基本的に、面倒なので傘を使わない。それで火曜日は雨だったけれど、小雨だったので、濡れながら職場に行った。そして、職場のパソコンのスイッチを入れたら、ウインドウズが立ち上がらない。
「まじか。」
電源を入れ直したり、リセットボタンを押したりしても反応は変わらない。5回ほどこの作業を繰り返したが復旧できなかった。
たどり着く青い画面には、白い文字でBitLockerの回復キーを押せと記号が並んでいる。しかし、記号には英数が混ざっているのに、キーボードからは数字しか打てない。どうしたらいいのかさっぱりわからない。
仕方がないので業者に電話した。5万5千円ほどかかるというが依頼するしかなかった。そして、実際の作業は、明日の午後でないとできないと言われる。
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これでは仕事ができない。自宅のパソコンを取りに家まで戻る。また雨に濡れてしまう。
アパートの俺の部屋は9階にある。ちょうど俺がアパートに着いた時、エレベーターの定期点検中で、9階まで階段を登らなければならなかった。
9階に着いた時、エレベーターの点検業者が俺の顔を見て、階段で9階まで登ってきたことを察したらしく「すみません。」という。「いえいえ。」と言いながら、部屋に入る。
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家のパソコンを持ち出して、再び濡れながら職場に行く。まあ、傘をさすくらいなら濡れた方がいい、って自分からしたことだけど。
そして、家のパソコンを職場のネット環境に接続して、プリンタとも接続をする。こういうことが得意でよかったよ。何とか使うことができるようになったし、仕事の時間までに間に合ってよかった。
それにしても、運が悪い時って、単体ではなく、雨、パソコン、エレベーターって、集合で来るなあって思った。
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翌日の2時に、復旧を依頼していた業者が来た。
どうやら職場のハードディスク・ドライブにはBitLockerというプロテクトがかかっていたらしい。本来はパソコンを盗んだ人がメモリからデータを取り出そうとした際に発動するプロテクトだという。
今回、このプロテクトが発動した。
「このパソコンのマイクロソフトアカウントわかりますか?」
もう1台のパソコンから、該当パソコンのマイクロソフトアカウントでログインする。いくつかの本人認証を経て、デバイス項目のなかにあるBitLockerの解除キーにたどりつく。
その解除キーは48桁の数字でできていて、その数字を間違いなく打ち込むと復旧できる。それで、数字キーだけが打てる状態だったということらしい。ようやく理由が分かった。
業者に聞いたら、このBitLockerの解除は、48桁の解除キーか、パソコンのマイクロソフトアカウントが不可欠で、それがわからないと、データを全部飛ばして初期化するしかないのだそう。
今回は俺がマイクロソフトアカウントを知っていたので、比較的、簡単に復旧した。交渉して回復費用を4万4千円にしてもらった。それからプロテクトがなぜ発動したかを調べてもらった。
理由は正確にはわからなかった。ただ常にハブをパソコンにつないでいたので、ハブに電力を奪われていたらしい。システムに何十回も電力不足の警報が出ていたという。おそらく、その積み重ねで、発動したのではないかという説明だった。
パソコンとハブって繋いだままではいけないということをはじめて知った。
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FXはようやく全てのマイナス・ストックが解消した。最後は、円安に戻ったのではなく、それまで溜まっていたスワップ利息が、円高分を補って、合計でプラスになるという状態で決済ができた。
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事業は、いろいろとフランチャイザーにだまされ、利用されていたことがわかってきた。前から分かっていたことだけど、最低なフランチャイザーだった。
次の賃借人については、不動産仲介業者の動きが鈍い。事業を本当にきちんと譲ることができるのか、まだ確定しない。できるところから進めている。こちらも口では立派なことをいうが、能力が低くてやっかいだ。
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そして、今週も勉強はまったくできていない。
Duolingoをしたくらい。
もう少ししたら、本気になるかもってずっと思っているだけだ。
こちらも立て直していかないとなあ。
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映画「ナイト・ウォッチャー」を見た。
自閉症のホテルマンが、自分のコミュニケ―ション能力改善のために、各部屋に隠しカメラをしかけて盗撮し、録画する。
このあたりは、もう俺の理解を越えている。コミュニケーション能力改善に盗撮は意味あるのだろうか?
そして、たまたま殺人事件を録画してしまう。夫が妻を殺したのだ。
ホテルマンは、この妻を救おうとして、ホテルの部屋に行くが、既に妻は殺され、犯人ではないかと疑われる。そんな映画だ。
それなりに面白くて最後まで見た。盗撮については、最後まで不問のまま。それでいいのかと、その点は謎のまま残った。
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池田貴将編訳の本「覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰」(サンクチュアリ出版)を読み終わった。
書いてある活字は少ないが、30歳で刑死した吉田松陰という人が、とても人間的に優れた人だったことがわかる、いい本だ。
俺は今まで、覚悟などとは無縁の人生を送ってきた。ただ流され、やりたいことをやってきただけだ。子供のまま、年だけ取ってしまった。
この本では、覚悟を決めることで、その人の人生が始まることを訴える。知識は、どのように人に役立てるかを考えながら得るべきだという文言には考えさせられた。
なんとなく生きて、なんとなく勉強して、なんとなく体を鍛えていたけれど、この本を読んで、俺も人生に芯というようなものを固めないとなあ、って思った。
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堀元 見の「読むだけでグングン頭が良くなる下ネタ大全」(新潮社)も読み終わった。
そんなに斬新な知識が掲載されているわけじゃないし、当たり前だけど、この本を読んで頭がよくなるなんてこともない。まあ、このタイトルは、冗談なんだろう。本気でそう思うやつが間違っている。
この本に掲載されている知識で、一番、「へえ。」って思ったのは「小便はあぶり出しに使える。」という知識だった。いつか実験してみたい。いや、しないだろうな。
それから、天岩戸で、岩の前で大騒ぎしていたのは、下半身を丸出しにした女性の神様が踊っていたからだった、というのも「ふーん。」と思った。
それで俺は、皆既日食のときに、下半身を丸出しにした女性を躍らせると、何か別の素晴らしい世界の扉が開くんじゃないかという、SFっぽいことを考えた。神話が伝える、別世界への道を開く暗号なのではないか。
お金を出してでもいいから、一度やってみたい。ただ、俺のくだらない性への扉が目覚めるだけで終わっちゃったら残念だけどさあ。


















