先日、知り合いと酒の飲み方について話していた。
「酒は飲んでも飲まれるな」と世間ではよく言われるが、俺自身は、酒に必ず飲まれるような飲み方ばかりしていて、酔いからさめたあと、ブルーになることが多い。
「最近は全然飲んでないけどさあ。」って、言って話し始めた。
20歳前後のときに、居酒屋で日本酒を1升飲んで、なぜか、靴を片方だけ履いた状態で家に帰ったこととか、10代の頃は、本当にぶっ倒れるまで飲んでいたこと等を話した。
失くした靴は、駐車場で見つかった。棚の上に置いてあったそうだ。知人が、その靴を持って、俺の家に来て、そしてまた飲み会になった。
実家から、急性アル中で病院に運ばれたこともある。
そんな過去の失敗談を話して、笑っていたのだが、酒の上での失敗談というのは、なかなか面白いものだなあと、話しながら考えていた。面白い話のネタは、飲酒の先にあるような気がする。
+++
同様に、何かストーリーを作るときに煙草を吸うというのも意味がありそうだ。何か創造的なものを作るときには、煙草が役に立つような気がする。芥川龍之介の文章にもどことなく感じるが、松本清張の文章だと、行間から煙草の煙のにおいをはっきりと感じる。
藤子不二雄Aさんもパイプ愛好者だった。シャーロックホームズだって、パイプがなかったら、どこか物足りない。
俺も、高校生の頃は、いっぱしの作家になったような気分で、くわえ煙草で小説らしきものを書いていた。どんなものを書いたにしろ、本人が作家気分になるっていう点では、ある程度の効果があるのかもしれない。
+++
こんなことを思ったのも、酒も煙草もやめて、なんだか自分自身がする話がつまらなくなったという自覚があるからだ。
昔は、もっと面白い話をしていたような気がする。年のせいももちろんあると思うけれど。名古屋という土地柄もあるかもしれない。高校生同士の会話が、本当につまらないもんなあ、名古屋。
+++
事業の方は、買い手が見つかって、今は話を詰めているところ。俺は交渉が下手過ぎるというので、一切交渉にはタッチしていない。そして、今週は契約書の原案を作った。
「こんな感じでどう?」交渉してくれる人と話がまとまって、それを送るときに、ふと「この条文は曖昧だから、明確にしておこう」って思って。10文字くらい、手を入れた。そして相手に送った。
交渉してくれる人にそれを言ったら、怒られた。
「どうしてそんなことを。」
その余計な文字だけで、20万円以上のマイナスになることを、「どうしてそんなことを。」という疑問を出された時点で俺も把握した。
何をやっているんだと、自分自身にがっかりした。俺、どうしてこう自分が損をすることばかりするのかなあ。
+++
2級建築士の設計製図試験の勉強は、全く進んでいないが、1級建築士の学科の勉強はゆっくりと始めている。
これから、総合資格学院の「1級建築士試験学科厳選問題集500+125」と、過去問ドットコムの問題を「毎日10問ずつ、ジャンル関係なく解こうかな?」って思っているところ。
なんてことを、総合資格学院に通っている人に連絡したら、「私、総合資格学院に通っているよ。」と言われた。そして彼女が1年間で勉強した学科の本の量を見せられて驚いた。「昨年のなら全部あげるよ。」って言われたけど、あまりの量に、断った。
「そんなに勉強しなくてもいいんじゃない?」と思った。俺はやっぱり真剣さが足りないのかもしれない。
+++
堀内夏子のマンガ「イカロスの山」(講談社)を全10巻読み終わった。
その昔、俺も山に登っていたことがあったので、その頃を思い出して読んだ。もっとも、俺がいたのはワンゲルで、この漫画のようなロック・クライミングではなかった。それでも、エイト環とかの描写を見ると、校舎を懸垂下降して訓練したこととか、思い出す。
ピッケルストップの描写も懐かしかった。あんなこともしていたなあ。
山は、夏だろうが冬だろうが、簡単に死ぬ。どんな登山巧者だろうが、たまたまそこに雪崩や落石があれば死ぬ。雪庇を踏み抜いたり、ただ転んだりしただけでも場所次第では死ぬ。
この漫画では、8000メートル級の未踏峰の山が突然見つかったという、ちょっと信じられない前提の上で(ここは無理があり過ぎとは思う。)、そこを目指す登山家の姿を描いている。
正直、恋愛については、何を描こうとしているのかよくわからなかったが、登山については、この作者自身の経験が、作品の価値を高めていることがよくわかる。
「ラッセル、俺やります。」
「ありがとう。」
なんて、経験者じゃないと、何のことかわからないし、どれだけありがたいことかも理解できないだろう。そして理解できる俺はこういう描写がうれしい。
登山は帰りに遭難することが多いというのもよくわかる。円錐を思い浮かべればわかるように、頂点は1点だけだから、高いところを目指していけばたどり着く。でも、底辺は円周分だけあるから迷う可能性が高い。
ちょっとネットを見てみたら、この漫画の作者は女性で、日本100名山を3年くらいで踏破しているのだそう。そうだったんだ。そんなすごい人だったのか。
素人が知った風な口をきいて、どうもすみませんでした。
+++
ザ・シューター極大射程 シーズン2を全話見終わった。
自身がかつて所属していた海兵隊の仲間が次々と殺されていく。主人公も当然ターゲット。
探っていったところ、敵は天才狙撃手のソロトフらしい。そして、ソロトフに指示をしていたのが、アトラス。しかし、ソロトフはアトラスの指示に従わず暴走をしている。
相変わらずスリリングなアクションの連続で、シーズン2もあっという間に終わった。
このレベルのドラマをまだまだ見たいなあ。






















