フィリピンでは、2007年よりルソン島北部のイルコスノルテ州で地元大学と連携して活動を開始した。今年の5月には、ヌエバビスカヤ州でも他NPOや現地NGOと協力して、渡河部の構造物建設事業を開始した。
同じフィリピンでもミンダナオではイスラム教徒が多く、キリスト教徒と混在していることが、大きな違いだ。開発コンサルタント会社との業務であり、現地スタッフがとても教育されている様子に驚く。複数の日本人専門家の渡航の段取りを任されていて、そつなくこなししている。
スーパーへ出かけるのにも、無線と拳銃を持つ私服セキュリティが付いてくる、という警備体制のなか、活動を開始した。
プロジェクトサイトの市での研修に参加した。

市のオフィスと研修用ホール



先行して活動を行う開発コンサルタントの方により、土のう工法についてすでに研修が行われていた。その研修を受けた、村のリーダーが住民たちへ説明している。

市役所の敷地へのゲートにかかっていた看板。軍隊への募集か、注意喚起か、爆弾の案内のようだ。
