レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」・・・・・ではなくて、

 

「主よわたしですか?」という作品

13匹の猫たちがテーブルを囲んでいます。

それぞれの猫の前に置かれたお皿には、チキンがのせられています。

でも、中央の猫のお皿には、・・・・

チキンがありません。自分で食べてしまったのでしょうか?

いいえ、違います。

誰かが盗んだのです。

主である猫は、言います。「私のチキン取ったのは誰?」

 

そう、犯人はこの子です。

自分のお皿にはチキンがあるのに、この子はチキンを口にくわえて、ちゃっかりこっちを振り返っています。

悪戯な猫の表情が可愛いです。

果たして、チキンを盗ったことを、隠し通せるでしょうか?

 

レオナルド・ダ・ヴィンチの最後の晩餐のように、重厚な作品でありながら、ここには猫による楽しい物語があります。

 

今日5月9日(水)~14日(月)の会期で、横浜中華街の画廊art Truthにおいて、「すぎうらひろあき個展 猫・silent」が始まりました。

すぎうらひろあきさんとは、ここart Truthで出会い、私のブログで何度も取り上げさせて頂きました。

「酒井幸子」さん・「すぎうらひろあき」さん 花・猫の絵に感動 於 art Truth

すぎうらひろあき個展 ~翼のはえた猫たち~ 於 art Truth

続編 すぎうらひろあき個展~翼のはえた猫たち~於 art Truth

すぎうらひろあきさん「ぼくのせなかに翼のはえて」の魅力 

すぎうらひろあき個展「花よりにゃんこ」に行ってきました。

 

そして、今回も猫の作品が楽しめる作品展になっています。

 

「天使の食卓」という作品

猫が、一生懸命、テーブルの上のお皿を覗き込んでいます。

エンジェルのように可愛らしい、そして、悪戯な猫の表情が素敵です!

 

「お兄ちゃんと妹」という作品

ティーカップの中に、おすまし顔の子猫の兄妹が並んで入っています。

猫の表情、モフモフ感がたまらなく可愛らしい作品です。

 

「フルーツにニャンコをそえて」という作品

 

このように猫の静物画といえる作品を様々なパターンで、描くうちにこうした作品群も生まれてきました。

猫の頭がでかい!

 

こうしているうちに、すぎうらさんの気持ちに変化が出てきます。

「ティーカップの夢」という作品

ティーカップに入った猫たちですが、この作品は、これまでの作品のように、お行儀良くしていません。

それぞれの猫たちが、夢の中で、活発に動き回っているのでしょう!

 

そして、次の作品に繋がります。

「夢のつづき」という作品

猫たちは、ティーカップにのって空を飛んでいます。

空を飛ぶ・・・!

すぎうらさんのこの作品は、次のステップに繋がる作品と予感しているようです。

 

さて、すぎうらさんは、以前、猫を飼っていました。

サスケという猫です。

でも、サスケは亡くなってしまいました。

すぎうらさんは、このサスケをテーマにした「ぼくのせなかに翼がはえて」という絵本を創りました。

すぎうらひろあきさん「ぼくのせなかに翼のはえて」の魅力 

 

今回、沢山の猫たちが登場しているので、サスケを描いた作品はあるのですか?とすぎうらさんに伺ったところ、1点だけあるとのことでした。

その作品が此方です。

このサスケの目を見ていると、思わず心が涙ぐんでしまいます。

 

すぎうらひろあきさんの作品展、今回もすぎうらさんの猫の世界を楽しめる素晴らしい作品でした。

 

画廊art Truthのホームページは此方になります。

http://www.yccp.jp/art-truth/