大学入学が決まり、入学式の前に
「オリエンテーション合宿」
なるものがある、と分かった時の息子の反応。
「いきなり共学とか、いきなり宿泊とか、ムリ」
第二外国語の選択でクラスが決まるのだそうです。
1クラス30人ほどで、息子のクラスには女子が5、6人。
オリエンテーション合宿は、クラス単位で行われました。
合宿中、女子生徒には、男子校出身者は”小学生扱い”されたそう。
(想像できる・・・大はしゃぎだったのでしょう)
合宿中はなんだかんだ、男子校出身者で集まって、明け方まで語ったり、トランプをしたりしたそう。
「男子校出身ってすぐわかる。同じ匂いがするもん」
「大富豪を知らない奴が結構いて、びっくりした!
でも、みんなさすがだよ。あっという間にルールを覚えて、あっさり負けた」
「男がさ、眉毛カットしてたり、パーマとか、化粧水とかじゃ驚かないけど、朝パックしてる奴がいて、それにはさすがにびっくりした」
(君も出発前、眉毛いじってたよねー)
出発前はあーだこーだ、行きたくない・・・風なことを言ってましたが、帰宅してみると、すごく楽しかったとのこと。
入学式が4月中旬と遅く、式まではのんびりなのかと思いきや、
クラスの合宿や、履修関係の集まり、その他イベントなど、結構集まりが多く、入学式の頃には、すっかりクラスメイトと仲良くなっていました。
入学式の後は、自分たちで計画して
「クラスコンパ」
もして、スタートからめちゃくちゃ楽しそうでした。
そこから先は、地方からの一人暮らしのクラスメイトのお家にお泊まり三昧
息子、正式な部活の入部までは、ほぼ家に帰って来なかったと思います。
入部式を終えてからは、部活がある日の帰宅は毎日22時過ぎ。
部活がきついのが分かっていたから、1限の授業はほとんど入れていません・・・
バイトは個別指導塾で英語をの講師、近所の居酒屋さんで週1シフトに入っています。
なんでも、大学生になったから親に金銭面で頼りたくないとか。
誰に似たのか(私ではない)お金にしっかりしているところは「偉いな」って思います。
授業について。
英語のクラスはほぼ帰国子女ばかりだそうで、会話のスピードがやばいのだとか。
家でも日常の出来事を英語で表現したり、言い回しなど、夫さんに聞いたりと、ちょっとは努力している様子。
他、第二外国語や、その他の語学・・・
語学の授業はしっかりやっている様ですが他は・・・
(怪しい)
しかし、入学式祝辞で、教養学部長の先生が
「よく遊べ」
「深く遊べ」
とおっしゃっていたことを思い出し、
「よしよし、よくやっているな」
と思っています。
(以下教養学部長の先生の祝辞の一部抜粋です)
『日本でいちばん「よく学ぶ」ということに努力されてきた皆さんだからこそ、日本でいちばん「よく遊ぶ」経験も深めてほしい。
それこそが、来るAI時代に最も必要とされている、人間にしかできない創造的な営みをプレイすること、楽しむことの素地を育むのだと思います。