初SSの前の日
「お弁当はサンドウィッチにしてね❤️」
と娘からのリクエスト。
日曜日、息子は練習試合の日
お弁当はサンドウィッチで良いか尋ねてみると、絶対おにぎりとのこと
平日含む毎日のお弁当作り生活が始まりました・・・
うん、楽しんでいこうっ
初SS気持ちよく臨んでもらおうとお弁当作りの他に取り入れたもの。
それは・・・
秘密のオイル
娘の本来の力を引き出して、集中力を高めるオイル。
そのオイルは植物を極限まで浄化し作ったもの。
フィレンツェの自然療法の学校にて過程を修了し、日本人では唯一の自然療法士として活動している前職の知人(フィレンツェ在住、日本に一時帰国中)が娘の為に処方してくれたオイルです。
指示された通り首の下鎖骨の真ん中あたりに塗布し、最近取り入れているマヌカハニーにもほんの少し含ませました。
私用には、落ち着いた気持ちになれるオイルをいただきました。
どうしてオイルを取り入れようと思ったか、どんな効果を感じたから取り入れたのかは、近日中にブログに記しますが、本物の香りが神経に如何に作用するのか、香りのもたらす精神的な安定や、集中する力の発揮などの効果をこれほど感じたことはないってくらいの素晴らしいオイルだと私は思いました。
娘は、SSが終わってから私に自分が今思っている事を正直に伝えてくれました。
「ママ、〇〇さんが◎◎コースのSSにいなかった・・・。〇〇さん◎◎中学受けるのを辞めたんだって・・・。」
「だからどうしたの」
「私、〇〇さんが受けないなら、◎◎中学受けるの辞めようかな・・・」
(「はあそんな理由で志望校を決めたのなんだかすっごくがっかり」)
・・・という気持ちは脇に一旦置き、その日の様子を聞いてみると・・・
娘のコースは普段トップクラスにいる子がほとんど。
ちょうど中間地点のクラスに居る娘はちょっと居心地が悪かった様子。
国語は一番の成績、算数はイマイチ、他はまあまあ、といういつものテストの成績と同じ授業点。
そんな点数の立ち位置より、お弁当を食べる時間とか、わいわいみんなで頑張ろうみたいな雰囲気もない中で(実際はあるのかもしれないし、これからなのかもしれません。今の娘の感覚では居心地が素晴らしく良い環境ではないのかな)過ごす時間がなんとも・・・だったのかな・・・と想像しました。
兄の時は、お弁当の時間なんておしゃべりが過ぎて時間内に食べ終わらないとか、みんなで楽しく切磋琢磨して頑張っていたので、SSは楽しいものと思っていましたが、女の子は繊細なんだな・・・。と思いました。
「人は人、自分は自分。」
娘もそんなことは百も承知、分かっています。
それでも、モヤっとする感情は何なのかな・・・と、SSの翌日、台風で休校になり時間もあったので、ゆっくり聞いてみました。
話をする中で、娘にとって「仲間、友だち」というワードが今すごく自分の心を占めている様子がわかりました。
これは、学校でのボス的なお友だち(決して悪い子ではありません)の一挙手一投足を気にしている気持ちが影響しているのかな・・・と感じました。
あとは「試験に落ちる」という事がすごく怖い気持ちになってきた、とのこと。
今のままでは厳しい、お友だちも厳しい戦いを回避、多分一緒の学校を目指すと言っている別の子も回避すると思う。
同じくらいの成績の自分も回避すべきなのではないかと思っている。
ああ、娘は今、自己肯定感がすごく下がっているんだな・・・と感じました。
娘に、自己肯定感について話をしました。
自己肯定感が下がる、すなわち自分に自信がないと、挑戦する気持ちになれないのはもちろん、人の話を素直に聞けない(自分を大きく見せようとすぐに反論するなど)、人と比べて自分を判断する・・・など自己肯定感の低い人の特徴を話しました。
「すごくそれ、わかる」
と娘。
SAPIXに通っていて常に上のクラスにいる訳ではない娘、普通にしていたら、自己肯定感が下がる一方なのかもしれないな・・・と思いました。
『あなたはあなたのまんまで十分素敵存在そのものが奇跡なんだよ』
ママは何度も、毎日伝えるよ。
行きたい学校は・・・あまり時間はないけれど、行ける学校には色々足を運んで再度確認しよう。
最後行きたい学校はあなたが決めて良いんだよ。
ということを伝えました。
それから、
「どんなことをしている時が一番楽しい」
「気分が上がる時は何をしている時」
など聞いて見ました。
「ピアノを無心で弾いている時、絵を書いている時、好きな服を着ている時・・・」
などなど、受験とは全く関係のない事が出てきましたが、
「うんうん、そうなんだね、分かる〜」
と、とにかく話を遮らずに聞きました。
段々表情も和らぎ、落ち着いてきました。
それから、朝は鏡を見て
「今日も私って最高」
夜は
「今日の色々にありがとう」
と言って寝ようということを約束しました。
「変なの〜」と言っていましたが、「だってあなたは最高だよっ」と抱きしめました。
ホッとしたのか、
「ママ、私、とりあえず第一志望校は変えないで受けるよ。また気持ち変わるかもしれないけど、学校別SOは2回とも受ける。それからまた考える。今まで合格目指して頑張ったんだから、とりあえず受ける。」
「また気持ち揺れるかもしれないけど、一緒に話し合いながら乗り越えていこうね。」
となりました。
色々話したあとは、晴れやかな顔で決めた課題に取り組んでいました。
小さな身体、心で戦っている様子に胸がいっぱいになりました。
目は死んでいない、気持ちは立て直した・・・
中学受験という経験が、娘の人生の中で最高の時間になるように、親として自分を見つめ、自分の気持ちを律して、子供を育てるということに真摯に向き合っていかなければいけないな・・・と改めて感じました。
娘が自分の本音を言えた事、私が娘の話を落ち着いて聞けたのは、オイルのが効いたからなのではないかな・・・と思っています。
ラクシュミー優ちゃん、ありがとう