日曜日に、不動産賃貸経営管理士の試験を名城大学で受けた。
予約していた駐車場に車を停め、グーグルマップで調べておいた道順を、記憶を頼りにたどる。坂を上っていたら八事病院の前に着いてしまった。
「この病院の前に来るってことになっていたっけ?」
道を間違えた気がする。慌てて、グーグルマップを見ると、元来た道を引き返す指示が出ている。
「この方向で正しいと思うけどなあ。」
一応、俺はワンゲル出身で、特に藪漕ぎ専門の部だったので、方向感覚はそれなりにある(はずだ。)。
今回は、今までの反省を生かして、試験時間のかなり前に家を出たので、試験開始まで時間がたっぷりあった。「道に迷ったから。」という理由で、道路わきにあった自販機で缶コーヒーを買って、飲みながらどうするか考えた。
すると、目の前を何人かの人が、俺が行くべきと思う方向に歩いていく。なんとなく、みんな受験生っぽく見えた。
缶コーヒーを飲み終わって、缶を捨ててから、元来た道には戻らず、みんなが歩いていく方向についていく。進むにつれて、人の数が増えていく。そして、名城大学にたどり着いた。
「こんなに受験生が多いんだ。」
校舎に入る頃には、人が次々と来る状態になっていた。
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今まで名城大学で受けた試験では、いつも試験会場への到着が開始時間ギリギリになっていまい、トイレに行っている暇もほとんどなかったけれど、今回は試験開始まで時間がたっぷりある。
僕の後ろの席は年配の女性で、なぜか怒りモードが満載。僕の斜め前の人は、マスクをし、帽子をかぶり、ずっとテキストを読み込んでいる。その集中の仕方が、周りを一切、気にしないという感じでどこか異様だった。僕は、「みんなが欲しかった!賃貸不動産経営管理士の一問一答問題集」(TAC出版)を持ってきてはいたけれど、読む気にもならず、集中できなかった。

試験の説明は12時35分からだった。その5分前、12時30分頃に試験官が受験生の間を歩き、「荷物を通路から引っ込めてください。」等の注意をする。僕の後ろの年配の女性も「カバンを机から床に下ろしなさい。」と注意を受けていたが、「あとで、やるからいいんです!わかってます!」と怒りが爆発していた。斜め前の人は、「カバンを床に下ろすように。」という指示も一切耳に入らないのか、ひたすらテキストを読んでいる。その人は携帯電話の電源を落とすのも、たぶん、教室で一番遅かった。その神経の太さにすごいな、と感心した。
解答用紙が配られて、驚いた。カタカナの氏名と、受験番号が既に記入され、マーク欄も塗られていたからだ。今時の試験はこうなっているのかと驚いた。
そして、僕の後ろの席の女性は解答用紙が配られた際、「私の名前じゃありません!」とまたも怒りが爆発。どうして、こういう人だけにピンポイントで配り間違えちゃうのかなあ。
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この試験では、僕は過去問しか解いてこなかった。試験問題を解いているうちに、過去問だけの勉強では解けないことがわかってきた。だんだんと合格が遠のいていく。
それでも、一応、最後まで解いた。
個数問題で、過去に聞かれたことがない問題、例えば「管理戸数が200戸未満の賃貸住宅管理業を営む者であっても、国土交通省は賃貸住宅管理業の登録を受けることを推奨している。」なんて肢が出されてもなあ。「知るか!」って突っ込みたくなる。法律とか、事実とかではなくて、推奨しているかどうかを試験で、しかも個数問題で出されてもなあ。
そんなわけで、試験中に「俺はもう落ちたな。」ということを確信して、途中から消化試合みたいな気分で問題を解いていた。
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家に帰って自己採点したら、50点満点で34点しか取れておらず、ますます落ち込んだ。この手の試験で、正解率が7割を切ったら、合格は難しい。
翌朝、もう一度自己採点したら、解答速報が改まっていて、36点になった。でも、合格ラインは37点が濃厚なのだそうで、受かるかどうかは微妙だ。
なんか、思ったよりもはるかに難しい試験だった。そしてこの試験は、過去問を解くより、「賃貸不動産管理の知識と実務」っていう公式テキストが出ていて、それを読んだ方が高得点につながりそう。これを読むべきだった。

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フランチャイズ事業を離脱したいが、フランチャイザーとは相変わらず揉め続けている。
今のメイン論点は、購入したときは470万円だったのが、売るときは62万円(ここから手数料44万円をフランチャイザーがもっていく。)になるという話。
根拠を聞いたら、買ったときの470万円は将来の利益見込み全額(それでも多すぎるけどなあ。)。そして、売るときの62万円は、顧客数×33,000円と、アルバイトの数×8,000円なんだって。計算方法が全然違う。フランチャイザーに、この差を聞いたら、あなたは赤字経営だったからっていうんだよ。赤字の場合には、利益見込み額が出せないから、フランチャイザーの内規で、こういう計算になるんだって。その内規はまだ見せてもらってないけど。だって33,000円って、優良顧客1人の1か月単価だよ。なんで俺が買うときは、価格が1年分以上の利益になって、俺が売るときは、1か月分だけになるんだよ。
それから俺は昨年の9月に売ることをフランチャイザーに頼んでいて、売却の委任契約も結んでいる。ところが、フランチャイザーの担当は「買い手候補はいるんですけど、兄弟でどっちがやるか、もめていて。」とか、「年度末に売るってことでいいですね。」とか、「額が高いとか言っていまして。」とか言っていて、挙句の果てに「そういった話は全部流れました。」で報告おしまい。
確か、委任契約の受任者は善管注意義務があって、報告義務もあったはず。
それで、委任契約を結んでいるんだから、どんな交渉してきたのか報告しろ、っていってるところ。こっちも期待薄で、報告書が上がって来るのかなあ。そもそも本当に交渉していたのかすら怪しい。。
唯一の得点は、この不誠実な担当が、交渉相手ではなくなったこと。嘘やごまかしばかりで、うんざりしていたので、その点はよかった。話が前に進みそうだ。
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映画「オフサイド7」を見た。原題は「アテネへの脱出」。

見終わったけど、どの辺がオフサイドで、何が7なのかさっぱりわからない。邦題が謎。
テーマは、ナチスに支配されたギリシャの街を取り返すレジスタンス活動。全体として緩い映画で、コメディタッチに作ってあるところも多い。面白いかどうかは微妙だ。
アクションはそれなりによくできていて、勝つことはわかっているけれど、それなりにハラハラするシーンもあった。
ただどうしてもB級の香りがして、ストーリーもどこかいい加減。昔は、こんな感じのアクション映画でも、みんな喜んで見ていたんだよなあ、って思いながら見た。特に得ることは何もなく、時間つぶし用の映画だった。