山本真弓です。

 

 

今日は、GWに私が体験したことを綴ろうと思います。

 

「子育て講師なのに…」

「今さらこんなこと言っちゃいけない…」

 

ずっと胸の奥にしまっていた気持ちに、

ようやく向き合えたからです。

 

 

 

 

このGW中、

私はダウン症の三女に対して

初めて「もう無理」って思ってしまいました。

 

 

 

いや、初めてではないかもしれないけど、

今回特に、追い込まれてしまったんです。

 

 

 

というのも、今回は土日も含めて4連休。

 

いつも祝日に預かってもらう放課後デイに

今回は預けられなかったんです。

 

 

 

長男は予備校、長女は部活で家にいない。

 

夫は平日フルタイムで出勤してるので、

「休日は一人でゆっくり休みたい」と言って

ほとんど部屋にこもりっきり。

 

 

 

なので、必然的に私が三女を見る時間が長く、

連休中はほぼワンオペだったんですね。

 

 

 

三女は重度知的障害もあるので

しゃべることができず

話も通じないし

常識も通じない。

 

 

 

危険も力加減もわからないので

持っていたメロディ絵本やリモコンを

突然投げたり、

小さな棚を突然倒したり、

机に登って物を落としたりする。

 

 

ほかにもいろいろ、手がかかる三女。

 

 

トイレや洗面所にちょっと行ってる間にも

「ガシャーン!」とすごい音が聞こえて

ひと時も目を離せない。

 

 

三女との暮らしはとにかくいつもそんな感じで、

常に気を張っていなくちゃいけないんです。

 

 

土日だけでも大変なのに、

この4連休は、さすがに気持ちの糸が切れました。

 

 

「なんで私ばっかり、こんなにやらなくちゃいけないの…??」

 

「誰も助けてくれない!!」

 

 

そんな気持ちに

今にも押しつぶされそうになりました。

 

 

 

これまでお母さんたちの相談に乗っていて

「子育てが辛いんです!」

という悲痛な声をたくさん聞いてきたのに…

 

 

 

「もう無理!」「もう育てられない!」

 

 

すべて一人で回していた連休最終日。

 

 

この時初めて、そんな気持ちが

限界まで達していました。

 

 

 

三女が投げた絵本が背中に当たり、

口の開いたお菓子の袋を逆さまにされるたび、

怒りのボルテージがあがっていく。

 

 

 

何を言っても伝わらない三女に

エネルギーがどんどん消耗していきました。

 

 

 

そんなとき、私はふと気づいたんです。

 

 

 

「これは、私一人で抱えすぎなんじゃないか…?」

って…

 

 

 

私は、フリーランスなので

平日は在宅で仕事ができる。

だから、

「休日は私が家族を支えなくちゃいけない」

と思っていました。

 

 

 

「私が三女を見ていなきゃいけない」

「私が家のことを全部やるのは当たり前」

 

 

 

無意識に、それが当然だと思っていたので、

本当はものすごくしんどいのに、

いつの間にか我慢をしていた

ことに気づいたんです。

 

 

 

それに加え、

 

「私は子育て講師の立場だから、

弱音を吐いてはいけない。

私は障害児育てを辛いと言っちゃいけない」

 

 

そんな思い込みも、心の奥に隠れていたんですね。

 

 

教員時代も、

「教師だから、わが子の子育ては

ちゃんとしなきゃいけない!」

って思っていたのと同じように…

 

 

 

でも、私も一人の人間。

 

 

 

家のことも、三女のことも、自分の仕事も、

全て一人で回していたら

心身ともに限界がきて当然なんですよね。

 

 

 

 

ある時から、私は少しずつ

その思い込みを手放せるようになりました。

 

 

 

デイに土曜日も預かってもらえるように頼んだり、

夫に「時々30分だけでも見てほしい」とお願いしたり、

ご飯が作れないときはテイクアウトにしたり。

 

 

 

すごく小さなことからですが、

「自分で全部を回さねばならない」

という状態は異常なんだとちゃんと認め、

 

 

「三女の子育ては、一人では無理」

ということを、ちゃんと自覚したんです。

 

 

 

つらいと言ってもいい。

助けてと言ってもいい。

 

 

そうじゃないと、可愛い三女が

可愛いと思えなくなってくる。

 

 

 

心の余白が

どんどん狭められていっている状態では

障害児と向き合う気力なんて、湧いてこないから。

 

 

 

「三女を一人で見るのが、しんどい」

 

 

ずっと、言っちゃいけない、と

飲み込んでいたこの言葉。

 

 

 

それは、三女に愛情がないわけでも、

子育てを放棄したいわけでもありません。

 

 

 

愛情があるからこそ、

嫌いになりたくないからこそ

自分の気持ちを守る必要があるのだと思います。

 

 

 

 

自由って、特別なことじゃない。

 

 

 

こんな風に、抑えていた自分の本音に従う練習から

始まるのです。

 

 

 

 

私も、いつのまにか

「理想のママはこうあるべき」

という檻の中にいたようです。

 

 

 

 

「もう無理…」って思ったことがあるママへ。

 

 

そんな風に本音を安心して出せる場所が、あってもいい。

 

 

 

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