シルバー新報で、介護支援専門員協会の

会長が今度の参院選で立候補する、

という記事を読みました。


やや批判的な記事になってしまうなあ、

という予感がありますので

実名は控えさせていただきます、

知ってる人は知ってるけど(笑)




こういう団体の偉い方が、

政治家を目指すことは

珍しいことではありません。

医師会しかり、看護協会しかり。


民主党が大勝したときの選挙では、

理学療法士から初めて国会議員が

生まれたという話題も聞きました。


団体推薦の国会議員を送って、国政と

業界のパイプ役になってもらって

団体の利益をもたらそうということも

よくある話です。


まあ、私もケアマネのはしくれ。

仕事を取り巻く環境の

いろんなことが改善されれば

嬉しいなあ、とは思いますが。


とはいっても、そんなに変わる

わけがありません。


それが一点。




もう一点として。はじめは

「ケアマネの待遇改善のために」と

頑張ってくださっているわけですが、

それがいつか、自分の職業を

変えてしまっていることに

違和感を覚えます。


同じように大学や専門学校の

先生になったりしている元現場の

方がおられます。


気持ちはとっても分かります。

そうする大義も理解できます。

誰かがそういう役目をすべきことも

とても必要なことです。


どこかで誰かが、声のよく通る場所で

実態を訴えてくれる、それが一般の目に

止まる。そして世間を動かすことができる。


ただ、「現場は合わない」「待遇が悪い」

といったエゴ丸出しの理由で、そちらの側へ

行ってしまうとしたら、それは残念。


そういう思考回路を自覚しているなら

まだしも、まったく無自覚な状態で

安全な場所で「現場のために」と

声を張り上げても聞いてくれる人はいません。


現場を離れると、まったく現場に合わない

ことを言ってしまう人は、そういう人に多い

と感じています。


だから私は、ずっと現場で泥臭く、

仕事をしていきたいと思います。




ま、もっとも、私を選挙に担ぎ出そうとか、

大学教授になってくれとか、そういう

話は一切無いのですが(笑)





だからこのケアマネブログもしばらく続きます(笑)

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「ひとつ年上の女房は金のわらじを履いてでも探せ」


この言葉を知らない、若い人もいるでしょうか。

まあ、そういう私も、何歳上でもかまわないと

思っていたんですが(苦笑)


まあ、男にとっちゃあ、

姉さん女房って、とってもいいんだよ、

ってことと、理解しているんですが。


そんなご夫婦がいました。





70歳代前半のご主人、要介護3。

奥さんは70歳後半。


奥さんはとっても面倒見がよくて、

自分の体のことはさておき、

ご主人が言うとおりに、かいがいしく

介護をしていました。


昔からそうだったのでしょう、ご主人は

奥さんがいないと暮らせないのに

あごで人を使う感じです、と~~っても

わがまま。。。


奥さんいわく、「結婚してから

ず~~っとこんな感じです」とのこと。




しかし、そんな生活もすぐに破綻する日が

やってきました。それは腰痛でした。

…ご主人が。




長年トラックの運ちゃんをしていた

ご主人。あれって、やっぱり腰を

痛めるんですね。


年に1度はひどい腰痛になって

トイレにも行けなくなるということで

入院をくり返します。


今回も腰痛の再発で入院して

しまいました。


「悪くならないようにリハビリしに

デイケアに通いましょう」って言っても、

「あんな、役にたたんもんが行くところに、

わしはまだ行かんでもいい」って

だいたい、そんな感じで断るんですね。

そして、四六時中家にいることに。


生活が破綻したのは、実は

ご本人の腰痛だけじゃありません。

奥さんも根を上げられました。

そんなに体が丈夫ではない奥さん。


一緒に同じ病院に入院されたのでした。




そして、今日は退院にむけての

カンファレンス。




「あんた、もう私も限界ですから、

デイケアに行ってくださいね」。


優しい声だけど、厳しい言い方で

ご主人に突きつけました。


(ご主人、どう言うかなあ)と

思っていましたが、意外や意外。


目に涙を浮かべて「はい…」と

ひと言。その姿は、注射を観念した

子供のようでした。

「そうならそうと、はっきり言えば、

よかっただがな」と、ちょっとした

反抗心をちらつかせながら。


(お~、うちの子みたいだな)って

その光景を見ながら思ってしまいました^^




「田中さんの言うこと聞いて、二人で

長生きしようや」って、奥さん、凄んだあとに

優しい言葉をかけてあげられる姿は、

すべてを許してくれるマリア様みたいでしたよ^^





「熟女ブーム」って、昔からあったのかもね?

=*^-^*=にこっ♪

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(前回は>>>こちら。)


内田氏はこういうことも言っていました。「成熟は葛藤を通じて果たされる」



子供が成長するためには、いろんな大人がいろんな立場から、いろんなことを聞かされることが必要だ、理路整然としていてはいけない、と言っています。



はじめは誰の何が正解なのかは分からないのが当然。いろいろ聞かされていた言葉たちが、やがて共通したことを違うように言っているだけ、ということに気づく。それが「成熟した」状態であるということです。



では、共通したそれとは何か、といえば「成熟しろ」と言っているのだそうです。つまり大人になれ、と。



表現は明らかに私の表現ですが、内容的にはそう言っていました。



これが書かれていたのは、内田氏の『街場の教育論』。教育、学びとはつまり、成熟すること。そして、成熟するためには葛藤することが必要だ。







始めの話に戻りますが、「理事を降りたい」といった彼が他の理事たちとの摩擦、つまり葛藤を避けようとしているのではないか、そして、気の合う仲間同士でおだやかに楽しくしたいだけなのではないか、ということが心配なのでした。



本人の意識にのぼらず、無意識にでも避けようとしているのであれば、そうだとしても、私は彼に忠告しようとは思いません。私には引き止める権利はないし、引き止めて、引っ張り込んだとしても、学びの場から下りようとしているのであれば、学ぶことはできないと思うからです。



もしかして、すべては私の妄想なのかもしれないし、彼は新しい葛藤のただ中へ、身を投じる覚悟なのかもしれませんしね。



賢明な彼のこと、きっとそうに違いありません。



そうであれば、頑張ってほしい、と思います。

…なんて、私がいうのはおこがましいのです。







正直に告白すると、彼の、この申し出を聞いて(俺も事務局を辞めたいな)と思いました。



活動が停滞していることは私にも責任があって、もっと団体のためになることを考えて提案していかなければなりません。でも、10年もやっていれば、斬新なアイディアが浮かぶことも、まずありません。



新しい風を入れて活性化を図ることも大切なことだし、な。



でも、ちょっと思い止まりました。それはさっきの理由からです。



もっと葛藤して、もっともがいてみよう。そうすれば、自分を成長(成熟)させることができるのではないか、と。



本当に「学び、成熟する」ことは、それだけ苦痛を伴うものなのでしょう。



責任ある立場を、自分の「学び」の場にすることを、よろしいとは思わないけど、上から「もういいよ」と言われるまでは、できることをやっていくだけだと思います。



どんなことにもね^^




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