私が司会を担当してるある会場では、
キリスト教式に司会者が入って
進行のアナウンスをしているんです。
ちなみに、
以前こんなエピソードをご紹介しました。
先日進行を担当した
挙式前のリハーサルで、
印象に残るやり取りがあったんです。
ということで今日は、
【ふたりを結び固めるエスコートチェンジ】
と題して綴っていきますね。
新婦さんをエスコートしたお父様が、
新郎さんへエスコートを託す
エスコートチェンジ。
挙式前のリハーサルの際、
組んでいた新婦さんの腕を外し、
手を持って新郎さんへ託すという
一連の動き。
新婦さんの手を新郎さんへ託す際、
「手を放すタイミングが難しい・・・」
と、苦戦をされていたんです。
その様子を見ていた、
挙式中にサポートをする
アテンダーさんがこんな説明を
していたんですよ。
「新婦さんの手を新郎さんへ託したら、
どうぞお二人の手をお父様が
上下から包んであげてください。
『ふたりを結び固める』
そんなイメージでやってみてください」
お父様にとっては、アテンダーさんの
この一言ですべてがしっくりきたんです。
そして迎えた挙式本番。
お父様が新婦さんの手を新郎さんに託し、
ふたりの手を優しく包み込みました。
リハーサルで苦戦していた動きも、
と~ってもスムーズ。
その光景を見ていて、
「結び固める」
という表現が心から
しっくりきたんです。
これまで大切に育ててきた新婦さんを
新郎さんに託し、
未来への幸せを願いながら
ふたりを結び固める。
エスコートチェンジの瞬間に
そんな想いが込められていることを
知ったうえで見た光景。
本当に印象的でこの先も私がずっと
忘れない瞬間になるはずです!
挙式は披露宴とはまた違うものが
垣間見れて、なんなら時々
その光景にグッとくる瞬間も
あったりなんかして・・・。
「結婚式っていいなぁ~」と、
あらためて実感するシーンに
溢れているんですよ~。
ということで今日は、
挙式のエスコートチェンジで
印象に残るシーンの話を
綴ってみました。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。