【マンガ感想】
『ノノノノ 5巻 (岡本倫)』
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ノノノノ 5 (5) (ヤングジャンプコミックス)
岡本 倫 集英社 2009-02-19 by G-Tools |
【あらすじ】
男装少女ノノ、一日だけ禁を破って女子に戻る!!世界の天才ハンスとの国際ジャンプ対決!! その興奮も醒めぬ中、ノノ、一日だけ女子に戻ってみたけど案の定クラスメイトに見つかって…!? 笑いと涙の超展開をどうぞ!!
スキージャンプをテーマとしたスポーツマンガ。
全日本選手権3位という成績を持つ期待のホープ・加藤雅史。
彼の練習を見ていた主人公・野々宮悠太は、彼に対して「自分の方が遠くへ飛べる」と挑発し、
多くのギャラリーが入る中で、そのジャンプ台のバッケンレコードを超えてみせる。
しかし、主人公・野々宮悠太は男装した女の子だった!!
という展開で始まるスポーツマンガです。
現時点で、オリンピックでメダルを取れるほどの実力を持っている主人公(女性)が、
女性の参加が認められていないスキージャンプ競技に『男装』してオリンピックを目指す、
というシチュエーションのマンガでして、『女性という事がバレたら終わり』という緊張感と、
女性でありながらも圧倒的とも言える運動能力を持つ主人公の活躍のおかげで
かなり面白く仕上がっております(^^ゞ。
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ここからは5巻の感想です。
5巻では、オーストリアの最強の男・『ハンス』との勝負、『そらさん』と『ノノ』のデートイベント、
そして、北海道遠征の際、チームメイトの『岸谷』に『ノノ』が女性であることがバレてしまい、
さらに、その後、『ノノ』はジャンプを失敗して大怪我を負ってしまう所までが描かれました。
今巻の注目点は、やはり『ノノ』が女性である事がチームメイトにバレてしまったことですね。
この作品の胆ともいえる部分は、『女性の参加が認められていないスキージャンプ競技』に、
女性である主人公・『ノノ』が男装をして参加し、オリンピックを目指すというところです。
つまり、『ノノ』が女性である事がバレてしまった時点で、オリンピックを目指すことは出来なくなり、
この作品は事実上、終了ということになるはずであると思います。
で、
そんな重要なイベントが、今巻でついに描かれてしまいました。
しかも、そのイベントが起きた後に、『ノノ』がジャンプで大失敗で気を失ってしまいまして、
気を失った『ノノ』を助けるためにスタッフが近寄ってきて、状態を調べるために服を脱がそうとします。
『ノノ』が女性であることを知っているチームメイトの『岸谷』は何とか服を脱がさないように抵抗しますが、
あっさりと周りのスタッフに抑えられてしまい、「いったいどうなってしまうんだ!?」という展開で
今巻が終了しまして、次巻へ続いてしまいます(笑)。
「こんなところで終わらすなよ~」と思ってしまいましたが、これがこの作者の上手さであると思いますし、
多分、この5巻を買ってしまった読者は、自然と6巻を手に取ってしまうのだと思います(笑)。
その6巻は、5月19日に発売らしいですよ。 予告を見る限り、過去編になっているようですが?
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【総評】
今巻は驚きの展開で終了してしまいました(^^;。
今巻の展開は、スキージャンプ選手としての選手生命終了のような気がしないでもないですが、
一体、この展開から、どのようにしてオリンピックを目指すことになるのでしょうか?
む~、次巻が待ちどうしいです。
点数的には
88点
です。
個人的にですが、69ページ~71ページで描かれた日本ジャンプ界のエース・『槇野慎二』と、
女性記者の『村松さん』のやり取りは声を出して笑ってしまいました(^^ゞ。
シリアスな場面に、こんなコメディ部分を持ってくるとは、この作者も侮れません(笑)。
では、ここまで。
