最近2週続けて、
司会を担当した披露宴での
乾杯の発声の際に、
縁起の良い言葉が聞けました！
今日はその言葉について、
綴っていきますね。
弥栄(いやさか)
乾杯の発声前にこんな感じで
使われます。
『おふたりのご多幸と、
ご両家の弥栄(いやさか)を、
そしてご列席の皆様のご健勝を祈念して
乾杯したいと思います。乾杯！』
今まで私が特に注目もせず
スルーしていたのか、
それとも気付いていなかったのか・・・。
なんだかとても素敵な言葉の響きだと
妙に気になって、
この「弥栄(いやさか)」という言葉について
あれこれ調べてみちゃいました。
弥栄(いやさか)とは、
・ますます栄えること
・繁栄を祈って叫ぶ声
というような意味があるそう。
ちなみに・・・この弥栄(いやさか)、
あまり普段の生活では耳にしませんよね？
それもそのはずで、
弥栄は会話表現として
気軽に使える口語ではなく、
格式のある言葉とのことで
結婚式のようなおめでたい席での
スピーチなどの比較的あらたまった
場でのみ使用されるものらしいんです。
乾杯の発声で「弥栄(いやさか)」
を交えていたのは
いずれも年配の男性だったのですが、
おめでたい気持ちが
言葉に込められているように
より一層感じて、
背筋がシャキッとしちゃいました。
ちなみについでですが・・・
京都・八坂神社での神前式では
親族固めの杯の時に「弥栄(いやさか)」
と言うらしいですよ～。
日本古来の大和言葉でもある
この「弥栄(いやさか)」。
40年以上日本人として
過ごしていますが、
言葉一つとっても
「まだまだ知らないことが多いわぁ～」
と、痛感しちゃいました。
結婚式というおめでたくって、
かつあらたまった場に
仕事で身を置けるからこその発見。
アンテナを張りまくって、
またあらためて発見があった際には
このブログでもご紹介していきますね！
ということで今日は、
縁起の良い言葉
【弥栄(いやさか)】
をご紹介しました。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。
