結婚式には、それぞれの分野のプロが
多数かかわっています。
先日、あらためて結婚式は
『関わるスタッフの
チームワークが大切!』
と実感した瞬間があったんです。
今日はその話を綴っていきますね。
ちょくちょく当ブログでも
綴っておりますが、
私、準備がすべて完了して
ゲストを迎え入れる前の
会場の雰囲気が大好きなんです!
これからこの空間で
新郎・新婦さんはどんな表情を浮かべて、
ゲストはどんな雰囲気で楽しい時間を
過ごすのかしら・・・
とか考えていると、
勝手にワクワクしちゃうんですよね。
私がよく司会をしている会場では、
ゲストをお迎えする前に
キャプテンが会場にいるスタッフへ
準備に対する協力のお礼と、
この披露宴に対してどんなことに
気を遣っていこうかということを
短く話されるんです。
そう、この「短く話す」が、
めちゃくちゃ良くて・・・。
キャプテンによっても、
それぞれの新郎・新婦さんの
希望する披露宴によっても、
話されることがちょっとずつ
異なるのもすごく興味深いんですよ。
先日ご一緒したキャプテンは、
こういうことを話されていました。
(私自身が士気があがったので、
思わずメモを取っちゃいました)
『皆さん、今日も開宴までの迅速な準備と、
きめ細やかな確認をしていただき
ありがとうございます。
今日のご新郎・ご新婦は、
2回の延期を経てようやくこの日を
迎えられました。
サービスを提供するにあたり、
必要以上に気負う必要はありませんが、
どんな些細なことでも気づいたこと、
気になることがありましたら、
すぐに教えてください。
それが結果的に、ご新郎・ご新婦の望む
「いい結婚式」になります。
ここに集うスタッフ一丸で、
いい時間をおもてなししましょう。
よろしくお願いいたします』
この後、会場にいるすべてのスタッフが
声を合わせて
「よろしくお願いいたします」
と言った後に、ゲストをお迎えするんです。
関わるスタッフにとっては、
「仕事」であり「日常」でもある
披露宴の時間。
ゲストを迎える前の会場で、
短いながらもこういう声掛けを
してくれたうえでゲストをお迎えすると、
本当に気持ちが「シャン!」と、
引き締まるんですよね~。
会場にいるスタッフ全員で、
「よろしくお願いいたします」
と声を合わせる瞬間に、
「チームワーク」を感じて
私はめちゃくちゃテンションが
上がるんです!
「仕事」「日常」
この2つのキーワードがある時点で、
自分でしっかりと意識を
持っていないと、
「やっつけ」になってしまう危険もはらんでいる
ウェディング司会者という仕事。
ゲストをお迎えする前に、
関わるスタッフの気持ちを
原点に立ち返らせてくれる言葉を
届けられるキャプテンの元では、
より一層気が引き締まるんですよね。
結婚式に関わるスタッフだからこそ
味わえる、緊張感やワクワク感。
これだけは、絶対に忘れたり
おざなりにしちゃいけないんです!
新郎・新婦さんやゲストが知り得ない
舞台裏にこそ、
結婚式がチームワークで
成り立っていることを垣間見てもらえる
そんな話を綴ってみました。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。