昨日、横浜中華街にある画廊art Truth で開催中の戸井田しづこ個展「醒めない夢を漂うだけ」に行ってきました。(会期 6月19日~26日)
戸井田しづこさんは、現代童画会を中心に活躍されており、私は9年前の2016年に初めて作品を拝見し、以降、童画会展、個展、グループ展などで毎年作品を拝見してきました。
まずは、今回の作品1点を紹介します。
「闇に溶けたらⅡ」アルキド F20
この作品にみられるとおり、あたかも夢の中に浮かぶ女性の神秘的な表情に、戸井田さんの強い思いが感じられることに惹かれ、これまで、その作品一つ一つの魅力と対話してきたように思います。
ここで、過去に拝見した作品を振り返ってみたいと思います。
戸井田さんの作品を初めて拝見した大作は2016年の第42回現代童画展であり、その作品は東京都知事賞を受賞した次の作品でした。
「羽化前夜Ⅱ」(この作品は今回は展示されていません。)
画廊art TruthのHPによると、戸井田さんは2013年から2年おきに個展を行っており、今回は7回目の個展になりますが、私は2017年の個展から拝見しており、今回が5回目になります。過去、4度の個展について私のブログで書かせていただきましたので、紹介させていただきます。
2017年の個展のブログです。
この個展で印象に残ったのはこの作品です。
「夜明けの虹」(この作品は今回は展示されていません。)
2019年の個展です。
この個展で印象に残ったのはこの作品です。
「夢のいたずら」 F6 アルキド(この作品は今回は展示されていません。)
なお、この年の第45回記念現代童画展では、次の作品で、第45回記念会員賞を受賞されました。
左「パンジーの囁きⅠ」 50F アルキド 右「パンジーの囁きⅡ」 50F アルキド
(この作品は今回は展示されていません。)
2021年の個展です。
この個展で印象に残ったのはこの作品です。
「雨夜の月」 アルキド F6(この作品は今回は展示されていません。)
2023年の個展です。
この個展で印象に残ったのはこの作品です。
「桜月夜」 アルキド SM(この作品は今回は展示されていません。)
そして、今回の個展ですが、作品を振り返ってみると、これまでの青・紫系の作品と比べ、次の作品の色彩がこれまでとは少し違った印象がありました。
「眩惑」アルキド F6
この作品は、黄色から緑系の色彩の美しさに正に眩惑されそうであり、女性の表情も心ここにあらずといった印象がしました。
これまでの青系の色彩から色彩の幅が広がった印象がしました。
また、次の作品も新たな色彩の世界を感じる作品です。
「暁光」アルキド M6
次の作品は、その表情が特に印象的です。
「醒めない夢をみている」S4
多くの小品の作品も魅力的です。
「Wonder girl」水彩 10×15㎝
戸井田さんの作品は、このような少女の作品も魅力です。
また、今回は初めて猫の作品がありました。
「R氏」アルキド 10×10㎝
こちらの作品は、小さ目な作品ですが、魅力十分な作品です。
「片恋」アルキド SM
以上、作品の一部を紹介させていただきましたが、戸井田さんの描く世界はますます深まっていることを感じた個展でした。
なお、個展の会期は明日26日(木)まで、画廊のホームページで作品を掲載していますのでHPアドレスを紹介しておきます。















