あそか苑で、職員研修「認知症ケア」を行った。
主催は、研修担当委員だった。
僕が前から施設内研修の充実をお願いしていたのが、
実を結んだ形だった。
たった一回の研修だが、まずは始まったことが嬉しい。
認知症は、社会的な問題になってきている。
僕も5年前に入職したときは、
その 認知症 に圧倒された。
「ほんとうに人がこうなってしまうのか。」という、
ことを目の当たりにして、恐ろしくなった。
認知症は介護施設の今後を見据えれば避けては通れないし、
そこに専門性を発揮して行くべき所である。
今日の講師の先生は、
グループホームこころあい
盛実男先生だった。
実は、8年前にお婆さまがあそか苑に入居されていたそうだ。
先生の話の中で、「認知症は性格」という言葉があった。
いい言葉である。
私も人間が時を経ることを老化というが、
老化も成長だと常々思っている。
きっと認知症も成長なのだ。
理由があって認知症になる。
その人なりの適応なのではないか。
いつか、「認知症」を「認知性」だと言える日が来るかも知れない。
合掌
まじめか。。