今日は私の暗黒期、

挫折を味わった大学時代の話です。

 

 

 

実は私、大学時代は

人に話したくない!ってくらい

暗黒期認定していて

あまり発信したことがないのですが

初めて書いてみますね。

 

 

 

 

私、高校は進学校だったのですが

当時、部活にハマりすぎて

勉強は全然ついていけなくてね。

 

 

 

 

大学入試のセンター試験(当時)も

それはもうボロボロで

全っ然ダメで

 

 

 

私立をいくつか受けたんだけど

希望のところはことごとく受からず

結果的に担任に勧められた

全然行きたくない大学に進学しました。

 

 

 

 

教師になりたかったので

「教員免許が取れる」

っていうことだけを目的に仕方なく

っていう感じで

全然、楽しみでも喜びでも何でもなく

入学することになりました。

 

 

 

 

だから、入学式もテンションが低くて

周りに気が合いそうな人が誰もいない…

 

入学早々一人ぼっちになってしまって。

 

 

 

 

周りは早速友達を作ってて

楽しそうなのに私は誰も

知り合いがいないから一人。

 

 

 

 

そして、進学校から来た私は

学校の雰囲気が今までと全然違って

なんか、本当になじめなかったんだよね。

 

 

 

ここじゃない感がハンパなくて

居場所が急になくなった感じで。

 

 

 

 

高校までは吹奏楽部で仲間と

めちゃくちゃ青春してたから

また吹奏楽部に入ろうかと思って見学したんだけど

 

 

 

「なんか違う」って感じて

入るのを止めた。

 

 

 

 

教師になりたい夢があって

一番国語が得意だったから

なんとなく文学部を選んだ。

 

 

 

…んだけど

文学の授業に全然興味が持てなくて

苦痛で仕方なかった。

 

 

 

 

唯一、教育学や心理学の

授業だけは楽しかったし

もっと知りたいな、って思えた。

 

 

 

 

だから、教員養成をサポート

してくれる研究室に入って

放課後、そこで採用試験に向けた

勉強をすることにした。

 

 

 

 

そのメンバーとは少しずつ

顔見知りになり

話しかけてくれるようにもなって

「会えば話せる」程度の友人はできた。

 

 

 

 

ただ、もうそのころには

みんなには

「一緒に行動するグループ」

みたいなのができていて

 

 

 

 

最初に入りそびれていた私は

入学式の日から

ずーっと一人で行動して

一人で授業を受けて

一人でご飯を食べていた。

 

 

 

アパートに帰ってからも

誰も知り合いがいなくて

もちろんずっと一人。

 

 

 

 

そのころはまだスマホもなくて

(やっとポケベルくらい?)

固定電話とか手紙で

遠方の友人とたまに連絡を取るしかなかったし

パソコンもネットもなくて

家ではテレビを見てるしかない時代。

 

 

 

 

ほんと、何もすることがなくて

ずっと一人で常盤貴子の

恋愛ドラマを見てた気がする。

 

 

 

 

 

都会の大学に進学した

高校時代の友達はみんな

サークルに入ったりバイトしたり

満喫してキラキラしてて

 

 

 

その話を聞くたびに

私の状況と全然違うので

うらやましいを通り越して

みじめな気持ちになってしまう。

 

 

 

なんで高校までは同じ位置にいたのに

こうも道が枝分かれしたんだろう、って。

 

 

私もああなるはずだったのに

こんなところで何してるんだろう、って。

 

 

 

自分の状況が心地悪すぎて

高校時代に戻りたい、って

何度も泣いたし

心開ける人がいなくて

毎日本当に孤独だった。

 

 

細眉で目が怒ってた暗黒時代の私(怖い)

 

 

 

とにかく毎日が辛すぎて

早く大学を辞めたかった。

 

 

 

でも、私には「教員免許を取る」

っていう夢がある。

 

 

辞めたらそれが叶わなくなるから

なんとか踏みとどまっていた。

 

 

 

親にも「もう嫌だ。やめたい」って

何回か愚痴ったんだけど

「ここで辞めたら

もうスーパーのレジ打ちしか

できなくなるぞ!」って言われて

 

 

 

うちは裕福ではなかったのに

私大のお金を払ってくれてる、っていう

親に対する負い目もあって

せっかく入った大学を辞めるなんて言えない。

 

 

 

「辞めたいけど、今辞めたらダメだ、

とにかくあと3年

なんとかやりすごすんだ…」って

自分に言い聞かせていた。

 

 

 

 

そのころちょうど

「金八先生」をやってたから

「私も金八みたいに

生徒の心に寄り添う先生になるんだ!」

って金八ワールドにはまり

絶対教師になる!!って決めた。

 

 

 

金八先生リスペクトで

武田鉄矢の海援隊の歌を口ずさみながら

学校から一人で帰ったりしててね。

 

(めっちゃ暗い大学生よね…w)

 

 

 

 

教師になることだけが頼り、っていうか

唯一の希望だったから

「教師になったらこの苦しみから

抜け出せるんだ」って思ったのと同時に

 

 

 

「こんなにメンタル弱くて

人づきあい下手なのに

教師なんて務まるんだろうか」

っていう別の悩みが出てきたりして

理想の自分と比べて

「私なんかダメだ」って

自分に全く自信がなくなったりもした。

 

 

 

 

お昼は学食に行きたくなくて

売店でカロリーメイトを買って

図書館で一人で食べる、っていう日もあった。

 

 

 

授業がないときはほとんど

図書館にいたから

そこで「仏教の教え」みたいな本を見つけて

夢中で読んだりもしてた。

 

(暗い…w)

 

 

 

 

当時から

「辛い現実をどうやりすごすか」

っていうことに興味があったし

 

繊細で傷つきすぎる自分が嫌で

心理学の本もよく読んでいた。

 

 

 

ちょっと前までは

大好きな仲間がいて

華々しい舞台も経験して

エネルギー溢れてた高校時代からの

 

 

一人ぼっちで

気の合う友達もいなくて

行きたくない学校に嫌々通う大学時代。

 

 

この落差が一番辛かったかもしれない。

 

 

 

 

こんなはずじゃなかった。

なんでもっと高校で

勉強がんばらなかったんだろう…

 

なんでもっと生きたい大学に

行けるように努力しなかったんだろう…

 

 

 

たくさん後悔していた私は

もう全部リセットして高校時代に戻りたくて

仕方なかった。

 

 

思い描いていた「キャンパスライフ」とは

全く別の暗い日々が続きました。

 

 

長くなったので続きます!