ポーターのローカーボダイエット実践記 -36ページ目

TPPが日本の食に与える影響

私には、日本を代表する農業法人や、農業資材会社等に数名の知り合いがいます。


TPP加入に関して、新聞やTVではバケツをひっくり返したような話になっていますが、彼らから話を聞くと大分様相が異なっています。


日本の農家数は253万戸ありますが、内 「自給的農家」 つまり、自家消費や親せきに配る為だけに趣味的に農業をしている農家が90万戸もあります。


残りは「販売農家」と言われる農家ですが、農業が主たる収入となっている「主業農家」は僅か36万戸に過ぎません。


多くの農家は、副業的に農業をおこなっているサラリーマン家庭です。


欧米の農家1戸当たりの耕地面積を日本の耕地面積に当てはめると、日本の農業者は今の1/10の30万戸もあれば十分だとの研究結果があります。


ところが、将来高速道路が通ったり、工場が進出することによって農地が高値で売れることを期待する農家は決して土地を手放そうとはしません。果樹などをちょこんと栽培したり、JA任せでコメを作っている限りは土地にかかる税金も払わなくて済むので、農地の流動性は失われています。


日本農業の近代化、低コスト化には大規模化が必要だと言われるにも関わらず、やる気のある大規模農家に土地が集約できないのはこのためです。


TPPによって一気に海外の安い農作物が入ってくれば、やる気のない農家は淘汰される一方で、競争力を増した企業からの給与所得が増加すると考えられますから、兼業農家としては収支が合うはずだという見識者も多くいます。


競争力を増した企業が、工場や倉庫を増設することによって、農地が高値で売れて億単位のお金を手に入れてホクホクの農家もでてくるかもしれません。


従って、新聞やTVが言うように「250万戸の農家の多くが職を失ってしまう」というのはウソ。本当のところはそうした農家の「農業票」が獲得できなくなる国会議員や地方議員が一番困るということの様です。


ということでTPPが巻き起こす問題は、真剣に農業に取り組んでいる主業農家だけだと思って良いようです。


そして、そうした主業農家では、WTO、FTA進展による競争激化を見込んで、以前から低コストで低農薬な農業に取り組んでいるところも多いようです。


もちろん危機であることには違いないのですが、これを絶好のチャンスととらえている有能な農家もいるようです。


そして、なんと言っても我々消費者にとっては、海外から安くて低農薬な農産物が大量に入ってくればこんな嬉しい話はありません。


因みに、ある農業資材メーカーの社長さん曰く、「海外の農産物は安心できない。日本の農産物の方が安心だ」というのは実は大間違いだそうです。


欧米では、IPM(総合的病虫害管理)が相当定着しており、環境にも人体にも優しい低化学農薬農業が実現されつつあるのに対し、日本では欧米に比べて7倍もの農薬が使われ、かつ過大な窒素肥料の施肥により発癌物質の酸態窒素にひどく汚染されているそうです。


また、ローカーボ食イーターの我々にとって、豚肉や牛肉、そしてバターやチーズ等の乳製品も約半値程度で輸入が可能になるとのことですので、大歓迎すべきことです。


食糧自給率を心配する人も多いのですが、それなら僅か4%のエネルギー自給率の方を心配すべきでしょう。


ある学者は、万が一食糧が輸入できなくなっても、耕作放棄地を耕し、日本の総面積の6割を占める原野・山林を使って耕作すれば、なんの問題もない。そもそも、国際分業が進んでいる現代社会において、食糧自給率を心配しているのは世界中で日本だけだ と喝破しています。


世界に飢餓人口が10億人いて、食糧危機が来る。という説も全く根拠のない話だと言うことは、農業専門家なら皆知っていることです。あのアメリカでさえ飢餓人口が3千万人いることが示すように、あくまでも貧富格差問題、政治問題であり、世界の休耕地は全耕地面積の20%に及ぶ中で、食糧は供給過剰になっています。


我々一般人のみならずマスコミ各社もこうした現実を知らずして、あるいはそれを知りながら、農水省発表のプロパガンダを丸のみし洗脳され、または迎合してしまっているのではないかと思うのです。

巨大な糖尿病ビジネス

今日の新聞チラシに歯科医の宣伝チラシが入っていました。イケメンの医師の顔写真入りです。


治療方針や得意の技術領域の訴求もなしに、何故、作り笑顔の顔写真入りなのか? 私の頭は軋みます。


日本の国民医療費は30兆円。内、糖尿病に掛る金額は約2兆円です。うがった見方をすれば、巨大ビジネスです。


私が今通院しているクリニックでは、看護師の事前問診・栄養士による糖質制限食の指導が夫々20分ほどあり、さらにその指導は懇切丁寧かつ論理的であり、素人なりに代謝を勉強してきた私の質問にも本当にこと細かく答えてくれます。


しかし以前かかっていた医者では、内服薬の説明もおざなりで、診察時間も1分程度。


栄養士も、「ご飯は血糖値を上げませんよ」とか、「中華料理は避けてください」、「朝食は必ず摂ること」、「1日30品目摂りましょう」など、明確な論拠も説明せず、血糖値を間違いなく上げる旧来型の栄養指導をするだけ。


糖尿病や高血圧症などの生活習慣病で医師に掛ると、「特定疾患療養管理料」として225点の点数が付きます(金額にして2250円)。栄養士による指導料も加算されます。が、それに見合う診療や指導をしてもらった記憶は一度もありません。


糖尿病性腎症が悪化し人口透析を受けるようにになっていまうと、医療費は40万円程度に跳ね上がります(患者負担は1万円程度)。厚労省のデータでは、国民全体の透析代は、なんと1.3兆円にものぼるそうです。


製薬会社は、莫大な開発費の回収のために自社の薬の拡販を図ります。MRは医師の接待が主な仕事だとも言われます。


医師の自宅兼クリニックの多くは、坪単価100~150万円の○井ホーム。そのカタログには豪華な内装の施工例として語られています。そして、その駐車場にはベンツのEクラスやアウディーのA6クラスが収まっています。


もし、糖尿病・高脂血症・高血圧・肝機能障害の多くがローカーボ食で改善されることが多くの人に知られることになれば、多くの医院や製薬会社の売り上げはがた減りし、高級住宅メーカーや高級車ディーラーの売り上げにもそれなりの影響を与えることでしょう。

生活習慣病患者を増やしてきた日本の栄養学会・栄養行政関係者そして栄養士の多くも職を失うことでしょう。


調剤薬局制度ができた際には、その理由は 「患者の薬漬けを防止するため」 でした。


私達患者としては、そうは思いたくはないのですが、医学関係者の多くにとって、医療は金儲けが目的になっているのが現状なのです。


金儲けをするなとは決して言いません。私もお金を稼ぐために働き、あぶく銭欲しさに投資もしています。


でも、それが人の健康・命の犠牲の上に成り立って良いはずがありません。

ノクターン遺作 その2

今日はレッスン日でした。


難しかった右手3連符と左手の合わせですが、なんとなく感じが掴めてきました。まだまだスムースに弾けませんが、頭の中では拍が掴めてきました。


ノクターン遺作は弾き込めば弾き込むほど、鍵盤に想いが投影できる曲です。


レッスン前は恒例のおしゃべりが3分ほどあるのですが、私の先生の先生は神奈川県の○○とのこと。今でも時々、遙々神奈川までレッスンを受けに行かれるとのことです。


その場所を聞いてびっくり。私が以前住んでいた会社の社宅のすぐそば。


私  「ええっ!ひょっとしたらそこですれ違っていたかもしれないですね。あっ!でも年代が違うかな?」


先生 「そういえばお幾つなんですか?」


私  「54歳ですよ」


先生 「ええっ!私はてっきり45歳ぐらいだと思っていました」


新婚の先生は、私が思うように弾けない時でも、「ここが良かったですよ」 「大分曲想が表現できるようになりましたね」 と褒めてくれます。


入校時の申込書には年齢記入欄があったので、既に私の年齢は御存じのはず。


教育のコツは褒めて育てること。先生はピアノのテクニックのみならず、「歳だから・・・」が口癖の私を励ますつもりで仰って下さったのでしょう。


今日、先生に頼んでいた「ソルフェージュ3」が届きました。これで予習ができるので、レッスンの時に大汗をかかなくて済みそうです。


その本はピンク色でした。幼稚園児が使う可愛いピンク色のソルフェージュで勉強していると、本当に若返ることができるかも。