合いの人に代行してもらった。

 

目的地は熊本と福岡だった。

 

全部、友達が旅行の手配をしてくれて、僕は朝7時に、セントレアで友達と合流する予定だった。

 

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空港に、駐車場の予約をしていた。駐車場に車を停めて、旅行用の小型のスーツケースを下ろそうと思ったら、なかった。よおく考えてみたら、そもそも車に載せた記憶も、スーツケースを持って家を出た記憶もなかった。僕は機内持ち込み用の荷物だけ車に載せたことを思い出した。スーツケースは、着替え等々、パッキングしたのに、まるまる家に忘れてきた。

 

それで、機内持ち込み用の荷物だけ持って、友達たちと合流した。

 

まず、セントレアから、熊本空港へ行った。熊本空港で、おにぎりを食べた後、タクシーで、サントリーの九州熊本工場に行き、見学をした。見学のあと、モルツ等、3杯限りの試飲があって、できたてのモルツを飲んだ。これが1か月ぶりのアルコールだった。工場の説明も、わかりやすくて興味深かったけれど、ただビールの元になる麦芽汁にホップを入れて香りづけすることを「アロマリッチ・ホッピング製法」って名づけているのには、ふかしすぎだろ、って突っ込みたくなった。

 

 

工場で飲んだビールは、とにかく泡が美味しかった。泡だけを飲んでいたいと思ったくらい。そうしたら、ビール缶に取り付ける「神泡サーバー」というものがあることを知った。でも、熊本工場の売店では売っていないんだって。「アマゾンで買ってください。」と言われた。

 

それから、熊本市内まで、サントリー工場のバスで行き、ホテルにチェックインした。

 

僕は、それから100円ショップに行って、下着を買ったり、H&Mに行って、着替えをかったりした。携帯電話の充電器とかも100円ショップで買った。なにしろ、荷物を何も持っていないんだから仕方がない。

 

そして、夜は「馬肉料理 菅乃屋 新市街店」ってところで、馬肉のコース料理を食べた。今まで桜肉というと、噛み切れない赤身の肉というイメージだったが、まったく違った。馬肉が、刺身でも、焼き肉でも、アラカルトでもとてもおいしかった。特に肉みそは素晴らしかった。

 

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翌日は、新幹線で福岡に移動した。

 

宿泊するホテルに荷物を預けると、全員で競艇に行った。

競艇では、まあまあの穴を当てたので、僕の収支はトントンくらいだった。

 

そして、夜は、中州 博多船という屋台船に乗って、フグ料理を食べた。量が多くて、とても満足した。

 

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その翌日は(今日のことだけど)、朝から、お寺や神社巡りをした。

 

東長寺の大仏を見て、大仏殿にある極楽巡りなんかもしてきた。

 

櫛田神社にも行って、博多祇園山笠の山車なんかも見てきた。

 

それから、福岡空港経由で、またセントレアまで戻ってきた。

 

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そんなわけで、今週も大学の勉強はしなかった。

 

CADの試験勉強は、教材を、機内持ち込み用の荷物に入れていたので、何の支障もなく、勉強ができた。

 

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村上春樹の短編小説集「一人称単数」(文藝春秋)を読み終わった。

正直言って、どの話もつまらなかった。「品川猿の告白」くらいが、少し心に沁みた程度で、後の話は、短い話をただ載せたって感じだった。「ヤクルト・スワローズ詩集」なんか、こんな文章読んで何を感じろっていうんだよ。

 

表題にもなっている短編「一人称単数」は、めったに着ない上質なスーツを着て、バーに行ったら、50歳くらいの女性が突然声をかけてきて、いわれのない批難を受けるって話。

 

まず、女性が突然声をかけてくるところから不自然過ぎる。しかも、スーツのことを題材になんて。で、春のとてもいい気候だったのに、バーの外に出たら、すごく寒くなっていた。街路樹には、大蛇が絡まっていた。?

 

こんなでまかせのストーリーにもなってないような話をただ書くのって傲慢だと思う。得たことは少なかった。それでも、最後まで読ませちゃうっていうのは、さすが大作家ってことなんだろう。

 

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映画「ジョン・ウィック:コンセクエンス」を見終わった。

2時間40分を超えるらしい。でもそんな長さを感じなかった。この映画は、ジョン・ウィックの第4章にあたる。自分が第3章を見逃しているってことは、途中で知った。

 

ジョン・ウィックなので、アクションがすごい。延々と殺し続ける、今回は一部では大阪が舞台になっている。日本でこんなに殺しちゃったら、裁判、何年かかるんだろう。

 

キアヌの運動能力ってすごいなあ、なんて思いながら最後まで見た。ラストの決闘シーンが気に入って、このシーンだけは何度も巻き戻して見た。予想外だったので、面白かった。

 

第3章も見ないとなあ。

飲み屋のお姉さんに誘われて、今週は焼き肉をはじめとして3回も飲みに行った。でもアルコールは未だに飲んでいない。焼き肉を食べながら、白米を食べて、こんなんで満足できるのかと、自分自身に驚いた。

 

飲み屋でも、ずっとウーロン茶を飲んでいる。まあ、あの飲んだくれで有名な歌手のトム・ウェイツが実は下戸だっていうんだから、俺程度の人間が酒を飲まなくったって、世の中は全然困らない。

 

ただ、アルコールなしでは、とてもカラオケで歌う気がしない。自分が下手なのを実感するから。酔いは耳からくる。酔っ払いが大声で話すのは、耳が聞こえなくなるからだ。今まではよく平気で歌っていたなあと、恥ずかしくなる。

 

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アルコールを飲まなければ、どんどんと健康になるものと思っていたけれど、別にそんなこともなく、胃腸の調子も、飲んでいた頃と変わらない。ただ、飲んでいないから二日酔いになることはない。

 

健康診断の結果が返ってきたけれど、血液もそんなに改善していない。中性脂肪なんか、以前より増えているくらいだ。γGTPとかは確かに下がったけどさあ。

 

睡眠については、ぐっと寝つきが悪くなった。酒を飲まないせいではなくて、年のせいかもしれないけれど。とりあえずメラトニンを2ミリグラム飲んで、無理やり眠っている。4時間くらいで目が覚めて、それから1時間くらいキンドルで漫画や週刊誌を読んで、そしてまた3時間くらい眠るって感じだ。

 

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今週は、ジムにも行った。全身を鍛えたが、筋肉の基礎ができてきたのか、以前よりも動きがだいぶスムーズになった。

 

相変わらず、スクワット後には足がふらつくが、その割合も減少してきたように思う。

 

禁酒の件では、トレーナーに「1か月も飲んでないなんて、今までの行動を考えると信じられないですね。いいことです。」と褒められた。

 

トレーナー自身は、約1か月先の大会に向けて追い込みに入っている。前回、ウエストを見たときは、きれいに腹筋が割れていたけれど、さらに絞り込んで、わき腹から贅肉が消えていた。ここから、あとまだ2キロ程度、絞るのだそうだ。

 

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トレーナーに、なかなか寝付けないという話をしたら、ブレイン・スリープというメーカーのマットレスと枕がいいと言われた。

トレーナー自身が使っていて、今年になってから一番いい買い物だったという。ただ、マットレスは、大きさも重量もかなりあるらしく、話を聞いただけで、引っ越しが大変になりそうだったのであきらめた。

 

枕は4万円近くする。でも、よく寝られるならいいかとアマゾンで買ってしまった。まだ、来たばっかりで、1晩しか使っていないけれど、昨日の夜は久しぶりにぐっすり寝た。目を覚ましたら6時間も経っていた。

 

高い金を出したことによるプラセボなのかもしれないけれど、こんなに寝られるんならそれでもいいや。体感として、すっごく寝た気がした。

 

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大学は、1科目分のレポートを提出した。「来年も留年しようっと。」と心に決めたので、今年度はできるだけ、科目を消化することに主眼を置いている。

 

理想は今年度中に残り2科目にまですること。そんなに無理なことではないように思っている。ただ、この大学の場合、レポートをどれだけ書いても、自分の血肉になっている実感が皆無。建築学科卒の肩書が欲しいから、我慢してこの苦役に耐えているけれど、こういう意味のない勉強には虚しさしか感じない。

 

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仕事は、もううんざり。従業員にも、顧客にも振り回されて儲からない。

 

フランチャイザーに「もう事業を辞めたい」と言ったら、譲渡希望申請書というのが送られてきた。譲渡相手はフランチャイザーが決め、決まったら、成功報酬等々で約45万円をフランチャイザーに払うんだそうだ。どうなることかもわからないけれど、どこまでもふんだくるなあ。

 

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そういえば、事業所の換気扇が壊れたので、不動産会社に見てもらった。俺がいないときに事業所に来て、業者と検討したという。

 

「で、どうなりました。」

「とりあえず、見積もりを取って大家さんと相談することになりました。換気扇外側のフードについては、かんこうすることになりました。」という。

「かんこうって何のことですか?」観光?函工?意味がわからない。

かんこうは愛知県の方言で、どうも勘考という漢字らしく、「よく考えて、工夫する」という意味らしい。知らなかった。

 

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CAD利用技術者試験2次元2級を10月第2週に受けることにした。50分間の試験だそうなので、午前中に受ければ午前中に終わる。午後からの仕事に間に合う。

今週になってから勉強を始めたんだけど、本を読んで、この内容なら「2週間もあればマスターできる。」って思った。

 

10月第3週は、まったく理解もしてないし、何のことかもわかっていない、商事施設士補の資格も取りに行く。10月は試験勉強が忙しそうだ。

 

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10月4日から6日まで、長野の田舎の同年の友達6人で、熊本と福岡に旅行に行く。計画は、彼らが勝手に立ててくれた。当然、この間、仕事ができないので、仕事の代行を依頼することになった。フランチャイザーに頼むと、またがっぽりとふんだくられるので、前の職場の同僚に依頼した。

 

今日、これから、同僚に仕事の説明をする。うまくいくのだろうか。旅行の間、何事もないといいなあと思っているところだ。

 

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そして、この旅行のときに、僕は1か月以上ぶりにお酒を飲むんだろう。この男ばかり6人の旅行で、飲まないって選択肢はないから。

 

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佐藤智美の漫画、「ムショ医~女子刑務所のカルテ~」(佐藤漫画製作所)を全5巻読み終わった。絵も見やすいし。内容も分かりやすく、漫画の王道のような漫画だった。

ただ、女子刑務所に女性医師として赴任するだけの話なので、刑務所ではいわばお客さん。それなりにドラマはあるけれど、特別なことが起きるわけではない。ヒューマンドラマってやつだ。刑務所が舞台なので犯罪者しかいないけれど、犯罪者といってもそんなにおかしなやつばかりいるわけじゃないし、ほとんどの人はまともだ。

 

女ならではのドロドロとしためんどくさい世界はある。読んでいるときに、今の俺の部下を思い出して、うんざりした気分になった。漫画自身は悪くない。まあそれなりに面白かった。

 

なんて、書いて、ちょっとネット見てみたら、この漫画、連載打ち切りになっていた。作者自身は、まだまだ描きたいらしいのに、ダメだったらしい。俺にとっては面白いから、描かせてあげればいいのにと思うけれど、連載って難しいんだなあと改めて思った。

その昔、東京で一緒に仕事をしていた仲間が亡くなった。このことを教えてくれた人の話では、2月にコロナにかかって、その後遺症が原因だったらしい。俺と同じ年の仲間だった。

 

健康を害しているなんて話を聞いておらず、入退院していたなんてことも知らず、いきなり亡くなったという話を聞かされたので、気が動転した。

 

酒が強く、一緒に飲むと、やたらと飲まされた。俺もなんだかんだ言って飲めてしまうので、ついつい飲み過ぎてしまう。それでも、一緒に飲んだ時は、帰り道や、家で、だいたいいつも吐いていた。

 

本人もすごく飲んでいた。自分自身の結婚式では、注ぎに来た友人や知り合いの酒を、足元のバケツに注がずに全部飲んだらしい。俺は2次会から参加したのだが、その2次会のカラオケで、散々本人も歌っていたのに、まったく記憶がないのだと言っていた。

 

彼は旅行会社に勤めていたので、海外旅行のことをいろいろ聞いたりして、世話になった。酒をすごく飲む以外は、きちんとした人で、常識をわきまえていた。俺と違って「完璧な二日酔いです。」という顔で職場に来ることもなかった。俺はよく呆れられていた感がある。でも、彼とのことは、なんといっても飲み会で、毎回、少なくとも俺自身は限界まで飲んでいた日々のことを思い出す。

 

サラリーマン時代を振り返ったとき、この東京にいて飲んでいた日々こそが楽しかった。俺がブログを書き始めたのは、つまらない生活が始まってからで、一番楽しかった東京での日々については、どこにも記録がない。東京の生活が、春だったとすれば、それ以降の生活は、基本的にずっと冬だ。

 

まだ気持ちの整理がつかないし、亡くなったという実感もない。ただ心のどこかで、すごく悲しくて、自分のどこかがすごく泣いているような気がする。彼のことを考えると、力が抜けていくような、そんな気がしている。

 

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その話を聞いた翌日に、病院に行って検査を受けた。体に埋め込んでいるICDの電池がかなり消耗していて、電池交換をしないといけないという。体に埋め込んである装置なので、当然、手術になる。2泊3日程度を想定していたのだが、4泊5日くらいになりそうだという。

 

「手術は、3月頃でいいですか?」と聞くと、「いや。もう来週でもいい。そのくらい早く交換したい。」と医師が言う。

 

「来週は予定があるからなあ。」それで、双方の予定をすり合わせて11月に手術することになった。正直、とてもめんどくさい。自分がやっている仕事でも、代理の人を依頼しなければならない。

 

同じ年の仲間も死んだし、本当にもういつ死んでも不思議のない年になったんだなあ、と思う。めんどくさい従業員に振り回されるような、こんなつまらない仕事をいつまでもやってちゃいけないよなあ、って思っている。

 

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今週は、ボイトレにも行った。発声練習の後、新しい曲を選んでいいと言われたので、スティービー・ワンダーの「ステイ・ゴールド」にした。

 

トレーナーが言うには、この曲はバラード。リズムが隠れているので訓練するには最適だという。この見えないリズムを意識して歌えるかどうかがカギらしい。俺は、とりあえず、さっぱりリズムを捉えられない。

 

トレーニング終了後、トレーナーからボイトレを習い始めて1年が経ったと聞かされた。「声帯を使って声を出してください。」と言われて、最初はとまどった発声練習も、今ではそれなりにできるようになっている。随分、進歩したなあと自分でも思う。

 

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ゼンリンという会社の人が、ポスティング広告のことで職場に来た。今は、まだ事業の足元を固めている段階で、広告を打てるような段階ではないことを説明して、理解してもらったけれど。

 

でも説明だけは聞いた。それで、このポスティング広告をどこに配るのかということについて説明を受けた。配る予定地域の地図データを見せてもらったら、ゼンリンでは総務省が利用促進しているe-Statのデータを使っていたので驚いた。

 

俺も、かつて総務省のオンライン講座で、このe-Statについて学んだ。だから、このe-Statと地図を組み合わせて使うと、どこの通りにお年寄りが多いとか、若者が多いとかわかることは知っていた。総務省が、これをビジネスで使うことを推奨していることも知っていたが、本当に使われているのを初めて見た。

 

これだと、若者が多い地域に、効率的にチラシを配布できる。それが正解。魚のいない川では、どんなプロが竿を振っても魚はかからないってことだ。

 

俺の事業を仕切っているフランチャイザーは、「広告は新聞の折り込み広告で」なんて言っていたけれど、効率悪いよなあってずっと思っていた。まだ広告打たないし、そこまでやる気も正直ないけど、するならゼンリンに頼むよなあって思った。

 

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大学は、1科目分のレポートを仕上げた。この科目は、レポートだけでテストがないので、これでまた1科目終わったことになる。

 

成績は悪いだろうが、落第することはないと思う。

 

それで今週は、別の科目のレポートを書き始めた。2本書かなくてはならず、今週、1本は書き終わった。

 

一応、新しく取り組む科目は、建築士試験にも出る範囲の科目だが、レポートを書くなんて、一番効率の悪い勉強法だと思う。「つまらねえなあ。」とぶつぶつ言いながら、法律の文言を書き写したりした1週間だった。

 

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そして、大学の勉強とは別に、AutoCADの勉強を始めた。

 

「Autodesk AutoCAD 2025公式トレーニングガイド」(日経BP)を買うと、動画と課題をダウンロードできる。それで、その動画を見ながら、課題に取り組んでAutoCADの使い方を学んでいくんだけど。

 

動画上の作業が速い。速過ぎて、とても動画と同じタイミングで処理ができない。それでも、少しずつ前進している気がする。何回やってもできない分野は、後回しにして、とりあえず最後までやり切りたい。

 

ちなみにだが、ダウンロードした課題と動画は見るが、この本体であるAutodesk AutoCAD 2025公式トレーニングガイド自体は、まったく見ていない。そんな必要は全く感じない。この公式トレーニングガイドという本の方が、おまけのような感じになっている。

 

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さらに、関係がないが、今年中に、2次元CAD利用技術者試験の基礎か2級くらいは取得したいと思って、その勉強も始めた。

 

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山本英夫の漫画「殺し屋1(イチ)」(電書バト)を全10巻読み終わった。

主人公のイチは元いじめられっ子だが、相手を殺す際には人格が入れ替わり、圧倒的な能力を持つ殺し屋になる。

 

舞台は歌舞伎町にあるやくざが多く住むというマンション。

イチはやくざを次々と殺していく。

 

敵となるやくざのなかには、痛めつけられることに快感を覚える者もいる。一筋縄ではいかない。

 

あまりにグロくて、漫画とはいえ、読んでられないなあ、と思うようなシーンが続出。イチも殺し屋の状態にマインドセットされると、超人的な身体能力が開花する。そして、殺し方も残虐だ。

 

もしこの漫画のような状況で、俺が対抗するやくざだったら、もっと早くイチを特定できたような気がする。盗聴器の調査等々ももっと早く始めたと思う。イチも変装とかすればいいのになあ。などと読みながら何度も思った。

 

ジョン・ウィックのように、殺しもスマートであればいいが、あまりに残虐で(実際にはそっちの方が現実に近いんだろうけれど)、正直、もうこれ以上、読みたいとは思わない。しかし、それなりに面白かった。

月曜日に健康診断に行った。てっきり、労働基準法に書いてあるくらいの検査をするのだと思っていたけれど、実際に検査したのは、身長と体重、あとは血液くらいだった。

 

1時30分に受付をしたのだが、着替える必要もなく、2時にはすべて終了。バリウム検査に備えて、12時間以上の絶食をしていたが、そんな必要はなかった。

 

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いつも記入している予定表を見てみると、8月27日からアルコールを口にしていない。別にアルコールがおいしいものだとは思わないけれど、コンビニに行ったり、スーパーに行ったりするたびに、どこか体が欲しがっているような気がする。マイルドなアルコール中毒なのかもしれない。

 

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アルコールも煙草に負けず劣らず、健康に良くないことは以前から知っている。でも今までは、サラリーマンだったし、飲まないなんて選択肢がほぼなかった。

 

今の仕事が自営業で、それも午後2時から10時までという変則的な勤務で、しかも祝日はなく、日月しか休みが取れない、という悲惨な状況であるからこそ、こんなに長いことアルコールなしでいられる。実際、多くの人から飲み会に誘われているが、おかしな勤務時間を理由に断ることができている。サラリーマンの時は、気乗りしない飲み会でも出かけて行ったが、今は断っている。

 

純粋にお酒が飲みたいという気持ちはある。別に、誰に強制されているわけでも、ドクターストップがかかっているわけでもないので、今日の仕事帰りに飲むということだって、ありうるんだけど。

 

もうしばらく、飲まざるを得ない状況になるまでは、できるだけ禁酒したい、という希望をいまのところは持っている。別に、本当にどうでもいい話なんだけど。

 

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仕事は相変わらずつまらない。バイトを使わなければならないのだが、めんどくさいやつが2人ほどいる。その対応をしなければならなくて、うんざりしている。

 

フランチャイザーは、あれやれこれやれと、指示ばかり出してくるが、結局全部、経費はフランチャイジーもちになる。このフランチャイザーは信用ができない。俺への債務は広告を出すことでチャラに、なんて都合のいいことを言っているが、その出すという広告は自分たちの広告で、俺の事業所の広告でもなんでもなく、こんなものでごまかすのかと呆れた。めんどくさいわりに大してもうかる事業でもない。損切してでもさっさと辞めたい。誰か買ってくれないかなあ、この事業。引き継いだ時よりは、かなり、まともになっているよ。

 

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夏が終わって、少し仕事にも余裕が出てきたので、大学のレポートをまた書き始めた。

 

俺が今取り組んでいるレポートは、まずは200ページもあるテキストを通読しろという。それも面白くもなければ、わかりやすくもないテキストで、そんなに価値があることが書いてあるとも思えない。本当に通読している大学生がいたら見てみたいものだ。

 

俺も、通読するつもりはさらさらなく、どんどんレポートを書いている。なんだかんだで、9つもの建築物についてレポートを書かなくてはならないが、こんなことを書いて何の意味があるんだかさっぱり。単位取らなくちゃいけないから書くけど、無駄なことをしているなあ、という思いしかない。

 

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佐藤秀峰の漫画「海猿」(佐藤漫画製作所)を全12巻読み終わった。

水平距離で50メートルは短い距離だが、これが垂直距離で水の中になると状況がまるで変わる。

 

水深50メートルは、もう死と隣り合わせだ。そもそもこの水深までたどり着ける人が少ない。

この海猿はそんな極限状態の中で人を助ける海上保安官の活躍を描いている。

 

今はだいぶ変わったのだろうが、海上保安庁の訓練自体が命がけだ。死んでも仕方がないような訓練を強いている。

 

この漫画の中では、訓練中の休暇で、仲間が死んでしまうさまも描いている。体力のないよぼよぼの人ならともかく、もうちょっとで海上保安官になれそうな、若くて気力も体力もある人が亡くなるというのは、相当な喪失感だろうし、実際に、社会的にも損害が大きすぎる。こんなことは、絶対にあってはならない。本当に海上保安庁の訓練期間に死んでいたとしたら、指導者は猛省するべきだ。

 

そこまで苦労してなった海上保安官は、中国の武装した船の追い出しといった軍隊の一歩手前のことまでやらされる。本来であれば、防衛出動があってもよさそうな事態でも、まずは、海上保安庁が現場に行き、場合によっては、武装した船に銃を撃つ。当然、撃ち返される。

 

読みながら、海上保安庁ってなんだか便利に使われていて気の毒だなあ、という思いがした。海猿の映画を見る気もないが、人の命を救うだけの仕事ではなさそうだ。この海猿を読んで、それでもなお海上保安庁を目指す人がいたら、ちょっとおかしいんじゃないかと思った。

 

あと、この漫画の主人公の熱さがなあ。俺はこんなに無駄に熱くなれないので「いろんな人がいるんだなあ。」くらいにしか共感ができなかった。

今週は3か月に1度の通院があった。その結果、また17日の13時から病院に行かなければならなくなった。17日の午後は仕事だが、たまたま16時からでも仕事に間に合う日だったので何とか行くことができる。

 

9月は病院によく行く月で、来週の9日(明後日だけどさあ。)には年に1度の健康診断がある。それまでアルコールを口にすることなく過ごしたい。

 

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僕は身体にICDを埋め込んでいる。ICDというのは、小型のAEDだ。心臓が止まったり痙攣を起こしたりしたときに、自動で起動し、心臓に電気ショックが流れる。もちろん作動したことはない。作動したら12か月の免停になる。

 

先日、病院に行ったとき、このICDの電池があと7か月分しかないと言われた。それで、この7か月の間に電池交換のための手術をしなければならない。聞いたら、2泊3日か3泊4日くらいかかるらしい。

「本当に短い間の入院で大丈夫です。」

病院のスタッフはそういうけれど、十分に長い。

 

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今やっている仕事は、個人事業なので休めない。でも休むしかない。バイトを雇わないとなあ。

 

フランチャイザーに相談したら、フランチャイザー自身が1日3万円で請け負ってくれるんだって。高すぎだろう。3日で9万円。4日で12万円。本当にろくでもない。

 

それで、フランチャイザーに「もうこんな事業は辞めたいので、事業の次の購入者を探してくれ。」と申し込んだら「私たちは、あなたならできると信じている。」と、頓珍漢な返事が来た。俺はできないと言っているんじゃなくて、やりたくないと言っているんだけど。俺みたいなフランチャイザーにとっておいしいカモは手放したくないんだろう。これからもぼったくれそうだしな。本当に腹が立つ。いつか、復讐したい。

 

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大学の勉強が進んでいないことについて、友達と話した。また、留年することを考えていると言ったら随分と責められた。「頑張って卒業すればいいじゃん。」確かにその通りだけどさあ。

 

で、よく考えてみた。大学生でいる利点の一つに、AutoCADとRevitを無料で使えるというのがある。もし留年するのであれば、この勉強をしてもいいんじゃないかと思った。

 

もっとよく考えてみたら、この大して授業に価値がない大学の学生でいる利点は、このソフトを利用できることだけだということに思いが至った。もっとこれらのソフトについて積極的に勉強をするべきだ。どうせ、慌てて卒業したところで、建築士の勉強なんかをする余裕が、今の俺にはないしなあ。

 

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海外ドラマの「ハンナ 殺人兵器になった少女」を最終シーズン3まですべて見終わった。とりあえず、よく見たもんだ。

ヨーロッパが舞台のドラマは、様々な国をまたいで事件が起きるので、見ていて飽きない。

 

このドラマでは主人公の女の子にリアリティがあった。ずっとポーランドの森の中で父親と2人だけで育ち、語学と戦闘を教えられた少女が、捕らえられる。逃げ出すが、組織にどこまでも追いかけられる。

 

社会性を身に着けるスピードが速く、不自然な気もしたが、とてつもなく賢いという前提なので、それもまあ納得できた。面白かった。

先週の日曜日は、何もすることがなかった。アルコールも飲まなかった。まともなことをする気が全くわかず、ただただ、ベッドの上で漫画を読んだり、小説を読んだりしていた。

 

こんなに無為な日を送るのも久しぶりだった。

 

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月曜日に高校時代の友達と飲んだ。

 

午後5時から飲む予定が、友達の都合で午後7時30分からになった。午後4時頃に用事があって名古屋駅にいたのだが、それからはぽっかりと時間が空いてしまった。

 

それで、名古屋駅にある献血ルームタワーズ20に行って、400㏄献血をしてきた。

その際に聞かれたのだが、前回献血をしたのが、いつだったのか記憶がなかった。

 

調べてもらったら、前回献血をしたのは、5年前、長野県の上田市だったらしい。ふーん。

 

看護師さんが「5年前と違って、血液検査用の血は、指先から取るんですよ。」という。指先にちょっと針を刺して、それで検査はおしまいだった。

 

「5年間でいろいろと変わったんですね。献血の採血方法も変わったんですか?」

「それは相変わらず、針を腕にさしています。指先からだと1晩かかってしまうので。」

 

献血後、宅建の勉強をしながら、時間をつぶした。1時間くらいは、献血ルームにいたと思う。

 

それから栄に行って、喫茶店で時間をつぶした。

 

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友達とは午後7時30分頃に栄で会った。

 

1週間ぶりのアルコールだった。世界の山ちゃんで飲んだのだが、基本的にビールや酎ハイといった軽いものばかりを飲んでいた。

 

2時間くらいで友達とは別れた。2日酔いになる量ではとてもなかった。素直に家まで帰った。その日は、普段と違って酒量が少なかったため、飲み会のあとだというのに、いつまで経っても寝られず、ずっと漫画を読んでいた。午前2時頃に無理に寝た。逆に翌朝は午前11時頃まで、だらだらと惰眠をむさぼっていた。

 

で、翌日は、なかなか仕事をする気がわかなかった。アルコールってQOLを下げるなあって改めて実感した。重い2日酔いを想定していたので、翌日のジムも断っていた。

 

今週は、それからは飲んでいない。木曜日の夜10時過ぎに、お店の女の子に誘われて飲みに行ったけれど、ウーロン茶しか飲まなかった。

 

献血したときの血液検査結果を見たら(ネットだと2日後に見ることができる)、肝臓の数値がとてもよくなっていて、1週間の禁酒だけで、こんなに効果があるんだって認識したことも、その理由のひとつだった。

 

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仕事では、まためんどくさい従業員がガタガタ言ってきて、うんざりした。もう本当にやめたい。

 

ただ、フランチャイザーに100万円取られるのは、俺の勘違いだった。

 

利益が増えた分、またさらにロイヤリティーを取られることには変わりがない。フランチャイジーになるのは、絶対にやめた方がいいという思いも変わらない。

 

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大学の勉強は一切していない。もう気持ちの8割は留年するつもりでいる。でも今年中に、あと3科目くらいは終わらせたい。

 

来年度になって、いろいろと状況が変わることにすごく期待をしている。今のままだとスクーリングにも行けないし、休みもほとんどないしなあ。

 

理想は今、している自営業の仕事をやめていることだけど、やめられなくても、いろいろと好転しているといいなあ。ほとんどすべて俺次第のことなんだけどさあ。

 

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テレビドラマ「アセンション」のシーズン1を見終わった。

シーズン1とはいうものの、このドラマの続編は作られないそうなので、もうこれで終了らしい。

 

1960年代に打ち上げられたロケット「アセンション」は、地球以外の星にたどり着くため、何十年も旅を続けている。

 

ロケットのなかには社会があり、人々が普通に暮らしている。

 

そんなドラマで、面白かったんだけど、最後に近づいてきたら、このロケットを作った目的は、超能力者を作るためだったってことになって、少女の手から電流が流れるようになるなど、いろいろとバカバカしい話になってきた。

 

で、最後まで見たけれど、ラストがひどくて、打ち切られて当然という気がした。

 

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中島らもの小説「今夜すべてのバーで」(講談社文庫)を読み終わった。

アル中として入院し、そして恢復して退院するまでの1人の男の生活や考えを描いている。なぜ、アル中になったのか、そして、これからどうやって生きていくのか。そのあたりがメインテーマ。

 

この本を読んでアル中になろうとは思わないし、何かと命がけの話になっているので、真似もできないのだが、この入院生活にはそれなりに希望があり、人間のドラマがある。

 

彼を支える女(かなりキツイが)がいるなど、この主人公は、俺よりも恵まれているところなどは腹立たしい。

 

読んでいて俺がすごく憧れたのは、アル中からの恢復期に見たことになっている、アメフラシの夢だ。夢のなかでは素晴らしい香りが漂い、のどが渇いて桶の水を飲むとそれがとてもおいしい酒で、景色も美しいという。俺は今までの人生で、夢のなかで、美味しい水を飲むとか、芳しい香りをかぐとかの経験がない。

 

現実社会と同じで、夢もつまらないものしか見ない。池の周りを散歩するとか、野球をするとか、俺の夢はそんな程度だ。俺は本当につまらない人生を送っているんだなと、この本を読んで、またいっそうがっかりした。