焼津漁港/遠洋漁船埠頭-1
前回までブログで書いて来た中国舟山漁港と日本の漁港の違いを対比するため、日本の代表的漁港の一つ焼津漁港を紹介します。
焼津漁港は、日本で漁獲高が最も高い漁港です。また、水揚量が銚子港に続き2番目に多い漁港です。焼津漁港が、銚子漁港より水揚げ量が少ないにもかかわらず、漁獲高が銚子漁港より高いのは、焼津漁港の漁獲高の大半が高額で売れる遠洋魚類で占められており、銚子漁港の漁獲高が、単価が低い近海魚で占められているからです。
焼津漁港には、東海大地震に備えて、港の中に津波の防波堤があります。防波堤の内にある港を内港、外にある港を外港と呼んでいます。今回紹介するのは、そ外港についてです。外港は、遠洋漁船の魚を水揚げする埠頭です。
今回のブログに添付した写真は、10月1日(金)に8日間の中国の漁港巡りの旅から帰り、翌日10月2日(土)に焼津漁港に行き、その時撮ったものです。
■焼津漁港/遠洋漁船用埠頭ー1
私が、この埠頭に着いたのは12時頃だと思います。ちょうど四隻の遠洋漁船が
マグロの水揚げ作業をしていました。この埠頭はL字形状をしていて、その埠頭に
張り付くように第一荷捌所から第六荷捌所まで計六か所の荷捌所が配置されて
います。各荷捌所は屋根だけが付いていて、四周に壁がない吹きさらし状の建物
です。
焼津漁港は、この埠頭で遠洋魚類の水揚げを行い、その直近にある荷捌所と
周辺の空き地で、大形保冷車への積み込み作業を行っています。
この写真はL字形の埠頭の入り隅部にある、第四荷捌所の前の埠頭の遠洋
漁船の水揚げの様子を撮ったものです。
埠頭に着岸した漁船の足元にクレーン車を停車しクレーン使って、漁船からマグロ
を荷降ろししていました。
中国舟山漁港と異なり、魚を水揚げする埠頭は、地盤でできた岸壁形式になって
いて、大型漁船が直接水揚げする埠頭に着岸できています。
■焼津漁港/遠洋漁船用埠頭ー2
L字形の埠頭の入り隅部から第一~第三荷捌所方向を見ています。
港の水の色見てください。中国舟山漁港の水と比べて、なんと水の色が綺麗に
見えることか。
そして、船と埠頭が、ゴミが落ちていなくて、舟山漁港に比べて圧倒的に綺麗で
あり、清潔な印象を受けることです。
■焼津漁港/遠洋漁船用埠頭ー3
中国舟山漁港との大きな違いは、水揚げ作業に、船に付いたクレーン、埠頭上の
クレーン車、ベルト・コンベヤーそして、小型フォーク・リフトが多用され、荷役人
の人力に頼るところが非常に少なくなっていることです。
そして、水揚げ箇所の直近に荷捌所があって、水揚げされた遠洋魚類が屋根の
下の大形保冷車への積み込み作業ができるようになっていることです。
焼津漁港は清掃の行き届いた工場の趣です。
■焼津漁港/遠洋漁船用埠頭ー4
■焼津漁港/遠洋漁船用埠頭ー5
冷凍マグロが漁船からクレーンを使って、写真手前に見えるベルト・コンベヤーに
載せられ、自動的に荷捌所の中に駐車している大形保冷車の荷台のマグロ運搬
箱に送られるようになっています。
■焼津漁港/遠洋漁船用埠頭ー6
荷役人が、ベルト・コンベヤーに載ったマグロの流れを、うまく流れるよう調整して
います。
■焼津漁港/遠洋漁船用埠頭ー7






