結婚式という非日常の空間で、
自分にとって顔見知りの方
ばかりではない、
そんな独特の空間。
その様子をふと想像しただけでも、
【緊張】しますよね~。
スピーチレッスンを受講された方から、
「スピーチ本番前に
まったく緊張をしなかった」
という感想をいただくことがあります。
前置きが長くなりましたが、
今日はこの感想をくださった
受講者さまにお伝えした、
【緊張との付き合いかた】
について綴っていきますね。
緊張と上手く付き合うためには、
ズバリ!
『自分が緊張しているという
事実を自覚すること』
「えっ、そんなこと???」
これを読んだあなたの叫びが、
私には聞こえてきます(笑)
緊張との付き合いかたについては、
数多くの方法があります。
その一つとして、
私がスピーチレッスンで
ご紹介しているのがこの方法、
というか考え方なんです。
とかく緊張する場面。
緊張していることを自覚
↓
緊張していないと言い聞かせる
こういう考え方って、
実は結構無意識にしているんですよね。
もちろんこの方法で、
緊張が和らげることができれば
それに越したことはありません。
でもね…これがなかなか
そうはいかないんですよね~。
そこでご紹介した方法、
『自分が緊張しているという
事実を自覚すること』
がとても有効なんです。
「緊張しているなんて自覚したら、
もっと緊張の度合いが増す気がします」
ほとんどの方がそう言われます。
あえて緊張を自覚することで、
こういう状態になります。
・自分の感じている感情を
可視化できる
・第三者視点で自分の気持ちを
俯瞰できる
この状態を私は、
「自分が自分と仲良くなる」
と人知れず名付けているんです。
緊張する場面でのスピーチ。
誰も助けてはくれないし、
味方になるのは自分自身ですよね。
そこで自分の心の奥底で
感じている思い(緊張)を、
無き事にしてしまったら・・・。
その思いは行き場のないものになり、
ひいては自分自身がその思いに
振り回されることにもつながりかねません。
だからこそ、
自分自身の感じている緊張を
自分の中の子供のように思って
「そうだよね、緊張するよね。
わかるわかる」
みたいな感じできちんと受け止めて
理解をしてあげる。
これだけでかな~り違うんです。
場合によっては、
それを言葉として口に出してみる
のも超絶おススメです。
ちなみに・・・
スピーチ本番で全く緊張しなかったという
この受講者さま。
スピーチ本番前に、
同じテーブルにいた職場の同僚の方に
「緊張する!」と声に出して言ったそうです。
(ご本人いわく
「緊張する!と、騒ぎました」
と表現されていました)
こういったちょっとしたことで
緊張と上手く付き合うことができて、
場合によっては緊張を味方につける
ということにも繋がりますよ。
簡単なことではありますが、
考え方・捉え方一つで
緊張と上手く付き合えるように
なりますよ~。
ということで今日のまとめです。
緊張と上手く付き合うためには、
『自分が緊張しているという
事実を自覚すること』
必要な方に拾える点があれば、
嬉しいです。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。