毎日暑いですね。

昨年は暑過ぎて?咲かなかったレンゲショウマを観に8月5日に行って来ました。

数は少ないですが今年は可憐に咲いていましたウインクラブ

 

レンゲショウマは日本固有種でいくつかの都道府県では絶滅危惧種のリスト入りしているという貴重な花で、平地に咲いているのは非常に珍しいそう。有名な群生地は奥多摩の御岳山です。

 

薄紫の釣鐘のような花弁が清楚ですね。

 

 

 

 

 

年々咲く株が減っているようで心配です。もはや殺暑ですからねーえーん

 

こちらも珍しい中国原産の「シュウカイドウ 秋海棠」。

 

 

こっちは昨年より多いようです。

 

これはキツネノカミソリ。

 

 

これも例年より多いです。

 

珍しくオートフォーカスの70-300mm望遠レンズを使っていたので、蝶撮りに挑戦してみました。なかなかピントが合わず苦戦しました。とても飛んでいるところは撮れませんえーん

 

ツマグロヒョウモンの雌。

 

 

ナガサキアゲハ?

 

 

ここは谷地なのでひんやりと涼しいはずですが、例年より湿気が多く蒸し暑く、歩き回るのはけっこうしんどい。曇っている日が狙い目ですね。

 

 

レンズはタムロン 70-300mm/F4.5-6.3 Di3、カメラはSony A7RM3 でした。

 

 

 

 

5年ぶりに横浜の山下公園に係留されている氷川丸に行って来ました。7年15日に撮影。

 

あまり知られていませんが、現存する数少ないアール・デコの建造物として旧朝香宮邸(都庭園美術館と並ぶ一級品で、平成28年度に国重要文化財に指定されました。コロナ前は毎年のように行ってたのですが・・・。 

 

「氷川丸は、日本郵船が1930年(昭和5年)に竣工させた日本の12,000t級貨客船。戦前は主に北太平洋航路の豪華客船として就航し、戦中は病院船、戦後は復員船としても使われました。その後復帰して米国航路で1960年まで運航されました。」

 

今の外洋大型客船と比較すると小さいです。

 

しかし内部は豪華です。

まず、ひと目でこの船の華とも言うべきこの中央階段に魅了されてしまう。

 

手摺りの幾何学模様と大きなカーブが美しい。

 

内装はフランスのマーク・シモンのデザインによるもので、全て輸入されて日本で組み立てられもの。当時の日本の豪華客船はほとんどが英国デザインであったが、コンペでシモン商会が勝って採用となったそうだ。当時はアール・デコは流行の最先端だったとはいえ、今見ても斬新でモダンだ。

 

手摺り中央の丸模様は船名を頂いた大宮氷川神社の紋章をアレンジしたもの。アール・デコと和の見事なコラボレーション。

 

 

船中とは思えない豪華な一等食堂室。

 

アール・デコの見本のようなシンプルなチェストと時計。

 

一等サロン、くつろぎの空間。

 

 

扉のデザインもすばらしい。

 

こちらは一等喫煙室。天窓が美しい。

 

バー・カウンター

 

そしてVIP御用達の豪華な特別室の、こちらが寝室。

 

こちらがリビング・ルーム。

 

一等客室はコンパクトで快適そう。

 

昭和初期にはこのような豪華な外洋客船が続々と建造されたという。1922年・大正11年のワシントン軍縮条約によって軍艦の建造が制限され、そのリソースがこのような客船や震災復興の隅田川橋梁の建造に使われたのだ。戦前最後の平和な時代の象徴とも言える船ですね。

 

戦中の病院船時代には機雷に接触するも大事には至らず、よく生き残ったものだ。戦後はシアトル航路に復帰しフルブライト留学生など、その後の日本を支えることとなる多くの人々を運んだ。

 

歴史資料としてだけではなく、芸術的価値からも重要文化財の資格は充分。レトロ建築のお好きな方は是非見に行かれると良いですよ。アール・デコの魅力を堪能できます。

 

レンズはフォクトレンダー UWH 12mm/F5.6とLeitz Summicron R50mm/F2、カメラはSony α7RM3。

掲載が遅れましたが、実は今年も堀切菖蒲園に行って来ました。例年より十日ぐらい早い6月5日でしたが、丁度見頃でした。それにしても梅雨入りの気配さえない30℃近く、いやはや暑いのなんのって。
 
東京メトロ千代田線町屋駅で京成線に乗換え堀切菖蒲園下車、徒歩10分でつきます。
 
入り口。


入るとすぐに、沢山の花に驚きます。


花密度の濃さは凄いです。手間が掛かるでしょうね。

 

 

和田津海(わだつみ)。

 

ピンクフロスト。

 

仙女の洞(せんにょのほら)。

 

蛇籠の波(じゃかごのなみ)。

 

ここまではオールドレンズ Leitz Summicron R50mm/F2で撮りました。

 

ここからは現行の望遠レンズ Tamron 70-300mm/F4.5-6.3です。

日月。

 

浦安の舞。

 

山路の露。

 

ここもみっちりと咲いています。

 

ここには200種、6000株の花菖蒲が植えられている。私が知る限りではここがもっとも手入れもより行き届いているようです。

 

しっかしいろいろな花あるもので、花名札と花姿を見て、名を確認するという、江戸大店の旦那衆のような楽しみもあります。

 

レンズは1973年製造のLeitz Summicron R50mm/F2と現行のTamron 70-300mm/F4.5-6.3 Di3 RXDです。このような天気ではオールドレンズと現行レンズの発色は思っていたほど変わらないですねウインク

 

 

 

 

 

 

毎年定点観測のようにここを訪れ、紫陽花のその年の咲き具合を確認しています。小雨の紫陽花をねらってましたが、近所では色褪せてきたので、あわてて14日(金)に行って来ました。

 

咲き具合が一番判りやすい本堂左手、今まさにまだ見頃ですね。

 

むしろ例年よりも色づきが濃いようです。

 

平日午前で暑い日だったので、人は少ないです。

 

鐘楼の周りもみっちり咲いています。

 

北側の斜面はまだまだ見頃が続きそう。

 

この辺りが一番見頃。

 

ガクアジサイが好きです・・・。

 

淡い色は撮るのが難しい・・・。

 

全体がピンクなのは珍しい。

 

寺の外壁越しの北斜面。

 

この日はともかく日差しが強く暑すぎました。そのせいでコントラストの強い写真になってしまいました。紫陽花には雨中のしっとりとした雰囲気が似合うと思うのですが・・・。

ひと雨欲しいところですね。

 

16日は「あじさい祭り」が開催されたそうで、たくさん人が出たそうでローカル新聞に載ってました。

 

レンズはLeica Summicron R-50mm/F2、1973年のドイツ製、カメラはA7RM3です。

今回は相方のKさんの写真を掲載します。

 

Kさんはネイチャー派、今でも現役でテントを担いで山々の風景や、はたまた神出鬼没であちこちの鳥を撮っておられます。

 

写真の下のコメントはKさんに書いて貰ったものです。

 

 

山肌が赤く染まる、早朝数分間のお楽しみです。

 

猪苗代湖を背中にしての磐梯山です。手前の「黄金色の実り」に感激しながら撮りました。

 

宮古島から伊良部大橋を渡って伊良部島へ。その伊良部島の隣の下地島にある空港に、ポケモンを纏った旅客機が着陸しようとしています。エメラルド色の海の色が機体にも映っていました。

 

西伊豆、雲見温泉大橋から撮りました。富士山が積雪あるところだけ空中に浮いて見えました。

 

八ヶ岳の赤岳展望荘横からの北アルプスの夜明け。槍ヶ岳などが赤く染まっています。上空のこの朝焼けの素晴らしさに感激です。

 

右上に赤岳頂上山荘が見えています。綺麗な夜明けでした。

 

焼岳山頂から北側の眺望です。この日は中央右の穂高岳や中央左の槍ヶ岳に、この年の初冠雪があった朝でした。右下がテント泊した上高地。

 

目の前に飛んできた虫を捕らえようとするウグイス。しっかりゲットしてました。

 

月山登山中の紅葉。中央遠くに鳥海山、左奥は日本海。

 

ちょっと珍しい2羽の雷鳥の何かに警戒する様子。

 

北穂高岳登山中に振り返った涸沢。紅葉の真っ盛りでした。中央に赤い屋根の涸沢ヒュッテ。

 

赤岳展望荘横から、夜明けの富士山。空の色のオレンジ色から青色までのグラデーションに見惚れてしまいました。

 

これぞ赤富士と呼びたいです。

 

サンゴソウの群生。青空に適度に白雲があって、絵になりました。

 

 

 

中央が鳥海山。写真の後ろにある無人の山荘に泊まった朝、素晴らしい朝焼けでした。

 

富士宮口七合目付近から山頂方向。下部の強い光は山頂からのもの。左の長い光は登山者のもの。

 

穂高岳山荘横に月が沈もうとしています。緑の登山路であるザイテングラードには、山荘に向かって多くの登山者の姿がみられます。

 

恩賜公園の奥に行くと、この景色が見られます。雲の感じと右手前の海賊船で絵になりました。。

 

北穂高岳山頂に登った時は、北方向は雲の中でした。残念と思いつつ少し待ったら、望み通りに雲が切れて、槍ヶ岳のこの姿が見られました。

 

孫の一人ですが、今はすでに9歳の野球少年です。このショットは私のお気に入りの一枚です。

 

満月と富士山頂が重なる「パール富士」は、チャンスが少なく天気にも左右されるので滅多に見られないですが、このようなドンピシャのパール富士に出会えて、ラッキーでした。

 

双六岳の方から下山してきて、この日は鏡平山荘泊まり。快晴の夜で、北極星を回る星と槍ヶ岳を同じ画角に入れてインターバル撮影を始めたら、なんと槍ヶ岳上空に雷雲が現れ、雷光に雲が光り出しました。数十枚のショットを明合成しました。

 

 

ISSと富士山を撮ろうと、箱根の大観山展望所付近に。Fisheyeレンズで思い通りの写真になりました。

 

 

ここからはUのコメントです。

 

いやー、素晴らしいですね。20代に山に凝っていた私には、美しい北アルプスの風景がグッと来ました。

場所、時期、天気、タイミングの全てが揃わないと二度と撮れないまさに一期一会の写真ですね。天気待ちをしての宿泊停滞もあったとか、まさに思いのこもった一枚いち枚です。

 

 

今回はさほど宣伝しなくとも来れる人が来てくれればいいやと気楽に始めた写真展ですが、思いのほか沢山の方々に来て頂き、望外の喜びです。

お越し頂いてありがとうございます。

また、暖かく見守って頂いたお店のお客様とマスター方々にも感謝申し上げます。

 

Kさんとは「またやっても良いね」と話していますが、何年後かには今回とは違うテイストの写真をお見せできるよう、これからも精進していきたいと思います。

 

次の機会があったらよろしくお願いします。

 

K & U