え~、私の場合はって話でござりますけれども、この活動をさせて頂いておりますと「前世を見て欲しい」と要求される事が度々あるんです。
ちなみについ先日もありました。
んが、実を申しますと、私はそれに対してまともに応じた事が殆どなく、そしてこれからもそのスタンスを変える気がないんです。
なぜならば、ヘタにそれを知る事が、非常に危険な事であり、そして亡き師がタブーと仰せられた事であるからです。
これまた実を申しますと、自分の前世やさらに遡った過去世は、自分が真の神なる「グレートスピリット」の御心(神意)に適う正しい真理の理解・実践を積み重ねて行く…つまりは自らの悟り・魂のレベルを高めて行くと、あるレベルに達したところで自らによって紐解く事ができるものであるんですけれども…
そのレベルに達しておられない方が前世や過去世を知った場合、それが偉人や高い地位ある人の類であれば堕落の代表的な原因である「増上慢」に陥ったり、その逆の類や期待外れの類であれば「卑下」に陥ったり、あるいは霊的な事に過度に捉われちゃったりetc…って事に、至ってなりやすいものなんです。
ちなみに私の師匠の師匠にあたる方(以下:大師匠)は、それで大失敗をされたんです。
具体的には、転生輪廻の実証を目的として大師匠の力により他の方に直接ご自分の前世や過去世を思い出させたうえ聴衆の前で当時の言葉(各種の古代語)を喋ってもらう等するという事を多くなさった結果、多くの方が取り返しのつかない程までに堕ちて行ってしまわれたという事がありましてねぇ…。
大師匠におかれてはそれをとても悔やみながら逝去されました。
ゆえに師匠は原則的に人に前世や過去世を知らせる事をなさいませんでした。
そして私は、過去記事でも申し上げた事があったと思いますが、この活動をさせて頂くうえにおいて、ブッダ等の偉大なる先人方や大恩ある亡きお師匠様方が命がけで伝え残された法を決して曲げないという事を一番の心掛けとしている者であります。
加えて申し上げますと、それが自分の最大の長所であると自負しております。
そんなわけで、私は「前世を見て欲しい」と要求された場合、上述の旨を申し上げてお断りをさせて頂く様にしているんですけれども「それでも知りたい!」という事でゴリ押しをして来られる方が、かなり多いんですよねぇ…(困)
ハッキリ言って「そうして自我を押し通そうとする貴方はなおさら知らない方が良い」って話なんですけれども、いずれにしても私が前世・過去世を見て欲しいとの要求に対してまともに応じる事はございません。
ただ、これは申し上げて差し支えないであろうというわけで、前世・過去世について1つ申し上げさせて頂きますが…
(写真はイメージです)
殆どの場合において前世・過去世は無名なごく普通の人というか、所謂「一般庶民」であった人であるのが実態なんです。
かつての時代においても人口の殆どを占めていたのは一般庶民であるゆえに、それが当然の事なんですね。
それに加えて、この世における地位や名声の類と、あの世における格付けの高低すなわち魂の次元の高低は別物であり、そしてあの世における方こそがホンモノでありますゆえに、前世や過去世のこの世的な地位や名声の類に心を捉われるのは非常にナンセンスであるという事も、申し上げさせて頂きます。
最後に…
随分と前の事になりますが、過去記事『シルバー・バーチの言葉』で一度取り上げさせて頂いた、有名であり大指導霊等と言われる方々の中のお1人でもある「シルバー・バーチ」の言葉を再掲させて頂きます。
実は前に取り上げさせて頂いた直後に思いがけずのご来訪を頂いたというわけで拝見したシルバー・バーチさんの姿にソックリとまではいかないけど結構近いと思う画像(AI画像生成ツールで作ったものです)も付けさせて頂いております。
ちなみに、シルバー・バーチさんがネイティブアメリカンの姿をされているという事を知らなかった+それまでネイティブアメリカンの方が訪れて来たという事が1度もなかったってわけにて最初「え?ネイティブアメリカン??なんで???…てか誰????」なんて言っちゃったりして後で「コリャたいへん失礼いたしましたぁ~」みたいな(苦笑)
私が自らの過去を紐解いた時、絶対に人に明かしてはならないという重荷を、自らの肩に背負いました。
いかに過去において私が偉大な人間であっても、今の私にそれが何の関係があろうか。
なるほど過去の名前を私が口にした時、人は或いはそうだったのかという見方もするであろう。
しかし今の自分が過去の自分と何の関係があるというのか。
それよりも自分の思い、行い、説法をもって私こそ神の御使いであるという証を立てることの方が大事である。
自分の日々の言動、思いをもって、また人の前では法をもって私が本当に神の使いだという証拠を示したらいい。
その方がどれだけ価値があるか分からない。
以上、Mahaloより愛をこめて。
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