今日、午後から医者に行ってきた。
というのも、
赤十字から送られてきた、献血の成分結果が
おもわしくない数値だったからだ。
この日にした、献血ですね。
赤十字から送られてきた封書には
血液の中の、ALPという成分が
基準値よりも大幅に多いため
医療機関による、再検査をしてください…みたいなことが書いてあった。
ALPが何なのか知らない夏河は、Googleを使って調べてみると
肝臓の異常がある時に、このALPという数値が大きくなるのだ…
ということが分かった。
ALPが30以上で、肝臓に異常の疑いがある…というのに
夏川のALPは、600以上の数値だった。
これには、さすがに夏河も参ってしまって
赤十字の封書を開けてからというもの、
気分が塞いでしまった。
しかし、ありがたかったのは
家族の存在だった。
両親が、話し相手になってくれたので
夏河は、そこまで深刻にならずに済んだのだった。
(やや一方的なお節介ではあったが)
辛いことが起こった時に
話せる人が居るのと、居ないのとでは
ぜんぜん違う。
心の負担が、違う。
実際に、病気に向き合うのは自分なのに
自分一人…という感覚がしないのだ。
例えていうならば
真っ暗闇のトンネルの中を
自分一人で歩くのと
皆とおしゃべりしながら歩くのと
…というくらいに、違う。
そんなことを考えていたら、ふと思いだしたことがある。
母が、乳がんの検診に引っかかって
再検査をしに行った日のことだ。
母は、あの日 お風呂から出ると
何を思ったか、私の前にやってきて座った。
そして、パジャマをめくり、自分の胸を見せると
今日はこういう検査をやってきたんだ…という内容の話を
夏河に対して、いきなりし始めた。
母の顔は、こわばっていた。
突然の母の行動に、その時は驚いたけど
あの時の母は、夏河に、自分の身に起きたことを話すことで
自分の心にかかる負担を、減らそうとしていたんじゃないか…と思う。
病気にかかってみて初めて分かる、母の気持ちだった。
乳がん検診で、再検査をさせられた時
母も、こういうふうに
しんどい気持ちだったのだろうか。
夏河は、今のところ
病気なのか何なのか、分からない。
今日、採血をしてもらったお医者さんが言うところ
検査結果は、来週に出るらしい。
データによると、肝臓に異常があるみたいなのだが
夏河は、アルコールを飲まないし
太ってもいない。
肝臓の周辺を、お医者さんに触診してもらったけど
痛みも全然ない。
なんだろねー?
と、お医者さんと顔を見合わせて
ちょっと笑ってしまえるくらいの、余裕があったことが、良かった。
ほんと、なんだろなー。
なにも無いと、いいんだけどな。
かずちゃんのブログは、リンクフリー、リブログフリーです。
気兼ねなくどーぞ。
頂いたメッセージは、すべて読ませていただいてます♪
ありがとう(^v^)
メッセージは、当人に許可なくブログに乗せることがあります。
ご容赦ください