私のいちばん大切なものは、家族です
大切だからこそ、捨てられずに
長い間、悩んできました。
８年間という、長い引きこもりの末に
自分一人の力ではとても抱えきれない、嫌な事件（できごと）が起きて
自分の人生を、何がなんでも変えたいと願うようになり、行動を起こすようになりました。
だから、事件が起きたのは、ラッキーでした。
だけど、それは単なるラッキーではなくて
今思えば、
自分が〝家族のこと〟を最後まであきらめなかったからこそ
そういう出来事が起こって
出来事を受け止めて
何がなんでも、自分を変えたい…と思うようになったんだな、と思います。
もし自分が、
家族のことなんて、どーでもいいと思っていたら
あの事件はただ苦しかっただけの、思い出になっていたでしょうからね。
結局は、自分の望みは
自分で引き寄せるんですね。
事件が起きたのが、２８の時で
今は、３７。
あれから、家族の仲は本当に良くなりました。
当時に比べたら、不満なことなど一つもありません。
だけど、人とは欲張りなもので
安定してくると、次のものが欲しくなってくるんですね
実は今、父と母のことを
「お父さん」
「お母さん」
と呼びたいのです。
頭の中に
マークを浮かべる人も、いるでしょうか？
私は、父・母のことを
「お父さん」
「お母さん」
と２０年以上も呼んでいないのです。
親父！ おふくろ！
とでさえ、呼んだことはありません。
話しかけるときは、名前を呼ばず
相手の前でいきなり要件を言うか
「ねぇ」 とか
「あのさ」 という枕詞をつかいます。
「ねぇ」 や 「あのさ」 を使えば、だいたい相手は振り向きますからね。
振り向いた時に要件を言えば、済むわけです。
だけど、そんな生活にも飽きてきてしまったんです
要件を伝えるには、足りているけれど
私は、父・母に
「お父さん」「お母さん」
と言いたい。
いつまでも、昔のことを引きずって
親のことを名前呼びしない習慣を
そろそろ止めてしまいたいんです。
そもそも
私が、親のことを呼ばなくなったのは
昔、親によって苦しめられていた時代
「お前らなんぞ、親とは思わねぇ」
と
固く心に誓いを立てたからでした。
実際に、心に立てたその誓いのおかげで
辛く、めちゃくちゃだった時代を、なんとか乗り越えることが出来たのですが
今はもう、あの時に心に立てた誓いは不要な訳です。
今はもう、実の親のことを
「お前らなんぞ、親とはおもわねぇ」
と思い込まなくても、
生きていくことができるほど、楽な環境を手に入れることが出来ているんです。
こんなに家族の仲が、よくなったのに
いまだに父・母のことを
「お父さん」「お母さん」「親父」「おふくろ」
と呼ばないのは、おかしい。
私はそう思うように、なってきてしまいました。
そんなの、すぐに言えばいーじゃん
「お父さん」「お母さん」くらい、すぐ言えるでしょ？
と思う人もいるだろうけれど
なかなか素直に、言えないんだこれが
だけどまぁ、自分のホンネに気づいてしまったので
近いうちに
「お父さん」
「お母さん」
言うことになると思います。
なるべく時間をかけずに、言ってやりたいですねー。
父・母が死んだ後にお墓の前で
「あなたたちが生きている間は、お父さんお母さんって呼んであげられなかったねー…ごめんね」
なんて、言いたくないですからね。
オープンカウンセリングってなに？
っていう方は、
こちらをクリックしてください。
かずちゃんのブログは、リンクフリー、リブログフリーです。
気兼ねなくどうぞ。
頂いたメッセージは、すべて読ませていただいてます！
ありがとう（＾ｖ＾）
メッセージは、当人に許可なくブログに乗せることがあります。
ご容赦ください
