○○の活動を通じて学んだことは何ですか?
というのは面接の定番質問です。
面接官としては、その質問から、
あなたが得たことや仕事につながるような強みとなることは何か?
ということを知りたいと思っています。
また経験から、その人がどんなことに気づき、
成長できる人なのかという「成長性」についても知りたいと
考えています。
この問いについてはよく一緒に深めているのですが、
よくあるのが以下のベスト3ではないでしょうか。
・チームで協力して成し遂げることの大切さを学んだ
・相手の立場に立って考えることの大切さを学んだ
・目標に向かって粘り強く努力することの大切さを学んだ
これを聞くと「相手の立場に立つことが大切だっていうのは、
その出来事まで思っていなかったの?」と突っ込みたくなります。
その活動が終わった時に、振り返りをして学んだことについて
考える機会というのは少ないのかもしれません。
でも、せっかくなのでこれを機会にもう一歩突っ込んで考えてみては
いかがでしょうか。
わかったこと<できるようになったこと
ひとつの視点として、○○がわかった、知ったというだけでなく
できるようになった、自信がもてるようになったというレベルに
なったことを探すのはいいと思います。
BEFORE)
相手の立場に立つことの大切さが分かった
↓
AFTER)
相手との関係を徐々に近づけることの大切さがわかり、回数を重ねるたびに
相手と距離を近づけるよう行動できるようになった
どんなに忙しい時でも、予想外のことが起こっても、
お客様には感じよくふるまうことを徹底するというプロ意識を身につけた。
後輩に伝えるとするなら?
また別の視点として、まったく同じ立場になる後輩に
「先輩、うまくいくコツを教えてください!」と言われたら
「それはね・・・」と何を伝えるか?考えてみてはどうでしょうか。
きっともっと具体的になるはずです。
BEFORE)
チームでひとつのことを達成する大切さがわかった
↓
AFTER)
やってあげすぎもいけないが、メンバーに仕事を任せきりにするのではなく
マメに自分からコミュニケーションをとることが、モチベーション維持には大切だと
実感した。
仕事にあてはめてみる
具体的に学んだことがでてきたら、仕事にあてはめて考えてみます。
学んだことを応用して、仕事に活かせる部分はないか?
という視点をもつと、面接の質問で
「学んだことを仕事でどう活かしたいですか?」と聞かれても
答えられるようになります。
例)
御社の営業の仕事も、長くバイヤーと関わり、仕事をやり切る信頼と
可愛がられることが大切な仕事だと伺いましたので、
この年配の方との人間関係の築き方を活かしたいと思います。
例)
御社の営業の仕事も、長くバイヤーと関わり、仕事をやり切る信頼と
可愛がられることが大切な仕事だと伺いましたので、
この年配の方との人間関係の築き方を活かしたいと思います。
せっかく体験したこと、違った切り口で考えて整理してみてくださいね。
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