今回は勉強ができる人の "特徴" と、その "矛盾" についてです。

勉強で結果が出せる人の"特徴"とは何でしょうか?

「暗記力」がある人でしょうか?
それとも、「計画力」ある人でしょうか??
はたまた、「実行力」がある人でしょうか?

私は長年の受験浪人生活(計6年 笑)の中で、受験勉強ができる人の"特徴"を見つけました。
その "特徴" を自分なりにアレンジして真似ることで結果が出せました。

その "特徴" とは、
「情報にあまり興味がない人」
です。

具体的には、
・テレビを見ない人
・時事問題、ニュースに興味がない人
です。

まずテレビを見ません。ニュースや時事での会話はあまりしません。
ITの進歩や、学問や世界の成り立ち、まして芸能や文化の話題なんてほとんど相手にされませんでした。

この "特徴" は良いことでしょうか?良くないことでしょうか?

確実に言えることは、
少なくとも、「暗記」「記号操作」「応用訓練」が "基本" となる、『勉強』という活動では、外の情報を必要以上に取らずに、「勉強のみに集中している」ことがキーになるということです。

集中力を保ち、記憶に残りやすい、情報環境に居る、ということです。

それが勉強ができる人の "特徴" だと気づいたのです。

[以前の記事] にも書きましたが、最近の情報環境はスマートフォンでのテクストメッセージング、ネットニュースでの瞬時の情報取得によって、膨大な量の情報が瞬時に入る情報過多の環境になっています。

幅広い好奇心や興味がある人、外へ興味が向いてしまう人は、ついつい時事情報やネットワークテクノロジーに翻弄され、"昔ながらの" 「記号操作テスト」のために必要な「勉強時間」や「記憶のリズム」を失ってしまいます。

しかし勉強ができる人は、あるいは成績が良い人は、情報を "遮断" しています。あるいは外のことや他人への興味がない。

ある種の「情報鎖国」状態を保っているのです。

私は、受験勉強中にこの情報鎖国性に気付き、情報をコントロールすることにしました。

勉強への「集中度を上げ」、「復習をシステム化」することで、短期間のうちに勉強での結果を取り戻すことができました。

つまり、
・情報コントロール
・集中度のUP
・復習のシステム化

で意図的に、情報環境への好奇心を抑え込み、勉強という評価の方法にに自分を集中し、適応させてしまったのです。
それで結果が出ました。


しかし、矛盾が

この "適応" にはおおきな矛盾がつきまといます。

私が "情報鎖国" をしているその間、IT技術はさらなる進歩を遂げ、Twitterが出てきたり、ガラケーからスマホになったりしました。勉強ができてもIT環境の「変化」を "知らない" 状態になりました。(今は追いついていますが。)

これは良いことでしょうか?

また、社会的には「未履修問題」が大きく報道されました。
本来履修するはずの科目(=情報)を削ってまで、大学に合格することを至上目的とすることが問題になりました。(結局、うやむやになりましたが。)

そこにも同じ矛盾があります。
早く行きたい大学に入って経験して活躍することが良いのか、
未履修だった科目 (の情報…) を "頭に詰め込む" 方が大事なのか。

評価は分かれるはずです。

「勉強ができること」と「生きる力を身につけること」が "矛盾" しているのです。

そして、そのキーファクターとなるのが、「情報環境」なのです。

私たちはこの情報過多の中で、好奇心を押さえ込み、集中度を保ち、記憶を小さい範囲にまとめこむ、「試験」を突破しなければ、社会的に評価されないという矛盾を抱えているのです。

基礎学力は効率化して勉強をスピーディーに終わらせたらいいのではないか?

効率的に基礎学力を付けて、残った時間をその他の活動に費やせば全体としてバランスが取れるのではないでしょうか?

教育費に付ついても、多額の教育費(トータルで数千万単位)をかけてまで、「情報遮断」→「テスト」をすることがその後の人生のためになるでしょうか?それとも、そのお金を別の活動に掛けた方が社会を生き抜く力が付くのではないか?

おそらく、答えはないと思います。

一方では、目上の人の話を黙ったまま、座って聴き、文章を読み、覚えたことを応用し、丁寧に手書きで答える古典的な学習も必要ですし、

また一方では、膨大な情報を瞬時に理解し、まとめ、他者とやり取りし、自分が価値のあるものを創ってしまう、という学習も必要なはずです。

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これらのアプリはこの問題への私なりの一つの "解答" として作ってみました。


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センター試験に特化したタイマーアプリ:
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今回も以前紹介した復習法の実践例です。

英語資格試験においても、実は「復習」を再考することで、思わぬ改善や向上が得られるかもしれません。(※本ブログは「何々メソッド」という、それ以外を許さないような方法論ではなく、あくまで参考や気付きなれたら、というスタンスで書いています。)

英語資格試験というのは、具体的に TOEIC, TOEFL のことです。

昨今の英語資格ブームのために、スコアが上がらないことでお悩みの方も多いことと思います。


学習指導要領の旧課程を受けた私は、センター試験初回受験には「英語リスニング」の科目はありませんでした。

それでも、複数回大学受験を受ける中で(どうせこれから必要になるだろう、とも思い、)英語の「リスニング」についても、この復習方法を適用して、効果が出るか実験してみました。




結果は、センター試験のリスニングと同じ方法で勉強し、TOIECに取り組む前に身に付けた「センター試験のリスニング」の力が活かせたこともあり、最初の TOEIC で700、その後三回で 835 となりました。

それ以後はTOEFLを受けたりして続けてはいませんが、英語ニュースの8割以上は聞き取れるようになりました。

「復習を管理」して、「達成度」別に「繰り返し」学習したことが効果があったと思います。
「聞きっぱなし」にしない勉強を心がけることで効果があったと考えています。

具体的に、「センター試験リスニング」では、前記事の物理問題集と同様にチェックをし、

①. 大体聞き取れる、
②. 解説を読んで、聞き取れ理解できる
③. 解説無しで聞き取れ、二回目にはすべて理解できる
④. 一回目から聞き取れ、理解できる

などと、「達成度目標」を設定して、"4日の"復習管理をしていました。
センター試験リスニングでは、(少なくともそのころは)二回音声が流れるので一回きりのTOEICの良い練習になるかもしれません。

「センターリスニング」をきちんとやっておくと、後のTOEICにも応用可能、ということは主張しておきたいです。




センターリスニングでの復習方法は、TOEICの勉強でも活かせ、同様の復習管理をすることで、夏休み等の短期間の内だけで勉強を圧縮して仕上げていきました。

読んだり、解法を覚えたりする「記号操作」だけでなく、「リスニング」という「知覚スキル」にも、「繰り返し」と「達成度目標」で復習のリズムを取れば、効果が現れるのです。

よくリスニングをするときに、一通り聞くだけで済ませてしまう「聴きっぱなし」になることが多いのですが、意識的に「聞き取れない語」や、「聴き取れないスピード」を区別することが大切だと思います。

その語を逃さずに聞き取り、スピードにも対応して理解できるようにする、精読ならぬ「精聴」がおろそかにされがちです。

昨今の情報過多で、"テキト~"に情報を扱いやすくなっているのが人間の性ですが、能力を自分の知覚スキルとするためには、「丁寧な情報理解」と「繰り返し」が必要なのだと、私自身、今でも考えさせれています。


ここで使用した本は、センター試験リスニングに関しては、初級、中級レベルの問題と解説型の問題集として、TOEICに関しては、上級レベルの単語帳として利用しました。):
灘高キムタツのセンター試験英語リスニング合格の法則 (基礎編) (英語の超人になる!アルク学参.../アルク

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上級者へのTOEIC Test英単語―差がつく1,000語で900点突破!/Z会

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(「英作文」も復習を徹底して、例文をスラスラ口ずさめるレベルに「スピード化」しました。これは京大英作文の場合ですが、別の機会に書きます。)

「リスニング」という知覚スキルにも、身体的に「モノにする」ことが必要です。
「何となく」聞き流していても、理解力は上がりません。

多くの素材を聴くことも、あるレベルからは重要なことだと思いますが、要点が分からないような段階では、同じ素材を繰り返し聞く、精聴ことで改善が図れることがあるでしょう。

現在、この「4日復習法」はアプリになっています。
「勉強がめんどくさい」のは、私だけではないと思い、「大雑把さ」に対応した復習項目のデータ管理を、「すっぽかし対応」機能とともに私が無料で提供しています。
「すっぽかし」をすると、日付は自動更新されます。

☆復習のリズムを守る、復習管理アプリ。 テキストの傍用チェックノートとして。:

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その他使用したことのある、「受験英語から英語資格試験につなげる」系統の本:
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大学受験の時に、"めんどくさがり" の私が、実際に行って効果があった(と自分なりに考えている)復習管理の方法を公開します。
(※ 復習の方法の"一例"としてご覧下さい。)

下の写真です。



以前の記事:なぜ復習を4回に分け、連日こなすと続くのか? で紹介したように、達成度を4段階に分けて、ある期間、なるべく連日、復習をしています。
厳密には4日連続ではないですが、復習管理をしている画像です。上の画像の鉛筆書きの部分です。

これは、物理の標準的なレベルの問題集で、復習システムを使った問題集管理を行っています。

画像では、一日目は10月8日に学習したけれど、あまりにテキトーだったので、3日後の10月11日にきちんとやり直し、そこで達成度1を付けています。

翌日、達成度2の復習をし、一日空いたので、10月14日にも達成度2の復習をし、15日にようやく達成度3をつけています。

そして、最後の復習から数ヶ月おいて、大学入試(二次試験)直前の2月10日に総復習をかねて見直しの復習をしています。

画像中には書いていませんがこれが、4段階目です。
本来は総復習するまでに4段階まで達成してスピード化までしておくのが理想ですが、私は"めんどくさがり"なのでこのように大雑把です。



それでも連日復習をすると効果は絶大でした。
これは物理の標準レベル問題集ですが、これをみっちり復習することで、東大物理の応用問題も解けるようになりました。(※ 別に演習も必要です。演習もこの復習で意識して記憶に残しました。)

復習すると、記憶の再現スピードとともに、正確さも上昇するので、応用するときの知識や、応用するときの時間的・心理的余裕も増大します。それまでの「一夜漬け」とは全く比にならない記憶力、応用力が付きました。これまで「やりっぱなし」で失っていた記憶を、強固な記憶として試験本番までストックすることができたのです。直前の総復習でも、これ以外の復習ストックを含めて、短時間で見直すことにより、さらなる記憶の増強ができ、自信を持って本番に臨めました。

このように、問題集の余白に日付と達成度をチェックしておくだけで、4段階の復習を適用し、連日行うことで記憶に残すシステムが出来上がります。

「大雑把」でも、「テキトー」でも構いません。全く復習しないと残りません。大雑把でもテキトーでも「繰り返し」は効きます。

大雑把ではありますが、いや、大雑把であるからこそ続けられる、そんな例として上の画像にしました。
(※ きちんと四日連続で一通りの復習を終えている記録もあります。)

このような(別の方法でも構いませんが)復習チェックを習慣にしておくと、復習の計画をその都度特別に考える必要はなくなり、ただ日付と達成度をメモしておくだけで済みます。

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使用した問題集:
名問の森物理 (電磁気・熱・原子) (河合塾SERIES)/河合出版

¥1,050
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ちなみに、達成度の数字の上にある「カ」というのは、学習の「形態」のメモです。

後日丁寧に書きますが、すべての問題を解き直すのに、紙と鉛筆ですべてを「書き直し」していると、膨大な時間と労力を消費し、他の勉強ができなくなります。
なにより、めんどくさいし、退屈だし、疲れます…。

そこで、暗記カードの様に、問題を読んだら、答えを見ずに、"頭の中で"解法を順序立てて再現します。なるべく丁寧さを心がけます。手を動かしたりしてイメージすることもあるでしょう。

人間は、書かなくても視覚イメージがある程度できるし、黙っていても頭の中で音声を再生することができます。

そしてそのスピードはリアルよりも速いし、疲れも少ないです。

これを利用します。

この復習の方法が、暗記カードで学習しているときに近いので、"カード型"と(私なりに勝手に)名付け、その頭文字であるカタカナの「カ」をとってメモしていました。

時間がある時や、正確にチェックしたい時は「書く」復習をするので、ひらがなの「か」をメモしていました。

☆ 後から復習記録を振り返ると、きちんと「書いて」復習したのか、頭の中で「カード型復習」をしたのか一目瞭然です。それに応じて以後の学習の方法や強度を対応させることができます。

…私はめんどくさがりなので、カタカナの「カ」ばかり並んでいますが…

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ともあれ、復習のシステムに記憶の管理を任せ一回一回の学習は「カ」で済むようなラクなものにして達成感の脳内物質で気分を上昇させながらゲームのように楽しく勉強を続けることができます。この復習管理法により、記憶の管理と気分の上昇、やる気の持続が可能になります。

"トータル"で負荷と時間を削減し、"トータル"で記憶の質を向上し、続けるための気分の上昇も見込める方法です。

"根性”では記憶に残らないから、復習に分散させる、
”めんどくさい"からこそ、復習システムに任せる。
自分は今やることだけ、やればよい。
続ければ良い。
…このように考えると、長期戦の試験勉強では気が楽になるかもしれません。

(※ 達成度や、難易度はぜひご自分用にカスタマイズして下さい。)

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今回、この「4日復習法」をアプリにしました。
「勉強がめんどくさい」のは、私だけではないと思い、「大雑把さ」に対応した復習管理を再現するために、「すっぽかし」対応機能をつけました。
「すっぽかし」をしても、日付は自動更新されます。
丸一日使用されなかった翌日に、通知で「すっぽかし」たことだけをお知らせします。
無料です。


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「"ずっと"勉強できたらなぁ。」

「"一日中"勉強する方法があればなぁ。」

こんな夢のようなことを考えたことはありませんか?

集中力が無限に続きさえすれば、あらゆること簡単にやり遂げることができます。

「そんな方法あるはずない」、とお考えのみなさん、そうです、ありません。

"ずっと"集中し続ける方法は、ありません。

しかし、
テンポよく休息を取りながら」ならば、
一日中勉強する方法はあります。

それは、
"転換"
を勉強に持ち込むことです。


$勉強法データベース AA  "Appli で Assist!"


"転換"法は3つです:
①: [一旦「やめる」こと]
②: [課題を変えて「こなす」「まわす」こと]
③: [姿勢も変えること]

単なる"気分転換"との違いは、"気分"でなくて、もう少し明確な要素を習慣として持つ点です。
"気分転換"は"気分”なので、ついつい度を超えて休息してしまうことがありますが、それを防ぐために、休息に必要な要素のみを明確にしたものです。

一つずつ見ていきましょう。


$勉強法データベース AA  "Appli で Assist!"


"転換"法①: [ 一旦「やめる」こと]

人間の集中力は長く続きません。
集中力は10分~90分程しか続きません。これは現実です。
これ以上の時間、惰性で取り組んでも、集中力のコンディションとしては良くないまま、無理矢理に集中しようとしながら勉強を続けることになってしまいます。

無理に続けていても、頭の方が疲労しているので、読解力、理解力、応用力、発想力、すべてが鈍っています。進行スピードも遅く、課題ができたとしても質が悪くなる可能性があります。

例えば、文章を書くときです。文章の草案を書いてしまってから、10分なり時間を置いてから再度見直すと、様々な改善点に気づくことがあります。そして時間を置いて見直して手直しした文章の方が質も上がります。"トータル"の時間はそれほど掛かっていません。10分休んだだけですから。一回で完璧を目指すよりも、休息で"転換"をして時間を2つに分けた方がよいです。一旦「やめる」ことにより、トータルでは質が向上し、トータルの時間も節約できます。

一旦「やめる」ことが必要です。
何かに取り組んでいるときには、休まずに続けたいときがあります。もう少しで理解できるとき、完成するときなどです。もちろん、そこで一気に仕上げてしまうことも用意方法です。しかし、長時間、長期間取り組み続けなければならない試験勉強や、資格試験のときは、そこで一旦やめましょう。休息を5分か10分とるだけなので、やめることはトータルの時間には大きな影響をあたえません。

「トータルで見た、集中力の持続」の方を大切にする方法です。

"転換"法②: [課題を変えて「こなす」「まわす」]

一旦「やめた」後、同じ課題を再び繰り返すよりも「違う課題」に"転換"しましょう。

長く同じことを続けるよりも、課題に「変化」を付けることで、その「変化」を気分転換にしましょう。

例えば、英語の文章を速読するときの頭の使い方と、数学の計算問題を手を動かして丁寧に解くときの頭の使い方は異なるはずです。 (科学的に真に厳密ではありませんが…)

そのような"異なる"頭の使い方を、「活動の変化」と捉えて、"転換"として利用しましょう。

課題を変えることにはさらなる利点があります。

それは復習の計画が「こなせる」こと、「まわせる」ことです。

小さい単位で複数の計画をまわさなくてはならない試験勉強や資格試験では、「こなすこと」、「まわすこと」が全体の内容を網羅することに必須となります。

"転換"休息法をペースメーカーとして、次々と課題を「こなすこと」、「まわすこと」に使用すれば、毎回全体を意識することなしに、ルーチン化させて全体の計画を持続して実行することができます。

"転換"法③:[姿勢も"転換"する]

身体も"転換"しましょう。

例えば長時間座った後は、椅子から立つだけで、血圧が変化し、心拍もその瞬間変化します。

血流が変化することで、脳に送られる血液の流れが変化し、含まれる酸素や栄養素の量も変化するでしょう。

「歩く」ことはさらによい身体の"転換"です。

「姿勢を転換」することで血流を変え、身体の中から再び取り組むエネルギーを生み出しましょう。

****************
人間が機械と異なるのは、「リズム」や「変化」が再び取り組むエネルギーになることです。

積極的に"転換"をすることで、集中・復習・身体のリズムをとれば、一日中勉強していても前に進み続けることができますし、疲労が軽減されます。

"転換"を心がけるようにすると、集中力が持続し、復習が行き渡り、身体も健康に保ちながら、長時間・長期間の勉強をすることができるでしょう。
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一番大事なことを書き忘れていました。

それは、「情報絶ち」についてです。

今、この情報環境の中で勉強を続ける上で一番重要なことです。

それは単純に、

「一日にどのくらい紙媒体以外から情報を取得されますか?」

という質問から振り返っていただけるかもしれません。


$勉強法データベース AA  "Appli で Assist!"


この質問は、現代の情報環境、とりわけ「情報洪水」と言われるようなたくさんの情報に、勉強時間、記憶のリズムが奪われている、という厳然たる事実にどのように対処していますか、ということを考えさせてくれます。

勉強をする時の媒体のほとんどは、今のところ「紙」媒体です。読んだり書いたりすることは、動画やWebページをただ見るだけのときよりも、能動性が必要です。

いくら巷に溢れる"勉強法"を学び、いくら勉強法を効率的にしようとしても、四六時中スマホを手に取り、SNSで頻繁に応答しながらという、受動的なやり方では集中したり、復習のリズムを保ったりすることはほぼ不可能です。

どの人も、一日は24時間しかありません。これは時代を超えて共通なことです。

しかし、現在の日本人と30年前の日本人とでは、その情報環境には非常に大きな違いがあります。

まず、テレビがあります。そして、電話があります。それから、電話が携帯になりました。同時にiモード、メール、そして最近では、Twitter, Facebook, スマートフォン、LINE.....


$勉強法データベース AA  "Appli で Assist!"


このような、情報環境の私有化、情報面でのつながりの強化は、我々が一つの物事に集中して取り組み、繰り返し復習して、能力として"モノにする"という能動性を伴う経験を奪いつつあります。

この情報環境の変化の中で、受験勉強や資格試験のシステムはそれほど変化していません。それには様々な理由があるようですが、今この現状の情報環境に適応しながらも、試験や訓練に積極的に取り組むためには情報環境を「自分で設定し直す」ことが必須です。

「情報絶ち」をある程度行わないと、効率的な集中・復習はできない、ということです。

*******
「情報絶ち」を行うと、時間的な余裕が生まれます。これまで雑多な情報を取得していた時間に、小さい単位の学習が可能です。例えば、単語などはこういう小さい時間に学習できてしまいます。

さらに、「情報絶ち」を行うと、復習する回数も増えます。記憶のリズムが守られ、効率的に記憶に残すことができます。


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また、「情報絶ち」を行うと、脳疲労が減ります。長時間動画を見たり、音声を聞いたりすることは、疲労を招きやる気そのものを奪いかねません。疲労がないとよりたくさんのことを処理できるコンディションが保てます。

********
しかし今現在の情報環境では、「情報絶ち」をやることは、簡単ではありません。
いいえ、ほとんど不可能と言ってよいでしょう。

人と連絡をとらねばなりません。ニュースを知らないといけません。
むしろ、他人や世の中の状勢の変化を知ることの方が勉強になるかもしれません。
本当にそういう状況です。

$勉強法データベース AA  "Appli で Assist!"


このような"板挟み"の状況の中で、紙媒体を中心とした、受験勉強や資格試験に取り組まねばならないときは、程よい「情報絶ち」が必要で、それをある時期を通して徹底させねばなりません。

例えば、
・情報機器を隠してしまう
・外に出て、リアルの中で勉強する時間を増やす
・使用日、使用時間を決める

などという対処法が考えられます。

受験生であれば、全く使用しない期間を作ることもできるでしょう。

このように、ある程度「情報絶ち」を行えば、集中する時間と復習する機会が飛躍的に増えます。

自ら情報環境を設定することが求められているのです。

************
どうしても、対処的な方法では、スマホを手放せない、情報に時間が奪われてしまう、という方にはアプリに力を借りて、時間制限をするよよいかもしれません。


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