例年であれば、
9月あたりから結婚式がとても多い
秋のブライダルシーズンとなります。
とはいえ、今年はコロナ渦で
これまで通りとはいかないかも
しれません。
今日は、9月に結婚式をする
予定の新婦さんと先日話をしていて、
色々感じたことがあったので
その話を綴りますね。
その新婦さんは、
コロナの影響も考慮して3月から9月へ
結婚式の延期をされています。
もちろん3月の時点で延期をした際には、
『半年経てば状況は少し落ち着く』
という判断をしての延期でした。
先日話をさせてもらった際に、
こんなことを話してくれました。
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『9月へ延期をした時には、
「仕切り直しができる!」って
ちょっとホッとしたんです。
でも、最近またコロナの感染者数も
増えてますよね。
このまま9月に結婚式をしていいか、
それとも再々延期をするべきか、
ずっとずっと悩んでいたんです。
そんな私の様子を察した父から、
「父さんと母さんは、〇〇の決めた
ことを全力でサポートするから。
それが親の務めだと思っている。
会場の力も借りて、
用心に用心をして
できることはすべてやって、
向き合っていくしかない。
今は大変な状況の中での
結婚式になるけれど、
その状況の中でちゃんと
幸せを見つけてほしい」
そう言われたんです。
心配はゼロになったわけじゃないけど、
少なくとも両親のように私たちの
想いを尊重してくれる存在がいるなら、
笑顔で当日を迎えようと覚悟が
できました!』
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この新婦さんの葛藤、
寄り添っているお父様の話。
聞いていて胸が熱くなって、
思わず涙が出てしまいました。
結婚式を
予定通り決行する、
少人数にして決行する、
延期する、
中止にする。
秋のブライダルシーズンを前に、
「正解のない判断」を迫られている
新郎・新婦さんが たくさんいます。
コロナ渦で、幸せのお手伝いをしている
私たちは、この新婦さんのお父様の
話していたように「用心に用心をして」
結婚式に関わります。
『悩んだけれど、結婚式をやってよかった』
そう思ってもらえるように、
「できることはすべてやっていこう!」
あらためてそう思えた話でした。
今月の下旬には、私にとって5か月ぶりの
ウェディング司会の仕事も控えています。
これまで当たり前だった日常から、
色々と変化を遂げた今。
結婚式がどんな空間になるのか、
今からワクワクしています。
またその時に感じた想いなども、
このブログでご紹介していきますね。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。