そうした手配が自動的になされる環境に感謝である。幹事会社としてプロジェクトを運営するコンサルタント会社が築かれてきた、実施体制のお陰だ
。

コンクリート舗装の道から中に入る枝線の道が事業対象道路となっている。

渡河部にボックスカルバートが建設中である。断続的な雨のために、囲いを作っていても浸水し水浸しになってしまう。均しコンまで打てているので、水位が低いときにいかに効率的に施工を進められるか、ポンプを増設するなどして水位を下げる工夫をすること、が指示された。

上流からの流れを切り回す水路は設置されている。

「Rehabailitation」(改築)のためのパイロット事業が行われる道路を視察

視察後の打合せの様子


続いて「Maintenance」(維持管理)のためのパイロット事業が行われる道路を視察

イスラム教徒が多いので、モスクが沿線にある。

最近の大雨で、既設のパイプが流され道路が寸断されていた。緊急工事が必要で、さっそくに調査、対策がたてられた。パイロット事業で期間や予算が限られているが、こうした対応が、行政組織にとってよい学習となる。

土のう工法の現場。バケツの中は住民が差し入れしてくれた、Lanzonesというフルーツ。甘くてブドウのようだった。皆が次々に手を出していくので、あっという間になくなった。
7月の施工開始と聞いていたが、現場を見て進捗状況と今後の計画が確認でき、有意義な視察となった。