いきなりですが、今回はちょっとこんなお話を…
私がグレート・スピリットの法(スピリチュアリズム、霊的真理)というものをこうして皆さんに述べ伝えさせて頂くという活動を始めさせて頂いてから今日に至るまでの間に、多くのブログを拝見させて頂いたり、私のブログを読んで下さった方から届いたメールを拝見させて頂いたりなどしてきた中で改めて強く感じていますのが、人というのはその多くが至って霊的なものに弱いという事です。
ちなみに申し上げますと、人類の歴史の中において、例えばアモン、ゼウス、モーゼ、ゴーダマ・シッダルタ(お釈迦様)、インマネール(イエス様)といった、あの世において大天使(大指導霊、如来)と称される方やその上のメシアと称される方がこの世にお生まれになられ、神たるグレート・スピリットに代わって後にまでつながる正しき法の種まき、あるいは正しき法を人々に広めるための露払いというものをして下さってきたものであるのですが、その方々の中のどなたにおかれても、この世に生きる人々に対し、目に見えない世界の探究や霊的な力を求める事をせよといった類の事は説いておられません。
無論、あの世におわす大天使などにおかれても、誰1人としてそのような事は説かれません。
この場であえて申し上げますが、多くの方におかれては、霊的なものに偏る事の側面にある負の事実や現実をあまりにご存知ないと思います。
正しき法というものの理解や実践つまりは「中道」や「反省」によって自らの心を浄化するあるいは高めるという最も大切な事を欠いて、霊的なものに意識を偏らせた結果、自らの悪しき想念によって悪しきものを引き寄せ、発狂や家庭崩壊、失業、孤独などなどといった事態に陥ってしまった方々が無数の如くおられるものであり、そしてそれは自分にとって決して他人事ではないのだという事を私達は知らねばなりません。
ついでに申し上げますと『グレート・スピリットのお言葉を再び…』の方で書かせて頂いた、かつて極度の精神障害に陥って…という私の親類は、それこそ典型的なそのパターンによってあのような事になったのです。
あの人もまた自らを省みて正す事はなくして、やれ神様だ、やれ現象だ、やれ奇跡だなどといった間違った行いにハマッた末に、自らの健康や経済等がガッタガタになったのはもちろんの事、周囲にまで大迷惑をかけまくり、それから元のまともな生活を取り戻すまでに何年という時間を要したのです。
心というものは、その時の状態に等しい世界と即座にして通じるという性質を持ちます。
いくら神仏を念じようとも、その時の自分の心がもし怒りや貪欲、不安や恐怖や自己保存といった地獄の想念に満ちた状態にあれば、その時の自分はそれに等しい地獄界の何処かとつながっているという事です。
また、それは大天使などがこの世に生まれた場合においても全く同じ事なのです。
誰であろうとも心の性質に違いはありません。
さらに申し上げますと、生前においてはどれだけ高い次元の世界にいた人であっても、一度この世にオギャーと生まれりゃ万人と同じく生前の記憶を失くしてゼロからのスタートです。
そういうものであるゆえに、この世で正しき法の実践というものを欠いて大失敗を犯してしまった大天使達なども存在するものなのです。
そして、その大天使達でさえも多くが自分の心を惑わし、乱し、挙句にどん底のレベルにまで陥ってきた要因となったものがあるんです…
それは、自分自身の「前世・過去世」なんです。
多くの方におかれて、この前世・過去世というものを知りたいとおっしゃるものですけれども、この前世や過去世を知るという事は、正しき法というものを理解しておかなければとんでもない大きな落とし穴になってしまいがちであるものなんですよ。
続きは次回(後編)にてとさせて頂きます…
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