2005年春、悪性脳腫瘍が判明した母。

(グレード3から、グレード4の膠芽腫へ転化)

 

余命3年以内と言われながらも、18年間戦った母の、奇跡の記録です。2023年他界。

 

 

◇経緯に関する記事のリンク◇

・病院からの呼び出し

・恐れていた(てんかん発作

・脳腫瘍が自然に小さくなった!

・一度目の再発(大きくなっていた腫瘍

・手術の日(前編)

・手術の日(後編)

・病理の結果。悪性度の高さに絶望

・余命宣告

 

 

 

2009年7月

 

術後の経過観察の後、

一時帰宅し、また病院に戻り、

私だけ先生と話した翌日、

 

 

先生から母へ、

 

放射線治療の説明がありました。

 

 

 

残っている腫瘍を、

放射線で叩く治療をする事。

 

土日を除く毎日、

合計で30回。

 

横になっているだけなので、

苦痛は無し、1回5分以内。

 

2~3週間経つと髪が抜けてくる事。

 

放射線治療するにあたり、

お面を作る事。

 

治療が終わるまで入院する事。

 

ちなみに、全脳照射でした。

 

 

母は、頷きながら話を聞いていました。

 

 

その日の午後。

 

早速、放射線治療用のお面を作りに。

 

 

私も、放射線科まで付き添いました。

 

 

処置室の中で、

 

「こんな感じのお面です」

 

と、見本を見せてもらいました。

 

 

 

棚の中には、他にもお面が。

 

頑張っている方が、

 

こんなにいらっしゃるんだ!

 

そう思いました。

 

 

 

私は外廊下でしばらく待つ事に。

 

 

それほど待つことなく、

母は出てきました。

 

案外、不安な感じでもなく、

 

「あっという間に終わったわ」

 

と、いつも通りの母でしたニコニコ

 

 

そして、翌日から、

放射線治療が始まったのです。

 

 

 

 

母と私が使って良かった物♪

 

抗癌作用が期待されている、

フランキンセンス。

ディフューズしたり、

手浴・足浴、湿布にも使いました。

ウッディーな香りに癒されます。

こちらは、セイクレッド島産の

フランキンセンスです。

 

 

 

 

 

丸ちゃん先生考案の、不思議なクスリ絵。

 

 

 

 

その名の通り、脳に働きかける香りです。

白檀(サンダルウッド)の香りが、

心地よくて好きです。