エンドウ・アソシエイツ加藤峯男の無陸 -30ページ目

地下鉄の中の白髪頭

現在深圳のホテルでブログを書いています。

私はこの1ヶ月半ほど上海の漁港の街づくりコンペの仕事にたずさわっています。 

この仕事で中国入りするのは今回で3回目です。旅行の目的は、依頼主との事業提案内容の最終調整のためです。


今回の仕事での中国入りは、

1回目は、9月24日(金)~10月1日(金)、上海の計画敷地見学、蘇州、杭州、福建省の漁港見学、深圳での依頼主との計画条件打ち合わせ。

2回目は、10月18日(月)~10月20日(木)、深圳での計画中間報告とそれに関する計画調整打ち合わせ。

3回目の今回が、11月8日(月)~11月12日(金)、深圳での計画最終報告とそれに関する計画調整打ち合わせ。

でした。1か月半で計16日間中国に滞在したことになります。


その間、尖閣諸島での中国漁船衝突事件で日中間が微妙な関係なある時期の訪中でした。それも尖閣諸島の中国漁船の母港近くの漁港の見学も訪問先に含まれていました。一回目の訪中の日が、フジタの社員が中国に拘束され日でした。2回目の訪中の前日が、成都で暴動が起き中国のイトーヨーカドーが襲われた日でした。そして、3回目の訪中前日が、尖閣諸島漁船衝突事件の録画ビデオがネットに流れた日でした。これらの事件が契機になって、いずれも私達が携わっているプロジェクトにおいて、私達日本人が計画に携っているというだけで、このプロジェクトから私達がいつか排除されるのではないかという懸念を抱えながらの仕事でした。


それも杞憂に終わったと思います。16日間中国に滞在した中で、尖閣諸島での中国漁船衝突事件問題で、私達が会った人達から誹謗や変な待遇を受けたことは一度もありませんでした。むしろ私達が会った人達は、日本の漁港や漁獲のシステムが優れていて、それを是非とも中国の漁港づくりに反映したいと考えている人達ばかりでした。


今日11日(木)まで、依頼主である農産品の会社の人達と打ち合わせが続きましたが、やっと事業提案の内容について目処が付き、明日また日本に帰ることができます。今日少し時間に余裕ができましたので、地下鉄に乗って、深圳の旧市街、「老街」(Lao Jie)の観光に行くことができました。今回は、その地下鉄での出来事をお話したいと思います。


「老街」の賑いを見たく、ホテル近くの地下鉄の駅から8駅向こうの「老街」駅まで乗りました。地下鉄に乗車したところ、平日の午後3時頃でしたが、車内は30代以下と思しき若者で立錐の余地のないほど混雑していました。そのため、私はかろうじて空いた吊革のところに行き、その吊革につかまって立ちました。そうしたら、私の前に座っていた18歳くらいの女の子が立ちあがり、私に席を勧めてくれました。私は大丈夫だからと断りましたが、しきりに勧めてくれるので、無下に断るのもと思い、座らさせてもらいました。その女の子は同じ年頃の6人のグループで、同じグループの若者たちと楽しそうにおしゃべりしていました。「老街」は若者に人気のある街と聞いていましたので、この若者たちは「老街」に行くのだなと思っていましたら、その予想通りに私に席を勧めてくれた女の子も「老街」で降りました。


帰りも地下鉄を利用しました。夜9時頃です。来た時ほど車中は混んでいませんでしたが、座席に空席はありませんでした。また席を勧められるのが嫌だったので、入り口近くでどの座席からも遠い独立柱に掴まって立ちました。発車してしばらくしたら、30代のサラリーマン風の人が後ろから肩をたたき、私に席を勧めてくれました。今度は丁重に断りました。


その後車内を観察していると、赤ん坊を抱えた若い父親も他の人に席を勧められていました。また、車中をよく見ると白髪頭は、私しかいませんでした。地下鉄には私を除き30代以下と思しき人達しか乗車していませんでした。行きも帰りも車中で席を勧められたのは、私一人が年寄り風情をしていたからでしょう。若者が圧倒的に多い深圳では、私の白髪頭は殊の外目立ったのでしょう。


私が通勤で利用する東海道線では、私はまだ席を勧められたことは一度もありません。東海道線は、車中の年齢層が深圳の地下鉄よりたぶん10歳ぐらい高い感じがします。だから白髪頭の私でも席を勧められることがないのでしょう。


それにしても、この一件で深圳の若者の老人に対する思いやりとマナーの高さに感心しました。この仕事期間中に起こった成都や内陸部の都市の暴動時の若者の乱暴さが喧伝される中で、この一件で実際の若者はそんな人ばかりじゃないと知ったことは、嬉しい収穫でした。

また、この件で私の風情が中国の若者にとって老人に見えることが判明し、嬉しさの中に悲しさが混じる収穫となりました。



エンドウ・アソシエイツ加藤峯男の無陸-地下鉄入口

■ 地下鉄入口側面


  深圳の地下鉄はまだ2路線しかありません。人口1,300万人の交通は主に

  車両交通、特にバス交通によります。深圳の中心街は東西に長く、その中央を

  東西に走る深南大道がその幹線道路になっています。その道路下を深圳の

  地下鉄1号線が走っています。

  上の写真は、深南大道の歩道に設置されている地下鉄の入口の側面の写真

  です。歩道上に単独で設けられている地下鉄の入口は、すべてこの写真の

  デザインで統一されています。



エンドウ・アソシエイツ加藤峯男の無陸-地下鉄入口2

■ 地下鉄入口正面


  上の写真は、深圳の地下鉄「香密湖駅」入口正面の写真です。

  この地下鉄が走る深南大道は深圳の中心街を東西に縦貫する大道です。

  写真左側に写っているのがそのバスレーンです。深南大道は、片側5車線、

  両側10車線の幅員が特大幅の道路です。

  この写真の入口脇に設けられている「人行隧道」の看板は、この入口から地下

  に入ったところに、地下鉄の駅の他に地下の横断歩道が併設されていることを

  示しています。深南大道には、車両交通の円滑性の障害となる道路面上の

  横断歩道はほとんど設けられていません。ブリッジ形式の横断歩道か、トンネル

  方式の横断歩道が設けられています。

  

  同じ道路に面し眼前に見える建物でも、その建物が道路の対面側にある場合

  には、深南大道は路幅が特大で、横断できるブリッジや地下道の設置個所数

  が限られているため、道路の対面側の建物に行くことは、道幅が狭く、横断

  歩道が路面に設定されている日本の道路に比べて手間がかかりたいへんです。

  同じ道路に面して距離が近くても、道路のサイドが異なれば全く別世界です。



エンドウ・アソシエイツ加藤峯男の無陸-地下鉄券売機


■ 地下鉄券売機

  

  地下鉄券売機は改札ロビーの中にあります。地下鉄が走る道路の車道下の

  地下1階レベルにあります。

  この写真は、地下鉄の券売機を写したものです。券売機の上にかかっている

  緑線と赤線が交差する路線図が、深圳の2路線の路線図です。

  

  初乗り料金は2元でした。日本円で26円です。日本のメトロの初乗り料金が

  160円ですので、日本の地下鉄の料金の1/6以下の安さです。

  ホテル近くの駅「公車庫」駅から「老街」駅まで8駅ありますが、その料金が4元

  でした。日本円に換算すると52円の安さでした。

  中国人の平均年収が日本人の平均年収の1/6と言われていますので、購買力

  で比較すれば、深圳の人達は既に日本人と同等の収入を得ていると考えていい

  と思います。

  

  この写真に写っている券売機では、コインか5元紙幣でしか切符を買うことが

  できませんでした。販売機の画像に示される指示に従い、コインか紙幣を入れる

  と日本の10円硬貨程度の大きさの緑色の円形樹脂製切符が券売機から出て

  きます。



エンドウ・アソシエイツ加藤峯男の無陸-地下鉄改札ロビー


■ 地下鉄改札ロビー

  

  地下鉄改札ロビーは道路の車道下の地下1階レベルにあります。

  改札を入る時は日本の改札ゲートと同じように、改札ゲートの磁気反応

  部分に樹脂製切符で触れば、ゲートの扉が開き中に入ることができます。

  改札を出る時は、樹脂製切符をゲートに設置された穴に入れればゲート

  扉があき、改札の外に出ることができます。

  地下鉄の駅の床は、すべて花崗岩系の本磨きの石張りでした。



エンドウ・アソシエイツ加藤峯男の無陸-地下鉄プラットホーム

■ 地下鉄プラットホーム

  

  プラットホームは改札ロビーの下、道路下の地下2階にあります。

  プラットホームと線路敷きとは透明ガラススクリーンで仕切られています。

  電車が停車し電車の入口扉が開く時に、ガラススクリーンの入口扉も開き、

  乗車できます。




焼津漁港/遠洋漁船埠頭ー4

焼津漁港の続きです。


私がこの写真を撮ったのは、10月2日(土)まさに秋晴れの日でした。

中国の漁港巡りをして来て、日本に帰った翌日でした。

中国舟山漁港のブログの写真と見比べてください。


いかに日本の海の水が中国のそれと比べて綺麗かを。

いかに日本の漁船が中国のそれと比べて綺麗かを。

いかに日本漁港が中国のそれと比べて綺麗かを。


特にこの日は、快晴の天気も手伝って、焼津漁港は8日間掛けて巡った中国のどの漁港と比べても、海も漁船も漁港もいずれも、綺麗さが勝っていました。


漁港巡りの8日間、毎日中国の魚料理を食べてきました。中国の料理に使われる魚は、淡水魚がほとんどです。私が見てきた揚子江や船山の海の水が泥水色していたように、魚の味も、泥臭い味がしました。


中国料理で出てくる魚は、日本の料理のように焼き魚料理はなく、煮魚がほとんど

です。魚もぶつ切りにして骨つきでクタクタに煮込まれています。中国の魚は、魚の美味しさの要であるプリッとした弾力性や歯ごたえがありません。くちゃくちゃと柔らかく、魚の美味しさも、新鮮さも、日本の魚が圧倒的に勝っています。この日の焼津港の綺麗さが日本の魚の新鮮さと美味しさを象徴しています。



エンドウ・アソシエイツ加藤峯男の無陸-焼津漁港外港1

■外港ー1


焼津漁港は、津波の防波堤の内側の内港と、外側の外港に分かれています。

内港は近海漁船用の港であり、外港は遠洋漁船用の水揚げ埠頭になっています。

この写真に見るように、5隻の遠洋漁船が着岸し、遠洋で獲ってきたマグロを埠頭に荷降ろししていました。マグロは冷凍マグロです。荷降ろしした冷凍マグロは、大型保冷車に積み込まれ、焼津漁港にほとんど留まることなく、近くを通る東名高速道路を使って全国に配送されています。

 

焼津漁港が漁獲高日本一の港であるにもかかわらず、そのお膝元である焼津の街は、昭和40年代にできあがったと思われる街並みが、それ以降時間が止まったかのように残っていました。昭和40年代は賑やかな街だったと思われる名残がありますが、今はただ世界の流れから取り残されたようなたたずまいでした。


焼津漁港の合理化された港湾施設、効率化されたマグロの荷役作業を見ると、中国のそれと比べて大きく勝っていて、日本の魚がおいしい理由がよくわかり、嬉しくなりました。日本人が海の恵みをいかに大切にしてきたかがよくわかりました。先人が育てくれた魚文化を共有できることをうれしく思い、ここまで魚文化を育てた日本人を誇りに思いました。


しかし、焼津の港を見た後、焼津駅までの帰りの道すがら見た、焼津の商店街の寂れようは思いのほかでした。港の水揚量が日本一である盛況さに比べて、商店街の元気のなさ、寂れようは、あまりのコントラストでびっくりしました。

焼津の商店街は今の日本の地方の元気のなさ、寂れようを象徴しているようでした。

焼津港の綺麗な近代化された港と、さびれた商店街のコントラストは、東京に盛況が一極集中し、地方が寂れる理由が分かったような気がしました。焼津の街は「漁獲高日本一の焼津もお前もか」と叫びたくなる寂れようでした。



エンドウ・アソシエイツ加藤峯男の無陸-焼津漁港外港2

■外港ー2

天気が釣り日和で、遠洋漁船から冷凍マグロを荷降ろししている直ぐ横で、多くの釣り人が糸を垂れていました。釣りが好きな人にとっては、この環境は中国の港では絶対得られない環境です。

中国舟山漁港や長興島漁港では、たぶん誰も糸を垂れないであろうと想像される、海の水の色の汚さであり、港周辺の不衛生さでした。



エンドウ・アソシエイツ加藤峯男の無陸-焼津漁港外港3

■外港ー3



エンドウ・アソシエイツ加藤峯男の無陸-焼津漁港外港5

■外港ー4



エンドウ・アソシエイツ加藤峯男の無陸-焼津漁港外港4

■外港ー5

焼津漁港/遠洋漁船埠頭ー3

前々回、前回に続き焼津漁港の遠洋漁船埠頭の話です。


今回は前回の3つの方法の内、前回紹介できなかった第3の方法、水揚げした冷凍マグロをベルト・コンベヤーを使用しないで保冷車に積み込む方法について、お話したいと思います。


遠洋漁船は、船団を組んで操業します。一時に船団が港につくと、何隻もの船が水揚げ埠頭に着岸し、マグロの水揚がベルト・コンベヤーだけでは、捌ききれなくなります。


そうした場合には、多分昔ながらのやり方なんでしょうが、ベルト・コンベヤーの代わりに、荷役人の力を使ってやるやり方があります。私が焼津港に行った時、たまたまそのやり方でやっているのを見かけ、その作業が舞台の上のショーを見ているように面白かったので、その時の様子を写真で紹介したいと思います。


そのマグロの水揚げのやり方は次の手順で行われていました。


① 水揚げ埠頭上のクレーン車のクレーンを使って、漁船から冷凍マグロを吊り

  上げ、先がフォークの代わりにバケットが付いた小型フォークリフトがあります

  が、そのバケットの中にマグロを落とし込みます。


② バケット型フォーク・リフトにマグロを載せたまま、荷役人がその上に乗って

  待機する積込み用ステージまで運びます。


③ マグロの入ったバケットをステージ上に掲げ、バケットを回転させてマグロを

  ステージ上に放り出します。    


④ 荷役人が鉤手状の引掛け金物を使って、ステージ上に放り出されてたマグロを   

  持ち上げ、地盤上に置かれた金属製の運搬箱に投げ入れます。


⑤ 運搬箱がマグロでいっぱいになる度に、小型フォーク・リフトのフォークの上に

  マグロを満載した運搬箱を載せて、保冷車まで運びます。


⑥ 運搬箱ごと冷凍マグロを保冷車の荷台上に積み込みます。



エンドウ・アソシエイツ加藤峯男の無陸-マグロの吊上げ

① 水揚げ埠頭上のクレーン車のクレーンを使って、漁船から冷凍マグロを吊り

  上げ、先がフォークの代わりにバケットが付いた小型フォークリフトがあります

  が、そのバケットの中にマグロを落とし込みます。




エンドウ・アソシエイツ加藤峯男の無陸-マグロバケット


② バケット型フォーク・リフトにマグロを載せたまま、荷役人がその上に乗って

  待機する積込み用ステージまで運びます。



エンドウ・アソシエイツ加藤峯男の無陸-マグロの積込み5


③ マグロの入ったバケットをステージ上に掲げます。


エンドウ・アソシエイツ加藤峯男の無陸-マグロ放り出し


④ バケットを回転させてマグロをステージ上に放り出します。    



エンドウ・アソシエイツ加藤峯男の無陸-マグロの積込み1

⑤ 荷役人が鉤手状の引掛け金物を使って、ステージ上に放り出されたマグロを

  地盤上に置かれた金属製運搬箱に一匹一匹投げ入れます。



エンドウ・アソシエイツ加藤峯男の無陸-マグロの積込み2

⑥ 荷役人が舞台上でマグロ相手に踊りを踊っているように見えます。


エンドウ・アソシエイツ加藤峯男の無陸-マグロの積込み1


⑦ 荷役人が片手でどんどん投げいれます。


エンドウ・アソシエイツ加藤峯男の無陸-マグロの積込み3


⑧ 運搬箱がマグロでいっぱいになる度に、フォーク・リフトのフォークの上に

  マグロでいっぱいになった運搬箱を載せて、保冷車まで運びます。


エンドウ・アソシエイツ加藤峯男の無陸-マグロの積込み4
⑧ マグロでいっぱいになった運搬箱を運び出すごとに、小型フォーク・リフトの

  フォークの上に空の運搬箱を載せて運んできて、空いた所に置いていきます。



エンドウ・アソシエイツ加藤峯男の無陸-焼津漁港19

⑦ 小型フォーク・リフトのフォークの上に運搬箱を載せて、保冷車まで運びます。



エンドウ・アソシエイツ加藤峯男の無陸-焼津漁港20

⑧ マグロが満載された運搬箱運んできた小型フォーク・リフトは、箱ごと保冷車の

  荷台上に積み込みます。







焼津漁港/遠洋漁船埠頭ー2

前回に続き焼津漁港の遠洋漁船埠頭の話です。


この埠頭で水揚げされたマグロは、この埠頭直近の荷捌所で大型保冷車に積み込まれ、近くの冷蔵所や築地等の全国の卸売市場に輸送されます。焼津漁港におけるマグロの保冷車の積込みは、次の3つの方法で行われていました。

  

1.① 埠頭上のクレーン車のクレーンを使い、漁船上の冷凍マグロを荷捌所の

    搬入側からベルト・コンベヤーに載せる。

  ② 荷捌所の数本連結設置されたベルト・コンベヤーを使って、冷凍マグロを

    保冷車の荷台上の運搬ケージに運び、自動的積み込んで行く。

  

2.① 埠頭上のクレーン車のクレーンを使い、漁船上の冷凍マグロを荷捌所の

    搬入側からベルト・コンベヤーに載せる。

  ② 荷捌所に数本連結設置されたベルト・コンベヤーを使い、マグロを一旦、

    ベルト・コンベヤーの搬出側に置かれた運搬ケージに運び、自動的に積み

    込んで行く。

  ③ マグロでいっぱいになった運搬ケージを、小型フォーク・リフトを使って、

    冷凍マグロを保冷車の荷台上に積み込む。


3.① 埠頭上のクレーン車のクレーンを使い、漁船上の冷凍マグロを小型フォー

    ク・リフトバケットで受け、そのフォーク・リフトで、荷役人が待機するマグロ

    積み込み用ステージまで運び、ステージ上にマグロを放り出す。    

  ② 荷役人がステージ上に放り出されてたマグロを、鉤手を使って運搬用ケージ

    に投入する。

  ③ マグロでいっぱいになった運搬ケージを、小型フォーク・リフトを使って、

    冷凍マグロを保冷車の荷台上に積み込む。



エンドウ・アソシエイツ加藤峯男の無陸-焼津漁港9

■ マグロの保冷車への積込みー1

  

  この写真は、上の2.の方法の荷捌所のベルト・コンベヤーの搬出側出口の

  様子です。

  ベルト・コンベヤーの出口から、冷凍マグロが、運搬用ケージに吐き出されて

  います。   

  

  2.① 埠頭上のクレーン車のクレーンを使い、漁船上の冷凍マグロを荷捌所の

      搬入側からベルト・コンベヤーに載せる。

    ② 荷捌所に数本連結設置されたベルト・コンベヤーを使い、マグロを一旦、

      ベルト・コンベヤーの搬出側に置かれた運搬ケージに運び、自動的に

      積み込んで行く。

    ③ マグロでいっぱいになった運搬ケージを、小型フォーク・リフトを使って、

      冷凍マグロを保冷車の荷台上に積み込む。

  

 


エンドウ・アソシエイツ加藤峯男の無陸-焼津漁港11

■ マグロの保冷車への積込みー2

   

  この写真は、上の2.の方法の荷捌所のベルト・コンベヤーの搬出側出口の

  様子です。

   ベルト・コンベヤーの出口から、冷凍マグロが、運搬用ケージに吐き出され、

  もう4ケージがいっぱいになっています。   



エンドウ・アソシエイツ加藤峯男の無陸-焼津漁港8

■ マグロの保冷車への積込みー3


  荷捌所のベルト・コンベヤーの配置の様子です。



エンドウ・アソシエイツ加藤峯男の無陸-焼津漁港12

■ マグロの保冷車への積込みー4

  

  この写真は、上の1.の方法の荷捌所のベルト・コンベヤーの搬出側出口に

  保冷車が待機していて、自動的に荷台の運搬ケージに冷凍マグロが積み込ま

  れていきます。



エンドウ・アソシエイツ加藤峯男の無陸-焼津漁港13

■ マグロの保冷車への積込みー5


  上の4を別の角度から撮りました。



エンドウ・アソシエイツ加藤峯男の無陸-焼津漁港19

■ マグロの保冷車への積込みー6


 冷凍マグロを満載した運搬用ケージを小型フォーク・リフトを運んでいます。



エンドウ・アソシエイツ加藤峯男の無陸-焼津漁港20

■ マグロの保冷車への積込みー7

  

  小型フォーク・リフトを使っての、冷凍マグロ運搬用ケージの保冷車への積込み  

  の様子です。



エンドウ・アソシエイツ加藤峯男の無陸-焼津漁港18


■ マグロの保冷車への積込みー8


  小型フォーク・リフトを使っての、冷凍マグロ運搬用ケージの保冷車への積込み

  の様子です。



エンドウ・アソシエイツ加藤峯男の無陸-焼津漁港14

■ マグロの保冷車への積込みー9


  小型フォーク・リフトを使っての、冷凍マグロ運搬用ケージの保冷車への積込み

  の様子です。




エンドウ・アソシエイツ加藤峯男の無陸-焼津漁港21

■ マグロの保冷車への積込みー10

  小型フォーク・リフトを使っての、冷凍マグロ運搬用ケージの空箱の運搬の

  の様子です。




エンドウ・アソシエイツ加藤峯男の無陸-焼津漁港15

■ マグロの保冷車への積込みー11


  保冷車の冷凍運搬ケージが積み込まれた様子です。



エンドウ・アソシエイツ加藤峯男の無陸-焼津漁港17

■ マグロの保冷車への積込みー12

  

  荷捌所の搬出側の様子です。



エンドウ・アソシエイツ加藤峯男の無陸-焼津漁港16

■ マグロの保冷車への積込みー13


  大型保冷車です。


  

3.① 埠頭上のクレーン車のクレーンを使い、漁船上の冷凍マグロを小型

    フォーク・リフトのバケットに積み込む。

  ② 冷凍マグロをバケットで受けたフォーク・リフトで、荷役人が待つ積込み用

    ステージに冷凍マグロを運び、マグロをステージ上に放り出す。

  ③ ステージ上で待機していた荷役人が、ステージ上に放り出された冷凍マグロ

    を、鉤手を使って一匹一匹、埠頭上に置かれた運搬ケージに投げ込む。

  ④ 運搬ケージが冷凍マグロでいっぱいになった時、そのケージを小型フォーク

    ・リフトを使って、保冷車まで運搬し、そのケージを保冷車の荷台に積み

    込む。

焼津漁港/遠洋漁船埠頭-1

 前回までブログで書いて来た中国舟山漁港と日本の漁港の違いを対比するため、日本の代表的漁港の一つ焼津漁港を紹介します。

 

 焼津漁港は、日本で漁獲高が最も高い漁港です。また、水揚量が銚子港に続き2番目に多い漁港です。焼津漁港が、銚子漁港より水揚げ量が少ないにもかかわらず、漁獲高が銚子漁港より高いのは、焼津漁港の漁獲高の大半が高額で売れる遠洋魚類で占められており、銚子漁港の漁獲高が、単価が低い近海魚で占められているからです。

 

 焼津漁港には、東海大地震に備えて、港の中に津波の防波堤があります。防波堤の内にある港を内港、外にある港を外港と呼んでいます。今回紹介するのは、そ外港についてです。外港は、遠洋漁船の魚を水揚げする埠頭です。

今回のブログに添付した写真は、10月1日(金)に8日間の中国の漁港巡りの旅から帰り、翌日10月2日(土)に焼津漁港に行き、その時撮ったものです。



エンドウ・アソシエイツ加藤峯男の無陸-焼津漁港1

■焼津漁港/遠洋漁船用埠頭ー1


  私が、この埠頭に着いたのは12時頃だと思います。ちょうど四隻の遠洋漁船が

 マグロの水揚げ作業をしていました。この埠頭はL字形状をしていて、その埠頭に

 張り付くように第一荷捌所から第六荷捌所まで計六か所の荷捌所が配置されて

 います。各荷捌所は屋根だけが付いていて、四周に壁がない吹きさらし状の建物

 です。

  焼津漁港は、この埠頭で遠洋魚類の水揚げを行い、その直近にある荷捌所と

 周辺の空き地で、大形保冷車への積み込み作業を行っています。

  この写真はL字形の埠頭の入り隅部にある、第四荷捌所の前の埠頭の遠洋

 漁船の水揚げの様子を撮ったものです。

 埠頭に着岸した漁船の足元にクレーン車を停車しクレーン使って、漁船からマグロ

 を荷降ろししていました。


 中国舟山漁港と異なり、魚を水揚げする埠頭は、地盤でできた岸壁形式になって

 いて、大型漁船が直接水揚げする埠頭に着岸できています。



エンドウ・アソシエイツ加藤峯男の無陸-焼津漁港2

■焼津漁港/遠洋漁船用埠頭ー2


 L字形の埠頭の入り隅部から第一~第三荷捌所方向を見ています。

 港の水の色見てください。中国舟山漁港の水と比べて、なんと水の色が綺麗に

 見えることか。

 そして、船と埠頭が、ゴミが落ちていなくて、舟山漁港に比べて圧倒的に綺麗で

 あり、清潔な印象を受けることです。



エンドウ・アソシエイツ加藤峯男の無陸-焼津漁港3

■焼津漁港/遠洋漁船用埠頭ー3


 中国舟山漁港との大きな違いは、水揚げ作業に、船に付いたクレーン、埠頭上の

 クレーン車、ベルト・コンベヤーそして、小型フォーク・リフトが多用され、荷役人

 の人力に頼るところが非常に少なくなっていることです。

 そして、水揚げ箇所の直近に荷捌所があって、水揚げされた遠洋魚類が屋根の

 下の大形保冷車への積み込み作業ができるようになっていることです。

 焼津漁港は清掃の行き届いた工場の趣です。



エンドウ・アソシエイツ加藤峯男の無陸-焼津漁港4

■焼津漁港/遠洋漁船用埠頭ー4



エンドウ・アソシエイツ加藤峯男の無陸-焼津漁港5

■焼津漁港/遠洋漁船用埠頭ー5


 冷凍マグロが漁船からクレーンを使って、写真手前に見えるベルト・コンベヤーに

 載せられ、自動的に荷捌所の中に駐車している大形保冷車の荷台のマグロ運搬

 箱に送られるようになっています。




エンドウ・アソシエイツ加藤峯男の無陸-焼津漁港6

■焼津漁港/遠洋漁船用埠頭ー6

 

 荷役人が、ベルト・コンベヤーに載ったマグロの流れを、うまく流れるよう調整して

 います。



エンドウ・アソシエイツ加藤峯男の無陸-焼津漁港7

■焼津漁港/遠洋漁船用埠頭ー7