今日は、猫の絵について触れたいと思います。
最近、多くの作家の方々が描く猫の絵を拝見する機会が多くなっています。
猫にこだわって描かれている方もいれば、普段、猫を描かない方も描く機会が出来ているのではないでしょうか。
昨年、11月、東京新宿にある佐藤美術館で開催された「吾輩の猫展」では、70名あまりの様々な分野で活躍する方々の猫の作品を楽しむことが出来ました。
この作品展で印象に残った作品は沢山ありましたが、ここで初めて日本画家の王培さんの作品に出会うことが出来ました。
「風来」王培
また、院展などで女性を描いた作品を拝見したことがある、京都絵美さんも、猫の作品を出展されていました。
白く美しい猫、そして、鋭い視線が印象的な作品でした。
「猫」京都絵美
そして、この吾輩の猫展の連携展示として行われた「つまり猫は、最高傑作である。」(於 ギャラリーアートもりもと)の作品も魅力的でした。
◎「つまり猫は、最高傑作である。」(於 ギャラリーアートもりもと)に行ってきました。
この日、ちょうど在廊していた「美人画づくし」にも掲載されている、寒河江智果さんに出会うことが出来ました。
「いつか思い出になっても」寒河江智果
また、少女の強い意思を感じる作品を描く星野有紀さんの作品も、印象に残りました。
「Echo」星野有紀
また、同じくギャラリーアートもりもとで12月に開催された伊勢田理沙展「元気になれそう」では、白日会展で活躍している伊勢田理沙さんの写実的な女性画、猫の作品は、上品で若さに溢れる作品でした。
「元気になれそう」伊勢田理沙 DM
◎伊勢田理沙展「元気になれそう」(於 ギャラリーアートもりもと)に行ってきました。
そして、年が明けて1月、銀座の藤田画廊で開催された「ALBION AWARDS~10年の奇跡展」において初めて出会った米倉寿音さんの作品は、猫の作品として大変、インパクトのある作品でした。
「ねこだんごの中 その3」 米倉寿音
「ごろっとしえすた」 米倉寿音
猫と、鳥と、少女が一体となってまどろむ作品は、猫好き、鳥好きの私にとってたまらない作品です。
◎「ALBION AWARDS~10年の奇跡展」(於 藤屋画廊)に行ってきました。
2月には、横浜の画廊art Truthで開催された、コムロレイコ、島袋千栄、はんまけいこ、3名の作家による「動物展~森と泉と動物と~」において、いつもユニークな動物を描く、コムロレイコさんの猫の作品は、猫のしたたかさも感じさせつつ、大変愛らしく、思わず微笑んでしまいました。
「ちょっと憂鬱な日」コムロレイコ
「猫ちゃんホイホイ」
◎動物展~森と泉と動物と~コムロレイコ、島袋千栄、はんまけいこ作品展(於art Truth)です!
3月から4月にかけて発表された、白日会展、春の院展、新日春展にも次のような猫の作品がありました。
白日会展では、長田ユミさんの作品に登場する猫の表情に見入ってしまいましたが、後で調べてみると、長田さんの猫の作品は大変評判であるということを知りました。
春の院展で見つけた宮廻正明氏の作品です。窓から外を眺める猫の姿が印象的です。
「閑吟」宮廻正明
◎第73回 春の院展 東京展(於 日本橋三越)に行ってきました。
日展で猫の作品を数多く発表されている石井清子さんの猫の作品は、ご自分が飼われている猫をモデルとしており、その生き生きとした表情は、飼い主としての愛情が溢れており、私の好きな作品です。
「heat」 石井清子
5月に入り、初めて行ったArt Gallery 山手において開催されていた「第13回 猫の展覧会」においては、前出の米倉寿音さんの作品、そして、下島みちこさんのバイオリンを弾く猫の作品は、大変楽しい作品でした。
◎猫の展覧会(於 Art Gallery 山手)で猫の作品を堪能しました。鈴木さんにも会えた!?
「喜びのヴァイオリニスト」下島みちこ
「幸せのピチカート」という作品
そして、米倉さんの作品
そして、最後は、私のブログでたびたび取り上げている、すぎうらひろあきさんの作品です。
◎すぎうらひろあき個展 猫・silent (於 art Truth)に行ってきました。
「主よわたしですか?」という作品
以上、おおよそこの半年の間で、私が実際に拝見し、印象に残った猫の作品について、駆け足で紹介させて頂きました。
こうしてみると、それぞれに特徴があり、作家の皆さんのこだわりを感じさせる魅力的な作品ばかりとあらためて思います。
これからも、引き続き、猫の作品を注目し、楽しんで生きたいと思います。




















