以前司会をさせていただいた披露宴。
主賓としてスピーチをされた、
新婦さんの上司の話が
とても印象的でした。
今日はそのスピーチから、
私の感じたことを綴っていきますね。
その方は結婚式に招かれるたびに、
「披露宴は
誰のためにするのか」
ということを考えてしまうそうです。
「披露宴」と言っても、これから新たに
家族となる新郎新婦さんにとって、
披露できるものはまだそんなに多くはない。
では、何を「披露」するのかと考えた時。
それは・・・
お互いの両親への感謝を披露
する場であり、
これだけたくさんの人に支えられて
いることをしっかり両親へ見届けて
もらうためのものだ、
そう思うようになったそうです。
そして両親だけでなく、二人のために
これだけたくさんの人が集まってくれた
という幸せを思う存分噛みしめて、
これからの結婚生活への糧にしてほしい
という内容のスピーチをされていました。
ご自分が披露宴に招かれるたびに
ふと考えていたことを、
素直に言葉にされていて、
新郎新婦さんも深く頷きながら
スピーチを聞いていました。
「披露宴は
誰のためにするのか」
それぞれの新郎新婦さんにとって、
それぞれの思いや考え方があります。
家族や友人、
その他お世話になった大切な方達へ、
感謝の思いを伝えるために
するものなのかもしれませんね。
特にこれからのWithコロナの時代に
結婚式をするという新郎・新婦さんは、
十分な距離を保ったり、
会場が密にならないように
披露宴に招待するゲストをより一層
厳選することが求められます。
だからこそ、
「披露宴は
誰のためにするのか」
という原点に立ち返ることも
大切になりそうですよね。
家族の結びつき、
これからも繋がりを大切にしていきたい
方々との絆、
そんなことを再確認する場。
それが披露宴なのかもしれませんね。
印象的なスピーチを思い出しながら、
今のご時世の披露宴に想いを馳せてみました。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。