第一子は早産ながら出産できましたが、
その後4回連続で初期での稽留流産を経験しています。
これまでの経緯についてはこちら → はじめに(ブログ開始時点でのこれまでのこと)
***
まだまだ自分の不妊治療は続くので総括には早いですが・・・・
PGT-Aを今から受けようか悩んで記事を読んでくれている方もいると思うので、とりあえず今の時点での感想を書こうと思います。
その1
まず、PGT-Aというものについて・・・
なんというか、転ばぬ先の杖として使うようなものじゃない。必要でない人には必要じゃない。
費用面がOKでも、胚がダメージを受けるリスクもあるし、健康な子が生まれるかどうかの確定診断でもないし。
先天的な理由を抱える方は別として、一定の経過を経て悩む人が先進医療として自費で組み合わせられるくらいの位置でちょうどいい気がします。
読者にPGT-Aをオススメするか?っていうと、オススメするようなものじゃない(人からオススメされて決めるようなものでもない)という感覚です。
その2
採卵数を増やしたり卵子の質向上に、サプリはある程度有効だと思う。
色々飲んだのでどれがどうとはハッキリ言えないけど・・・・
(詳しくはこちら→【習慣流産対策、採卵に向けて】飲んだサプリや漢方薬)
ある程度の年齢になったら、ケチらず飲むべき。
先天的な問題の場合は別として、PGT-Aをやるやらない以前に正常胚を増やさないといけないのは確かなので。
その3
セオリーどおりの治療は偉大。
保険が使える方で費用面などで自由診療は厳しいと思う気持ちが上回るなら、いったんセオリーどおりの治療を信じるのもきっとアリ。
完全にではないにせよ高グレードの胚のほうが正常率が実際に高いのだから高グレードから移植していくのは理に適っているし、2個戻しにしても、アラフォーの人が2個戻しして両方着床する可能性は確かに低そう。
PGT-Aしか無い!かというと、実はそうではない方も多いと思う。
その4
自然妊娠で染色体異常の流産をしてきた場合、体外にするだけで結構意味があるんじゃないか?
自然妊娠から体外受精に切り替えた時点で、「被りありの都度判定ガチャ」から「被りなしのいつかは当たるガチャ」に切り替えはできているので。(伝わるかな?)
自然妊娠で4回流産していても、多少の工夫はした上でだけど取り組んだら実は結果は年齢より悪くはなく(染色体異常以外の原因もあったということかもしれないけど)「自分は人より質が悪いのではないか?」という懸念に関してはそんなことは無かったです。
***
そして、あらためて費用面。
費用の話とかも記事にしたけど、たぶんうちのクリニックは自由診療でも結構費用が安いほうな上に、PGT-A検査料に至っては相場の半額以下なんじゃないか?という値段なんですよ。
(県内唯一の実施機関なのにというか、だからこそなのか、優しい💦)
例えば顕微授精費用は個数関係なく一律で55,000円。
自費周期のエコーは1,100円で保険診療より安い始末。(元々、このあたりの病院の自費エコーの相場は1,500〜1,600円くらいではありますが。領収書の整理してたら4回目流産のときの妊娠初期診察での自費エコーは2,200円だったので、謎の半額)
凍結料だけは個数関係なく1個30,000円+基本料金だったのは安くはなかったかなぁ。
PGT-Aは1個40,000円でした。
なので、他のクリニックだったら同じことをして倍くらいかかる可能性もあるんじゃないか。。と思います。
金額はあまり参考にしてもらわない方が良いのかもしれないです。
100万200万くらいレジャーにサクッと使う金額、誤差だわぁ~みたいな人はまた別として。。
結果が得られて、安心している一方で
「これやりすぎだったか?」
と真顔で今月のクレカ請求額を見つめているのが今だったりします
先生からも「だいぶお金突っ込んだね~」言われました。
でも「あなたくらいの年齢だと全滅の人もいるので、良かったですね~」とも。そう、それなんですよね。
何事もやらなきゃわからないんだよな・・・と、複雑な気持ち。