【マンガ感想】
『バガタウェイ 5巻 (古日向いろは)』
バガタウェイ(5) (ブレイドコミックス)
古日向いろは マッグガーデン 2011-02-10 by G-Tools |
【あらすじ】
交流戦は2回戦へ! 大地の精霊さんとの再会を経て、最強チーム"天神"へのソラ達筑紫学園の挑戦が今始まる…!!
『ラクロス』をテーマとしたスポーツマンガです。
主人公・『空木雫』は島育ちの元気いっぱいの女の子。
そんな島育ちの主人公が高校進学と共に本土での生活を始めることに・・・・。
送り出してくれた母親の「3年間、青春してきなさい」という言葉の意味を探していたところ、
ラクロスというスポーツと、そのラクロスをプレイする人々と出会う・・・。
という感じで始まるスポーツマンガで、島育ちでスポーツ類のことをしたことの無い主人公・『空木雫』が
『ラクロス』というスポーツを知り、仲間達と青春をしていくという青春グラフィティです。
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ここからは、5巻の感想。
5巻では、九州地区の新たな女王・『天神高校』との交流戦が描かれることとなりまして、
ますます盛り上がっております。
そんな5巻のメインとなるのは、『天神高校』との試合ですね。
『天神高校』とは、対戦相手を徹底的に分析解剖したデータに基づいて、試合中の様々な戦況に
合わせてその都度最善の戦術を選択し、それを最適な形で実践するラクロスをするチームで、
現在、九州で一番強いチームであるようです。 そのチームの要となるのが、『竜々水麗香』という
ゴーリー(サッカーでいうキーパー)でして、ラクロスを高校に入ってから始めたにもかかわらず、
九州で最強のゴーリーと呼ばれているようです。
そんな九州で一番強いという『天神高校』といきなりぶつかってしまったわけでして、
巷での予想では9割の確率で『天神高校』が勝つのではないだろうかと思われているようです。
しかし、そこで全試合で『筑紫学園』と戦った『大野城高校』のメンバーの人がかなり意味深なことを
言い始めます。
ナント、去年の公式戦で『筑紫学園』が『天神高校』を破った唯一の高校であるらしいのです。
『天神高校』としては、『筑紫学園』に敗れたことが非常に悔しいことであったようで、『天神高校』の
『竜々水麗香』をはじめチーム全員が、この1年ぶりの再戦を楽しみにしていたようです。
まあ、とはいえ、『筑紫高校』の方が、去年とはメンバーが大幅に変更となっているので、
現実的に、『筑紫高校』はかなりの戦力ダウンとなっておりまして、実際に試合が始まってしまうと
その実力差がすぐに明らかになってしまいます(ネタバレになるので詳しく書きませんが・・・)。
もちろん、『筑紫高校』はそんな状況でもあきらめることはなく、食らい付いていこうとしておりまして、
恐らく、次巻以降、何かしらのアクションが描かれていくのだと思われます。 個人的には、一方的に
負けるのではなく、何かしらの追い上げを期待したいところでして、1年生の覚醒を見てみたいですね。
次巻も楽しみです。
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【総評】
面白いです(^^ゞ。
試合内容もかなり面白いですし、テンポも良いので、かなり楽しく読むことができました。
次巻も大いに期待したいですね。
点数的には
92点
です。
では、ここまで。