今この時代の結婚式について思うこと | 結婚式に特化したスピーチレッスン・マリアージュスピーチⓇ

結婚式に特化したスピーチレッスン・マリアージュスピーチⓇ

ウェディング司会経験数1000組以上。
結婚式に特化したスピーチレッスン・マリアージュスピーチⓇを主宰しています。
司会者だからこそ見える、スピーチ、話し方のコツ、結婚式のこと、などなど・・・をお伝えしています。

例年であれば、

9月あたりから結婚式がとても多い

秋のブライダルシーズンとなります。

 

 

とはいえ、今年はコロナ渦で

これまで通りとはいかないかも

しれません。

 

 

今日は、9月に結婚式をする

予定の新婦さんと先日話をしていて、

色々感じたことがあったので

その話を綴りますね。

 

 

その新婦さんは、

コロナの影響も考慮して3月から9月へ

結婚式の延期をされています。

 

 

もちろん3月の時点で延期をした際には、

『半年経てば状況は少し落ち着く』

という判断をしての延期でした。

 

 

先日話をさせてもらった際に、

こんなことを話してくれました。

 

୨୧------------------------୨୧  

 

『9月へ延期をした時には、

「仕切り直しができる!」って

ちょっとホッとしたんです。

 

でも、最近またコロナの感染者数も

増えてますよね。

 

このまま9月に結婚式をしていいか、

それとも再々延期をするべきか、

ずっとずっと悩んでいたんです。

 

そんな私の様子を察した父から、

「父さんと母さんは、〇〇の決めた

ことを全力でサポートするから。

それが親の務めだと思っている。

 

会場の力も借りて、

用心に用心をして

できることはすべてやって、

向き合っていくしかない。

 

今は大変な状況の中での

結婚式になるけれど、

その状況の中でちゃんと

幸せを見つけてほしい」

そう言われたんです。

 

心配はゼロになったわけじゃないけど、

少なくとも両親のように私たちの

想いを尊重してくれる存在がいるなら、

笑顔で当日を迎えようと覚悟が

できました!』

 

୨୧------------------------୨୧  

 

 

この新婦さんの葛藤、

寄り添っているお父様の話。

 

 

聞いていて胸が熱くなって、

思わず涙が出てしまいました。

 

 

結婚式を

予定通り決行する、

少人数にして決行する、

延期する、

中止にする。

 

 

秋のブライダルシーズンを前に、

「正解のない判断」を迫られている

新郎・新婦さんが たくさんいます。

 

 

コロナ渦で、幸せのお手伝いをしている

私たちは、この新婦さんのお父様の

話していたように「用心に用心をして」

結婚式に関わります。

 

 

『悩んだけれど、結婚式をやってよかった』

そう思ってもらえるように、

「できることはすべてやっていこう!」

あらためてそう思えた話でした。

 

 

今月の下旬には、私にとって5か月ぶりの

ウェディング司会の仕事も控えています。

 

 

これまで当たり前だった日常から、

色々と変化を遂げた今。

 

 

結婚式がどんな空間になるのか、

今からワクワクしています。

 

 

またその時に感じた想いなども、

このブログでご紹介していきますね。

 

 

本日も結びまでお読みいただいて

ありがとうございます。