ハローミャンマー -15ページ目

ハローミャンマー

ミャンマーヤンゴン在住、正田信子がヤンゴンから発信します。

今日4月1日、ミャンマーで45議席を争う補欠選挙が行われました。
注目はアウンサンスーチー女史、および彼女の率いるNLDがどこまで伸びるか・・・。

投票結果が出るまでには数日かかるようですが、結果によって今後の民主化の動きにも大きく影響するものと思われます。

そして、明日4月2日から7月まで、毎日6時間の計画停電が実施されるとの発表がありました。
最近、停電がほとんどなく、いつも電気のある生活にすっかり慣れてしまったので、
毎日6時間の停電、ちょっと憂鬱です。

今日は停電にそなえて、しばらく使っていなかったインバーターとジェネレーターを点検、チェック。
すぐに使える状態にして明日からの停電を乗り切らなくちゃ!!!

また今まで、ミャンマーはゴミの分別が全く行われていなかったのですが、
4月からゴミの分別が実施されるとのこと。

指定の色別の指定のゴミ袋でゴミ出しをしなければならないとのことですが、
一体その袋をどこで入手したらよいのか分かりません。

ゴミ袋が手に入るまでは、いままで通りでゴミを出すしかないようです。

4月に入り、これからが年間で一番暑い、熱暑といわれる時期に入ったミャンマーです。
日中のヤンゴンの気温は約40度。

MESO(ミャンマー教育支援機構)
最近の急激なミャンマーの状況に慌しく過ごしていたら、今月も残すところあと僅か。
ブログの更新も滞ってしまった3月です。

支援しているMESOの子供達は全員、無事にそれぞれの学年を終了。
10年生を終了した子供達は国家試験も終了しました。結果はいかに!!!

これから6月の新学年まで学校は長期でお休みです。


昨年末より、ミャンマーブーム到来かと思うぐらい、特に今年に入りとても混雑しているミャンマーです。

各国のビジネスマンがたくさん押し寄せていて、ホテルはどこも大幅な値上げにもかかわらず満室です。

外国人向けサービスアパートも満室。何と400件待ちの状態になっています。

賃貸オフィスや住居の値段もどんどん上がっていますが、それでも物件不足。
今後、どんどん外国人は入ってきたらばどうなるのか不安になります。

ミャンマーが物価や人件費が安いということで、ビジネスチャンスと思っている方が多いと思います。
ただ安い労働力を利用しようというのではなく、ミャンマー人と一緒に共に働き、お互いに幸せになるように相互理解のもと、発展して欲しいものです。

来月1日は補欠選挙が実施されます。まだまだ止まることなくいろいろと変化する勢いのミャンマーです。



今週から1年1回の国家試験が実施されています。

ミャンマーでは高校卒業時に国家試験があり、その成績によって大学進学が決まるので、
大学入試の意味合いもかねた国家試験です。

高校を卒業して国家試験に合格するか否かがひとつの目安になると言われています。

国家試験に合格しないと、大学に進学することは出来ません。
ただ、次の年、また次の年を再度、挑戦することはできます。

合格すると、その成績によって、進学可能な大学、学部が決まります。
必ずしも行きたい学部、勉強したい分野に進学できるとは限りません。
また一度、合格して人は再受験の資格はありません。

難易度が高いのが、医学部。 低いのが、ミャンマー語とか。

MESOの子供達も、国家試験に向け勉強をし、頑張ってきました。

結果が出るのは7月頃。今年の結果が楽しみです。

$MESOミャンマー教育支援機構


試験実施中の学校の周りは、期待をかけ心配する父母が一杯です。


MESO(ミャンマー教育支援機構)
ここ数ヶ月、ミャンマーは急速な勢いで動き出しています。

観光シーズンということで観光客に加えて、各国の要人の来訪、そしてミャンマーでのビジネス展開を見込んでのビジネスマン達が続々と来訪しています。

ホテル、特にヤンゴンのホテルはどこも慢性的に満室状態が続き、突然料金が今までの倍近くになるホテルも珍しくありません。

外国人向けの住宅も不足。家賃はどんどん値上がっています。

外国人達はミャンマーでのチャンス到来と躍起になっており、この変化に敏感に反応して必死になって頑張っているミャンマー人達がいる反面、一般の人々は意外にそうでもないところがあります。

ある会社員の女子社員
「忙しくなって残業したり、休日に休めないのは困る」
「たとえ給料が上がっても、残業や休日出勤はしたくない」
「仕事より家族との時間が大切」などなど。

確かに、今までのんびりと、助け合いながら生活してきたミャンマーの人々。

だからこそ、敬虔な宗教心を持ち、穏やかでいつも微笑みを絶やすことのない、ミャンマーの人々。

そして、そんな人々との出会いが、こころ和み、魅力だったミャンマー。

国の発展とともに、失われるものも多いのかもしれません。

MESO(ミャンマー教育支援機構)


$MESOミャンマー教育支援機構

ヤンゴンのブティックホテル、サボイホテルヤンゴンから12月に客室アメニティーとしてご注文いただいたMESOap。

ひとつひとつ大切に丁寧に作っり、本日無事に初納品が終了しました。
これから1年間、隔月で決まった個数を納品することができます。

もっと簡単に考えてはじめた、MESOap の製造販売。
そう簡単ではありません。

たくさん雇用して、たくさん製造したところで、売れなければ物があまってしまい、大赤字。
1回のみの大量の注文があると、その時は人数が必要。
でも安定した雇用には繋がりません。

そんな中、確実に隔月でご注文がいただけ、
安定した供給が出来ることは、本当にありがたいことです。


毎日、ホテルにご宿泊のお客様がMESOapを使って下さるのだと思うと、とても嬉しくなります。

MESOap ネットショップ



ちょっと前、たった数ヶ月前までは考えられないことでしたが、
今ミャンマー中の街いたるところででアウンサンスーチー女史のポスターや写真が売られています。

$MESOミャンマー教育支援機構


写真を飾っているお店や家もたくさんあります。

$MESOミャンマー教育支援機構


以前は公共の場所で、彼女の名前を口にすることさえ憚られ、「女史」「レディー」「おばさん」などと言って、話をするのが常識でした。

1年前の今頃に、このように変化するとは誰も思っていなかったのではないでしょうか???

色々と急激に変化しているミャンマー。

今後の発展が大いに期待されるのと同時に、今までのミャンマーの穏やかな人間性、のんびりした雰囲気が失われてしまうのではないかと不安でもあります。

ミャンマーの良い部分を大切に残しながら、発展し、人々が幸せに暮らせる社会になることを願っています。

MESO(ミャンマー教育支援機構)
「ミャンマー歴史と文化の旅」ご一行様11名。
2月2日から11日間のミャンマー旅行を終え、本日ヤンゴンを発たれました。

このグループの皆様は、それぞれに写真、少数民族やその布、文化人類学などに関してプロ級の知識や技術をお持ちの方々です。

一般的な観光旅行に留まることなく、少数民族の村までトレッキングで訪ねたり、
ミャンマーのそれぞれの地方での人々とのふれ合いを大切にした日程でのミャンマー旅行でした。

最終日の今日、機会があったので、MESOapとMESOの活動について紹介させて頂きました。

MESO(ミャンマー教育支援機構)が、
「寄付だけに頼らず、少しでも自立した運営、経済的に自立できる職場を提供」との思いから、
製造販売しているMESOapの主旨をご理解下さり、お土産にたくさんMESOapをご購入下さいました。

本当にありがとうございます。

グループの皆様を通して、日本で多くの方々がMESOapを使って下さると思っただけで
とても嬉しくなります。

皆様は明朝ご帰国の予定です。皆様のご無事のご帰国をお祈りしております。

$MESOミャンマー教育支援機構


MESOap ネットショップ
昨日に引き続き、ミャンマーのお金のお話です。

ミャンマー人が外貨現金を所持することは原則禁止されており、
その代わりFEC(Foreign Exchange Certificate)と呼ばれる外貨兌換券が、ミャンマー国内ではUSドルと同価で使うことができることになっています。

ただミャンマー国内でしか使えす、信用力の問題で実際には為替レイトはUSドルの方がチャット安で取引されます。

USドルの銀行口座を持っていた場合、自分の口座からFECではなくUSドルを現金で引き出すことは簡単ではありません。

FECはミャンマー国内ではUSドルと同価で使える(?)ことになっているので、なぜFECではなくUSドルが必要かということを証明しなければなりません。

たとえば、ミャンマー国外に行くために、USドル現金が必要というように理由が明確でないと自分の口座から自分のお金を引き出すことができないのです。

そのために、銀行の外貨担当マネージャー宛に、必要理由、必要金額を書いたレターを作成しなければなりません。
それに、パスポートのコピー、航空券などが必要になります。

それらを準備して、銀行に行き、

*外貨担当窓口に申請 書類に不備がないかをチェック
*外貨担当責任者のところで、いくら引き出せるかの決済があります。
 マネージャーの判断で、こちらの希望金額が引き出せるとは限りません。
*外貨担当GMのところに行き、その前で引き出し許可になった金額でチェックをきります。
*それからまた、外貨担当窓口に行き、チェックと交換に現金引き出しのトークンをもらいます。
*トークンを持って現金引き出し窓口に行って、待つこと1時間。
*受け取るために3箇所に署名をして、やっと現金を引き出すことが出来ます。

自分の口座から、自分のお金を引き出すのは、半日仕事です。

銀行内、写真撮影は禁止だったので、様子をご覧いただけないのは残念ですが、
見渡す限り、PCは一台もなく、全て手書き。通帳も手書きで記入されます。
大きな台帳を広げて作業をしています。

もちろんサービス精神は微塵もなく、途中でランチタイムになれば担当者が昼食が終わるまで、
ただひたすら待つしかありません。

これは政府の銀行のことで、民間銀行は違いますが、今のところ外貨を扱えるのは政府の銀行だけ。

急速に民主化が進んでいるミャンマー、自分の口座から自由に引き出せる日も遠くないかもしれません。

MESO(ミャンマー教育支援機構)


 
ミャンマーでUSドルを現地通貨チャットに両替するには、いろいろと規制があるのですが、
「誰でもUS1万ドルまで自由に両替できるようになりました」との発表があったので、
昨年10月にオープンした政府公認の両替所に今日行って来ました。

ここは6銀行がそれぞれにカウンターを設けています。
朝9時半から営業開始なので、9時40分位に到着すると、まだ入口は閉まっており、待つこと30分。
10時過ぎにやっと中に入ることが出来ました。

まず訪れた1行目、「US100ドルしか両替はできません」とのこと。
でもとりあえず、100ドルを両替。

次に訪れた2行目、「USD300ドルのみ」
仕方なく、300ドルを両替するものの、紙幣が汚れている、シミが付いていると、
出す紙幣、出す紙幣、受け取って貰えず、4回目に出したものでやっと300ドルを両替完了。

3行目、「US200ドルのみ」
またまた出す紙幣、出す紙幣、突き返され、繰り返すこと10回。
もう両替するのは諦め、残り3銀行をまわるのも時間の無駄なので、そのまま帰ってきました。

合計400ドルをやっと両替するのにかかった時間、約2時間。

一体、先日の発表は何だったのか・・・・。

ミャンマー以外の国では、どこでも使えるUSドル紙幣。
ミャンマーではちょっとでも折ジワがあったり、汚れていたり、シミが付いている、CBおよびAB番号の紙幣は受け取ってもらえません。

ミャンマーにお越しの際は、CB、AB番号以外の新札のUSドル現金をご用意下さい。

MESO(ミャンマー教育支援機構)


今日はヤンゴンのインヤレイクホテルで開催された、インドネシアファアーにMESOapが出展しました。

ヤンゴン在中のインドネシアアソシエーションが主催のフェアーで、ミャンマー在住のインドネシア人の方々を中心に、インドネシアの伝統音楽や舞踊のステージがあり、
様々なブースが出展。

MESOapも1コーナーを設けて、MESOの活動を紹介しながらMESOapを販売しました。

残念ながら、売り上げはあまり伸びませんでしたが、晴天の中、楽しく販売してきました。

$MESOミャンマー教育支援機構


MESOap ネットショップ